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公開番号
2024158497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073736
出願日
2023-04-27
発明の名称
液体吐出装置および液体吐出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】高品質な描画物を描画できるようにすること。
【解決手段】液体吐出装置は、液体を吐出する吐出ノズルと、吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、キャリッジ部を搬送する搬送部と、吐出ノズルを用いた描画物の描画を制御する制御部とを備え、制御部は、描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程とを実行し、外縁部描画工程において、外縁部より内側の領域から、外縁部の描画を開始する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出ノズルと、
前記吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、
前記キャリッジ部を搬送する搬送部と、
前記吐出ノズルを用いた描画物の描画を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、前記外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程とを実行し、
前記外縁部描画工程において、前記外縁部より内側の領域から、前記外縁部の描画を開始する
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記外縁部より内側の領域に前記外縁部を含む描画を行う際に、前記吐出ノズルから前記液体を不連続に吐出させる
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
液体を吐出する吐出ノズルと、
前記吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、
前記キャリッジ部を搬送する搬送部と、
前記吐出ノズルを用いた描画物の描画を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、前記外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程とを実行し、
前記外縁部描画工程において、前記外縁部より内側の領域で、前記外縁部の描画を終了する
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記外縁部より内側の領域に前記外縁部を含む描画を行う際に、前記吐出ノズルから前記液体を不連続に吐出させる
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
液体を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、前記キャリッジ部を搬送する搬送部と、を備えた液体吐出装置による液体吐出方法であって、
描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、
前記描画物の前記外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程と
を含み、
前記外縁部描画工程において、前記外縁部より内側の領域から、前記外縁部の描画を開始する
ことを特徴とする液体吐出方法。
【請求項6】
液体を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、前記キャリッジ部を搬送する搬送部と、を備えた液体吐出装置による液体吐出方法であって、
描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、
前記描画物の前記外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程と
を含み、
前記外縁部描画工程において、前記外縁部より内側の領域で、前記外縁部の描画を終了する
ことを特徴とする液体吐出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置および液体吐出方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、塗装品質を高める目的で、意匠面の外縁に沿って輪郭線を描画した後、外縁を除く内側部分である面状塗り部を描画する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1の技術では、輪郭線の描画の開始時と終了時に塗料の吐出が不安定になること(滴の直進性が悪い、摘サイズが変動する、サテライトが発生する等)により、高品質な描画物を描画することができない虞がある。
【0004】
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、高品質な描画物を描画できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る液体吐出装置は、液体を吐出する吐出ノズルと、吐出ノズルを保持するキャリッジ部と、キャリッジ部を搬送する搬送部と、吐出ノズルを用いた描画物の描画を制御する制御部とを備え、制御部は、描画物の外縁部を含む描画を行う外縁部描画工程と、外縁部よりも内側の部分を描画する内部描画工程とを実行し、外縁部描画工程において、外縁部より内側の領域から、外縁部の描画を開始する。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係る液体吐出装置によれば、高品質な描画物を描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る塗装装置の構成の一例を示す図
図1に示す塗装装置のA部の拡大図
一実施形態に係る塗装装置が備える制御部による処理の手順の一例を示すフローチャート
一実施形態に係る塗装装置による描画物の形成手順の一例を示す図
一実施形態に係る塗装装置による描画の一例(第1例)を示す図
一実施形態に係る塗装装置による描画の一例(第2例)を示す図
一実施形態に係る塗装装置による描画の一例(第3例)を示す図
一実施形態に係る塗装装置による描画の一例(第4例)を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
【0009】
(塗装装置100の構成)
図1は、一実施形態に係る塗装装置100の構成の一例を示す図である。図2は、図1に示す塗装装置100のA部の拡大図である。図1に示す塗装装置100は、「液体吐出装置」の一例であり、前方(Z軸正方向、図中矢印D方向)に配置される被描画物(図示省略)に向けて、塗料吐出部110を移動させながら、塗料吐出部110から塗料(「液体」の一例)を吐出することにより、被描画物に対して描画物を描画することができる。
【0010】
図1および図2に示すように、塗装装置100は、塗料吐出部110、キャリッジ部120、搬送部130、および制御部140を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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