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公開番号2024155235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069812
出願日2023-04-21
発明の名称電装部品支持部材
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62J 11/00 20200101AFI20241024BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】部品点数を増加させずに、電装部品とコネクタとを一部品で固定できる電装部品支持部材を提供する。
【解決手段】電装部品支持部材は、電装部品(35)を、本体(10)に固定するための電装部品支持部材であって、前記電装部品(35)の周囲を囲む収納部分(50)と、前記本体(10)に設けられた支持部材(33g、33h)を挿入することで前記本体(10)に固定可能な開口部分(57a、58a)と、を有し、前記本体(10)から延伸するコネクタ(46)を支持するコネクタ支持部(60)を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電装部品(35)を、本体(10)に固定するための電装部品支持部材であって、
前記電装部品(35)の周囲を囲む収納部分(50)と、前記本体(10)に設けられた支持部材(33g、33h)を挿入することで前記本体(10)に固定可能な開口部分(57a、58a)と、を有し、
前記本体(10)から延伸するコネクタ(46)を支持するコネクタ支持部(60)を有することを特徴とする電装部品支持部材。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記収納部分(50)と前記コネクタ支持部(60)との間に前記開口部分(57a、58a)があることを特徴とする請求項1に記載の電装部品支持部材。
【請求項3】
前記開口部分(57a、58a)は長孔形状を有し、前記開口部分(57a、58a)の長辺の延伸方向と前記コネクタ(46)の挿入方向が同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の電装部品支持部材。
【請求項4】
前記コネクタ支持部(60)の前記コネクタ(46)の挿入方向における長さ(L3)は、前記長辺の長さ(L1)よりも短いことを特徴とする請求項3に記載の電装部品支持部材。
【請求項5】
前記長辺の途中に前記コネクタ(46)の挿入口(S2a)の端部が位置することを特徴とする請求項3に記載の電装部品支持部材。
【請求項6】
前記本体は車両(10)であり、前記コネクタ支持部(60)は、前記車両(10)の進行方向後方から前記コネクタ(46)を挿入可能な構造であり、前記車両(10)の進行方向前方は塞がれていることを特徴とする請求項1または2に記載の電装部品支持部材。
【請求項7】
前記開口部分(57a、58a)の下に前記コネクタ支持部(60)が位置することを特徴とする請求項2に記載の電装部品支持部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電装部品支持部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電装部品を、鞍乗り型車両などの本体に固定するための電装部品支持部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電装部品としての盗難防止装置を電装品取付け装置によりシートフレームに取り付ける構成が記載されている。特許文献1の電装品取付け装置は、盗難防止装置を包む弾性部材で構成された電装品カバーと、電装品カバーを車両に取り付けるための取付け部と、を有し、盗難防止装置のみが収納可能に構成されている。よって、特許文献1に記載の技術では、盗難防止装置のみが電装部品取付装置によりシートフレームに取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5341659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電装部品が固定される本体には、所定の状況でしか使用されないコネクタを備える場合がある。このようなコネクタは、固定しようとすると部品点数が増えるため、常時は使用されないために、特段の手当てをすることなく、そのままの固定されない状態で配置され易いという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を増加させずに、電装部品とコネクタとを一部品で固定できる電装部品支持部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電装部品支持部材は、電装部品を、本体に固定するための電装部品支持部材であって、前記電装部品の周囲を囲む収納部分と、前記本体に設けられた支持部材を挿入することで前記本体に固定可能な開口部分と、を有し、前記本体から延伸するコネクタを支持するコネクタ支持部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
部品点数を増加させずに、電装部品とコネクタとを一部品で固定できる電装部品支持部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
サイドカバーが取り外された鞍乗り型車両の要部の左側面図である。
サイドカバーが取り外された鞍乗り型車両の要部の左後方からの斜視図である。
電装支持ラバーの斜視図である。
電装支持ラバーの左側面図である。
電装支持ラバーの正面図である。
電装支持ラバーの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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