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公開番号
2024158340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073467
出願日
2023-04-27
発明の名称
位置センサユニット
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
B66C
23/88 20060101AFI20241031BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】重機のアーム部の端部の位置を効率的かつ適切に特定するための位置センサユニットを提供する。
【解決手段】位置センサユニット20は、クレーンのジブの先端部材17の側面に設置される。この位置センサユニット20は、先端部材17の側面に取り付けられる第1取付板31と、アンテナA1を設けた第2取付板40と、第1取付板31に対して第2取付板40を回転可能に取り付ける回転軸とを備える。更に、位置センサユニット20は、着脱可能に取り付けるための磁石33と、第2取付板40に取り付けられアンテナA1に接続される受信機と、を備える。そして、アンテナA1の上端が上になるように、第2取付板40の重量配置を設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
重機のアーム部の先端の側面に取り付けられる位置センサユニットであって、
前記側面に取り付けられる取付固定部と、
位置を特定するために衛星からの信号を受信するアンテナを設けた可動部と、
前記取付固定部に対して前記可動部を回転可能に取り付ける回転軸と、
前記側面に着脱可能に取り付けるための磁石と、
前記アンテナに接続される受信機と、を備え、
前記アンテナの上端が上になるように、前記可動部の重量配置を設定することを特徴とする位置センサユニット。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記回転軸は、前記可動部に固定され、
前記取付固定部には、
前記回転軸の前記重機側の端部を回転可能に支持するベアリングと、
前記回転軸の中央部分を回転可能に支持するベアリングとが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の位置センサユニット。
【請求項3】
前記受信機は、前記可動部のボックスに内蔵されており、
前記アンテナと前記受信機を接続する電気線が、前記ボックスの下面に形成された孔を挿通していることを特徴とする請求項1に記載の位置センサユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、高い位置にあるクレーンのジブ等の重機のアーム部の先端の位置を把握する位置センサを備えた位置センサユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
工事現場におけるクレーン同士の近接を回避するために、クレーンの先端部の位置の把握や警報を行なうシステムが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。このクレーン近接警報システムは、クレーンの各ジブの先端部に装着したGPSアンテナと、各GPSアンテナの受信データに基づいて各ジブの先端部の位置を求める演算手段と、GPS補正情報を配信する配信サーバと、を備える。各演算手段は、GPSアンテナの受信データと配信サーバから配信されるGPS補正情報とに基づいて各ジブの先端部の位置を求める。そして、この求めた位置情報に基づいてジブ同士が接近したときに報知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-84336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工事現場のクレーン等の重機では、電線への接触や、工事現場外の飛び出しを抑制する必要がある。このために、重機のアーム部の先端の位置を特定している。
しかしながら、アンテナにおいて、衛星信号の受信状態が悪いと、正確な位置の特定が困難である。そこで、アンテナを障害物が少ないジブの最上端に設けることも想定できる。しかし、クレーンのジブの先端部は、クレーン作業によって角度が変わる。このため、角度によっては、衛星信号の取得が難しい場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する位置センサユニットは、重機のアーム部の先端の側面に設置される位置センサユニットであって、前記側面に取り付けられる取付固定部と、位置を特定するために衛星からの信号を受信するアンテナを設けた可動部と、前記取付固定部に対して前記可動部を回転可能に取り付ける回転軸と、前記側面に着脱可能に取り付けるための磁石と、前記アンテナに接続される受信機と、を備え、前記アンテナの上端が上になるように、前記可動部の重量配置を設定する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、重機のアーム部の端部の位置を効率的かつ適切に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の位置センサユニットを取り付けるクレーンの全体を示す斜視図である。
実施形態におけるクレーンのジブの先端に位置センサユニットを取り付けた状態の斜視図である。
実施形態の位置センサユニットの側面図である。
実施形態の位置センサユニットのボックスを開けた状態の正面図である。
実施形態の位置センサユニットを取り付けるクレーンの制御装置の構成を説明する説明図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態においてクレーンのジブの先端の動きに応じて位置センサユニットの動きを説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図7を用いて、位置センサユニットを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、重機としてのクレーンのジブ(アーム部)の先端の位置を特定するために用いる位置センサユニットを説明する。
【0009】
まず、図1を用いて、位置センサユニットの説明の前に、この位置センサユニットを取り付けるクレーン10の構成について説明する。
図1に示す本実施形態のクレーン10は、テレスコピック構造(伸縮構造)を備えたクローラクレーンである。このクレーン10は、ベースマシン11及びジブ15を備えている。ベースマシン11は、クローラ12を含む下部走行体と、操作室13を含む上部旋回体とを備える。
【0010】
上部旋回体には、箱型の長尺形状のジブ15の下端部及び起伏シリンダ16の下端部が回転可能に設けられる。起伏シリンダ16の上端部は、ジブ15の中央に取り付けられる。ジブ15の先端部には、伸縮構造が設けられているとともに、この伸縮構造よりも更に先端側には、先端部材17が設けられている。先端部材17には、フック18が吊り下げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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