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公開番号2024158026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072822
出願日2023-04-27
発明の名称車両の充電口構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/10 20060101AFI20241031BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】インレット周辺の被水状況を、充電コネクタ挿入前に解消可能とする。
【解決手段】リッド30は、トレイ10の開口12に対して縮小されている。シール部材40は、トレイ10の開口とリッド30との隙間をシールする。さらにシール部材40は、リッド30の、トレイ10の底面14と対向する裏面32から、当該底面14に向かって突出する。アーム50は、リッド30を枢支する。ガイド機構は、アーム50を移動させるガイド軌道を有する。アーム50の枢支軸C1に平行な、トレイ10の側面16には、リッド30及びシール部材40を収容する収容開口16Aが形成される。ガイド軌道は、第1ガイド溝19Aと第2ガイド溝19B軌道を備える。第1ガイド溝19Aは、トレイ10の深さ方向に延伸する。第2ガイド溝19Bは、第1ガイド溝19Aの、底面14に最近接する端部から、収容開口16Aに向かって延伸する
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
充電用のインレットが底面に配置されたトレイと、
前記トレイの開口に対して縮小されたリッドと、
前記リッドの周縁に配置され、前記トレイの開口と前記リッドとの隙間をシールし、さらに前記リッドの、前記トレイの前記底面と対向する裏面から当該底面に向かって突出する、弾性体からなるシール部材と、
前記リッドを枢支するアームと、
前記アームを移動させるガイド軌道を有するガイド機構と、
を備え、
前記アームの枢支軸に平行な、前記トレイの側面には、前記リッド及び前記シール部材を収容する収容開口が形成され、
前記ガイド軌道は、
前記トレイの深さ方向に延伸する第1ガイド軌道と、
前記第1ガイド軌道の、前記底面に最近接する端部から、前記収容開口に向かって延伸する第2ガイド軌道と、
を備える、車両の充電口構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書では、車両の充電口構造が開示される。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
プラグインハイブリッド車両や電気自動車には、充電口が設けられる。例えば特許文献1には、車体の横側に凹部が設けられる。この凹部に充電用のインレットが配置される。インレットには充電コネクタが差し込まれる。また、凹部はリッドで閉止される。リッドによって、凹部内への水の浸入が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-110700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、充電口をリッドで塞ぐ場合に、例えば高圧洗浄時にリッドと凹部の隙間から水が浸入するおそれがある。そこで本明細書では、インレット周辺の被水状況を、充電コネクタ挿入前に解消可能な、車両の充電口構造が開示される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書では、車両の充電口構造が開示される。この充電口構造は、トレイ、リッド、シール部材、アーム、及びガイド機構を備える。トレイは充電用のインレットが底面に配置される。リッドは、トレイの開口に対して縮小されている。シール部材は、リッドの周縁に配置される。またシール部材は、トレイの開口とリッドとの隙間をシールする。さらにシール部材は、リッドの、トレイの底面と対向する裏面から、当該底面に向かって突出する。またシール部材は弾性体からなる。アームは、リッドを枢支する。ガイド機構は、アームを移動させるガイド軌道を有する。アームの枢支軸に平行な、トレイの側面には、リッド及びシール部材を収容する収容開口が形成される。ガイド軌道は、第1ガイド軌道と第2ガイド軌道を備える。第1ガイド軌道は、トレイの深さ方向に延伸する。第2ガイド軌道は、第1ガイド軌道の、トレイ底面に最近接する端部から、収容開口に向かって延伸する。
【0006】
上記構成によれば、リッド及びシール部材は、トレイ内に入り込むようにして、アーム周りに回動する。さらに第1ガイド軌道によってアームがトレイの底面寄りにガイドされることで、シール部材の一部がトレイの底面に当接可能となる。さらにアームが第2ガイド軌道に沿って移動することで、シール部材の一部はトレイの底面を摺動する。仮に、インレットの周辺に水滴があったとしても、シール部材の摺動によって当該水滴が拭き取られる。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示される、車両の充電口構造は、インレット周辺の被水状況を、充電コネクタ挿入前に解消可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る、車両の充電口構造を例示する分解斜視図である。
図1のA-A断面図であって、充電口の開放プロセス(1/2)を説明する図である。
図1のA-A断面図であって、充電口の開放プロセス(2/2)を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施形態に係る、車両の充電口構造が図面を用いて説明される。以下で説明する形状、材料、個数、及び数値は、説明のための例示であって、充電口構造の仕様に応じて適宜変更することができる。また以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号が付される。
【0010】
また図1-図3では、各構成の位置や方向を表すために、FR軸、LH軸、及びUP軸からなる直交座標系が用いられる。FR軸は車両前方を正方向とする車両前後方向軸である。LHは車両左側を正方向とする車幅方向軸である。UP軸は上方を正方向とする車両上下方向軸である。
(【0011】以降は省略されています)

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