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公開番号2024152393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066557
出願日2023-04-14
発明の名称カート
出願人株式会社椿本チエイン
代理人個人,個人
主分類B62B 3/02 20060101AFI20241018BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】コンパクトとなるように折り畳むことのできるカートを提供する
【解決手段】カート1は、荷物が載置される載置部10と、載置部に設けられ、その先端に車輪24,45を備えた一対の前脚部20及び一対の後脚部とを有し、カートとして使用される使用状態から前記一対の前脚部及び前記一対の後脚部が連動して折り畳まれて前記載置部上面よりも下に収納される収納状態に移行可能である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
荷物が載置される載置部と、
前記載置部に設けられ、その先端に車輪を備えた一対の前脚部及び一対の後脚部とを有し、
カートとして使用される使用状態から前記一対の前脚部及び前記一対の後脚部が連動して折り畳まれて前記載置部上面よりも下に収納される収納状態に移行可能であることを特徴とするカート。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記一対の前脚部は、前記載置部の前端部下方に、使用状態における使用位置から、前記収納状態における収納位置まで回動可能に接続され
前記一対の後脚部は、それぞれ上部後脚部と下部後脚部とからなり、
上部後脚部は、その一端が前記載置部の後端部下方に前記使用位置から前記収納位置まで回動可能に接続され、その他端に前記下部後脚部が前記使用位置から前記収納位置まで回動可能に接続され、
前記前脚部と、前記下部後脚部との間には、前記前脚部の回動に前記下部後脚部が連動するように接続された接続部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のカート。
【請求項3】
前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、前記使用状態においては回動が規制され、前記収納状態に移行する際に回動可能となるように接続されていることを特徴とする請求項2記載のカート。
【請求項4】
前記載置部の前端部下方には、前記前脚部の前側上方への回動を規制する前側規制部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のカート。
【請求項5】
前記載置部の後端部下方には、前記後脚部の後ろ側下方への回動を規制する後側規制部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のカート。
【請求項6】
前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、それぞれ使用状態における水平方向に延設された延設部と、各延設部に設けられた開口と、両開口に挿入される挿入部材とを備え、
前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、前記両開口に挿入部材が挿入されることで前記使用状態においては回動が規制され、前記収納状態に移行する際に回動可能となるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のカート。
【請求項7】
前記接続部は、一端が前脚部に回動可能に接続された上部接続部と、当該上部接続部の他端にその一端が回動可能に接続され、かつその他端が前記下部後脚部に回動可能に接続された下部接続部とからなることを特徴とする請求項2記載のカート。
【請求項8】
前記下部接続部が、一対の側壁と当該側壁間に介設された底壁とからなり、
前記底壁が使用状態において水平になるように設けられたことを特徴とする請求項7記載のカート。
【請求項9】
前記前脚部は、前記載置部の底面に向かって後方上部に回動されるように構成されたことを特徴とする請求項2記載のカート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カートに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、走行車両の荷台に乗せることができる折り畳み機構を有するショッピングカートの需要が高まってきている。例えば、特許文献1では、バスケットと、各々が下端部に車輪を有する前脚と、各々が下端部に車輪を有する、後脚とを備え、前脚は、伸長位置から、バスケットの側壁それぞれの外側に隣接して位置された、折り畳み位置まで回転可能であり、後脚は、伸長位置から、バスケットの上縁部に隣接し、かつ上方に位置された、折り畳み位置まで回転可能であるように構成されたショッピングカートが開示されている。当該ショッピングカートでは、前後の脚は、係止部材によって伸長位置に保たれており、折り畳み時には、ショッピングカートのハンドルを引くことによって、ハンドル内部に設けられたアクチュエータにより係止部材が移動して、前後の脚が折り畳み位置に移動する。ショッピングカートは、折り畳まれた状態で自動車の荷台に載置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-507885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたショッピングカートでは、バスケットの上方に前脚が折り畳まれることから、折り畳まれた状態ではコンパクトに収納することができないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コンパクトとなるように折り畳むことのできるカートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカートは、荷物が載置される載置部と、前記載置部に設けられ、その先端に車輪を備えた一対の前脚部及び一対の後脚部とを有し、カートとして使用される使用状態から前記一対の前脚部及び前記一対の後脚部が連動して折り畳まれて前記載置部上面よりも下に収納される収納状態に移行可能であることを特徴とする。
本発明のカートでは、カートとして使用される使用状態から前記一対の前脚部及び前記一対の後脚部が連動して折り畳まれて前記載置部上面よりも下に収納される収納状態に移行可能であることで、簡易な構成で折り畳まれた状態においてもコンパクトとなるように折り畳むことのできるカートを構成することが可能である。
【0007】
前記一対の前脚部は、前記載置部の前端部下方に、使用状態における使用位置から、前記収納状態における収納位置まで回動可能に接続され、前記一対の後脚部は、それぞれ上部後脚部と下部後脚部とからなり、上部後脚部は、その一端が前記載置部の後端部下方に前記使用位置から前記収納位置まで回動可能に接続され、その他端に前記下部後脚部が前記使用位置から前記収納位置まで回動可能に接続され、前記前脚部と、前記下部後脚部との間には、前記前脚部の回動に前記下部後脚部が連動するように接続された接続部が設けられていることが好ましい。前記前脚部と、前記下部後脚部との間に前記前脚部の回動に前記下部後脚部が連動するように接続された接続部が設けられており、前脚部を回動させることで下部後脚部及びこれに回動可能に接続された上部後脚部が連動して収納位置に移動することで、アクチュエータ等を用いることなく簡易な構成で脚を収納状態とすることができる。そして、前記前脚部が回動すれば一連の動作が始まることから、例えば自転車の荷台にカートを載置する場合には、荷台にカートを摺動させれば前脚部を回動させることができ、荷台にカートを載置しながら収納状態とすることができるので、荷台に乗せる前に折り畳み動作を行う必要がない。
【0008】
前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、前記使用状態においては回動が規制され、前記収納状態に移行する際に回動可能となるように接続されていることが好ましい。具体的には、前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、それぞれ使用状態における水平方向に延設された延設部と、各延設部に設けられた開口と、両開口に挿入される挿入部材とを備え、前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端とは、前記両開口に挿入部材が挿入されることで前記使用状態においては回動が規制され、前記収納状態に移行する際に回動可能となるように構成されていることが挙げられる。使用状態と収納状態とを切り替えるために特別な構成を設けることなく、前記上部後脚部の他端と、前記下部後脚部の一端の回動を可能/不可能とで切り替えることで、簡易な構成とすることができる。そして、前記使用状態においては回動が規制され、前記収納状態に移行する際に回動可能となることで、使用状態では載置部が安定してその姿勢を保持することができ、かつ、使用状態から収納状態にスムーズに移行することができる。この場合に、挿入部材を用いることで、より簡易にカートを構成することができる。
【0009】
前記載置部の前端部下方には、前記前脚部の前側上方への回動を規制する前側規制部が設けられていることが好ましく、前記載置部の後端部下方には、前記後脚部の後ろ側下方への回動を規制する後側規制部が設けられていることが好ましい。このように規制部が設けられていることで、脚の動きが規制され、リンク機構が正しく機能するとともに、安定してカートを使用することができる。
【0010】
前記接続部は、一端が前脚部に回動可能に接続された上部接続部と、当該上部接続部の他端にその一端が回動可能に接続され、かつその他端が前記下部後脚部に回動可能に接続された下部接続部とからなることが好ましい。このように構成されていることで、簡易に所望の動作を行う接続部を構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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