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公開番号
2024154787
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068847
出願日
2023-04-19
発明の名称
コラムホールカバー
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
1/16 20060101AFI20241024BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ピニオンシャフトとの間の隙間を確保しつつ、遮音性能を向上できるコラムホールカバーを実現する。
【解決手段】コラムホールカバーは、車両のダッシュパネル14に固定され、ステアリングによって駆動されるピニオンシャフト12が挿通されるコラムホール16を覆うコラムホールカバー18であって、上壁20および側壁22を有する円筒形状であり、前記上壁20の略中央に前記ピニオンシャフト12の挿通孔24が設けられ、側壁22の内周面は、くさび形の突起が連続して形成された凹凸形状であり、前記上壁20の前記ピニオンシャフト12に対向する面は、先端が上下方向において分岐した形状である、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のダッシュパネルに固定され、ステアリングによって駆動されるピニオンシャフトが挿通されるコラムホールを覆うコラムホールカバーであって、
上壁および側壁を有する円筒形状であり、前記上壁の略中央に前記ピニオンシャフトの挿通孔が設けられ、
側壁の内周面は、くさび形の突起が連続して形成された凹凸形状であり、
前記上壁の前記ピニオンシャフトに対向する面は、先端が上下方向において分岐した形状である、
ことを特徴とするコラムホールカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のダッシュパネルに固定され、ピニオンシャフトが挿通されるコラムホールを覆うコラムホールカバーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のフロントコンパートメントと車室内との間は、ダッシュパネルによって区画されている。ダッシュパネルには複数のホールが設けられており、その中の1つにステアリング装置の一部であるピニオンシャフトが挿通されるコラムホールがある。当該コラムホールは、騒音の発生源であるモータやタイヤからの音の進入部位となる。そこで、騒音対策のために、カバー部材であるコラムホールカバーによってコラムホールが覆われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、車室外空間から車室内空間への透過音の進入を低減する車両用ホールカバーが開示されている。このホールカバーの内部には、閉じ込み空間が形成されており、当該閉じ込み空間により、車室外空間と車室内空間との間は一重ではなく二重に仕切られている。かかる二重壁構造ともいえる閉じ込み空間が介在する構成によって、特許文献1のホールカバーは、より効果的に透過音を低減できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-311339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、コラムホールカバーと、コラムホールカバーで覆われているピニオンシャフトとの隙間から、モータ音やロードノイズなどが透過し車室内に騒音が進入することがある。すなわち、コラムホールカバーの遮音性能においては、当該隙間が弱点となり得る。その一方で、コラムホールカバーとピニオンシャフトとの間に隙間が無い場合には、当該間が摩耗する、ステアリング操舵力が悪化するなどの問題が発生し得る。したがって、設計上、コラムホールカバーとピニオンシャフトとの間には隙間が必要なため、隙間があっても遮音性能を向上させられる対策が必要である。
【0006】
また、上記のような騒音への対策として、さまざまなコラムホールカバーの形状が開示されているが、例えば、遮音性能の向上の効果が一部にしか及ばず弱点部位が残るような形状もある。さらに、成形が可能な範囲内での形状の工夫も必要である。
【0007】
そこで、本明細書では、ピニオンシャフトとの間の隙間を確保しつつ、弱点部位などを残さずに遮音性能を向上できるコラムホールカバーを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示するコラムホールカバーは、車両のダッシュパネルに固定され、ステアリングによって駆動されるピニオンシャフトが挿通されるコラムホールを覆うコラムホールカバーであって、上壁および側壁を有する円筒形状であり、前記上壁の略中央に前記ピニオンシャフトの挿通孔が設けられ、側壁の内周面は、くさび形の突起が連続して形成された凹凸形状であり、前記上壁の前記ピニオンシャフトに対向する面は、先端が上下方向において分岐した形状である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本明細書で開示のコラムホールカバーによれば、側壁の内周面の形状および上壁のピニオンシャフトに対向する面の形状により、コラムホールカバー内で音を減衰させることができる。その結果、ダッシュパネルを通って車室内に進入する騒音が低減される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ステアリング装置とコラムホールカバーを模式的に示す部分断面図である。
コラムホールカバーの平面図と、そのA-A断面図である。
コラムホールカバー内での音の伝達経路のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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