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公開番号2024099472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023194195
出願日2023-11-15
発明の名称自転車荷台への搭載物の取付構造
出願人個人
代理人
主分類B62J 7/08 20060101AFI20240718BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】
荷物かごの荷台への取付けは固定式か、かご側に取付具が装着された着脱式で、荷台取付けの用途に限定されていた。家庭用かごなどの一般の荷物かごに取付具など何も付けずに荷台に着脱できるようにすることが課題である。
【解決手段】
荷台に中継台を載せて、その前方と後方で連結手段で連結し、中継台の前後左右の縁の近くに垂直支持部と、それに連動または一体の水平支持部を中継台に保持するように備え、前後左右の方向に位置調整できるように構成する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
自転車の荷台にかごなどの荷台搭載物を着脱するための取付構造であって、
中継台を荷台に載せて、中継台の前面下方または下面前方で少なくとも1つの連結手段、下面後方で少なくとも1つの連結手段によって中継台と荷台が連結され、
中継台の前後左右の縁の近くにほぼ垂直の垂直支持部を備え、その1つ以上に個々に対応して、垂直支持部に連結または一体の水平支持部を中継台に保持するようにして備え、前後左右の各方向の内の少なくとも一方向が位置調整できるように水平支持部と中継台の間で位置調整部を備え、
前後左右の四方の垂直支持部に囲まれた位置である中継台の上面に荷台搭載物を置いて、水平支持部、垂直支持部を位置調整して荷台搭載物の前後左右側面を垂直支持部が囲むようにして荷台搭載物を安定に保持するように作用することを特徴とする自転車荷台への搭載物取付構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1において、先端が引掛け部付きまたは雌雄結合形コネクター付きの結合手段を有し、長さ調整可能なベルトまたは紐、ワイヤを
少なくとも前後の各垂直支持部で、あるいは左右の各垂直支持部で上方に向けて取付けてベルトまたは紐、ワイヤの長さを調整しながら荷台搭載物の前後あるいは左右の側面穴部や上端に引掛けたり、少なくとも前後のベルトまたは紐、ワイヤどうしを、あるいは左右のベルトまたは紐、ワイヤどうしを荷台搭載物の上側や横側で雌雄結合して荷台搭載物を保持するか、
または、少なくとも1つの前記ベルトまたは紐、ワイヤを
前後左右の垂直支持部で保持するか中継通過させて荷台搭載物の前後左右の側面を囲むように配置し、ベルトまたは紐、ワイヤの長さを調整しながらベルトまたは紐、ワイヤ先端の引掛け部を垂直支持部に引掛けたり、ベルトまたは紐、ワイヤ先端の雌雄結合形コネクターどうしを結合したり、ベルトまたは紐、ワイヤどうしの重なり部分で結合手段で結合して荷台搭載物を保持するか、
または、前後左右の垂直支持部の穴部や丸鋼などの引掛け部分とそれと間近にある荷台搭載物の穴部や丸鋼などの引掛け部分どうしを連結具で連結して荷台搭載物を保持する、
ように作用することを特徴とする自転車荷台への搭載物取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、寸法の異なる家庭用かごや一般の荷物かごなど荷台搭載物をそのままでかつ簡単に自転車の荷台に着脱する構造に関するものである。以下“家庭用かごや荷物かごなど荷台搭載物”を“荷物かご”で代表して表記する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
図1の従来例1は、市販されている荷物かごの取付構造である。荷物かご2を荷台1の上に置き、荷台の前方と後方でそれぞれ荷台の下方から雌ネジ穴を有する概ね平板の棒22を当て、荷物かごに設けた穴(長穴)31cにネジを通して荷台枠を挟むようにしてネジ締めで固定するものであって、荷物かごを容易に着脱することができない。また荷物かごは穴(長穴)31cの位置や寸法が特定の専用品である。
【0003】
図2、図3の従来例2(特許文献1の図2、図3に記載)の取付構造は全ての取付具(連結手段)21、23が荷物かご2側に装着され、荷物かごを荷台1に容易に着脱できるものである。荷物かごを取外した荷台には何も残らないので、荷台を他の用途にすぐ使用でき、また他の自転車の荷台に形状寸法が合えば、すぐに荷物かごを付替えできる。
【0004】
この荷物かご2は、その前面下方に可動枠形連結手段23を備え、下面後方の左右に差込み形連結手段21を備えている。可動枠形連結手段は可動枠23aと取付板(板部)23dとバネ(付勢部)23cで構成されており、2つの差込み形連結手段を荷台1の第2枠部(後方横枠)1bに後方から前方に向けて差込んだ後、前面の連結手段の可動枠の引掛け部23bをばねによる弾性付勢力に抗して前方に引きながら、荷台の第1枠部(前方横枠)1aに引掛け可能なところまで移動し、付勢状態のまま第1枠部に引掛けて荷物かごを荷台1に取付ける。
【0005】
荷台1の第2枠部1bに差込まれる差込み形連結手段21については、荷台の第1枠部1aと第2枠部の前後の間隔の違いや荷台内枠1dと外枠1cの左右の幅や間隔の違いに対応できるよう、図2では荷物かご下面の取付穴が前後方向の長穴31bになっていてそれが左右の連結手段のそれぞれに対して左右に複数設けられていたり、図3では荷物かご下面の取付穴が左右方向の長穴31bになっていてそれが前後に複数設けられていて、連結手段21の前後左右の取付位置が調整できるようになっている。
この図2、図3の従来例2の荷物かごは荷台から容易に着脱できるが、連結手段が荷物かごに取付けてあるため、直ぐに他の用途に使用し難い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特願2018-99516
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来例1の荷物かごの荷台への取付けは平板棒による完全固定式であって、荷物かごを容易に着脱できないという問題がある。従来例2の取付構造では荷物かごを容易に着脱できるが、連結手段が取付けてあるため荷物かごを直ぐに他の用途に使用し難いという問題がある。またいずれの取付構造の場合も、家庭用かごなどの一般の荷物かごを直ぐに取付けられるものではない。
【0008】
本発明はこれらの問題を解決するもので、家庭用かごや一般の荷物かごをそのままで簡単に手早く荷台に着脱でき、取外したかごを直ぐに他の用途に利用でき、また寸法の異なる別のかごをも直ぐに荷台に着脱できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
部品符号は実施例1の符号で代表して記述する。
【0010】
請求項1の発明の構成上の特徴と作用効果を示す。
自転車の荷台に荷物かごを着脱するための取付構造であって、中継台3を荷台1に載せて中継台の前面下方または下面前方で少なくとも1つの連結手段、下面後方で少なくとも1つの連結手段によって中継台と荷台が連結され、
中継台の前後左右の縁の近くにほぼ垂直の垂直支持部41を備え、その1つ以上に個々に対応して、垂直支持部に連結または一体の水平支持部42を中継台に保持するようにして備え、前後左右の各方向の内の少なくとも一方向が位置調整できるように水平支持部と中継台の間で位置調整部43を備え、
前後左右の四方の垂直支持部に囲まれた位置である中継台の上面に荷物かごを置いて、水平支持部、垂直支持部を位置調整して荷物かごの前後左右側面を垂直支持部が囲むようにして荷物かごを安定に保持するように作用する。
(【0011】以降は省略されています)

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