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公開番号
2024149638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2024125982,2022199637
出願日
2024-08-01,2019-07-12
発明の名称
カメラボディ
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20241010BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】振れ補正の効果を向上可能なカメラボディを提供する。
【解決手段】本発明のカメラボディ2は、レンズを備え、被写体像を形成するカメラアクセサリが取り付け可能なカメラボディ2であって、前記カメラアクセサリ3との間で情報を送受信する第1通信部240aと、前記カメラアクセサリ3から情報を受信する第2通信部240bと、を備え、前記第1通信部240aは、前記カメラアクセサリ3と前記カメラボディ2とで振れを補正する際の振れ補正の分担割合を示す情報を前記カメラアクセサリ3へ送信し、前記第2通信部240bは、前記レンズの位置に関する情報を前記カメラアクセサリ3から受信し、前記第2通信部240bの通信開始の指示は、前記第1通信部240aで通信される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
レンズを備え、被写体像を形成するカメラアクセサリが取り付け可能なカメラボディであって、
前記カメラアクセサリとの間で情報を送受信する第1通信部と、
前記カメラアクセサリから情報を受信する第2通信部と、
を備え、
前記第1通信部は、前記カメラアクセサリと前記カメラボディとで振れを補正する際の振れ補正の分担割合を示す情報を前記カメラアクセサリへ送信し、
前記第2通信部は、前記レンズの位置に関する情報を前記カメラアクセサリから受信し、
前記第2通信部の通信開始の指示は、前記第1通信部で通信されるカメラボディ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラボディに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
振れ補正装置を備える交換レンズが知られている(特許文献1参照)。しかしながら、振れ補正装置を備える交換レンズを振れ補正装置を備えるカメラボディに装着する場合、交換レンズとカメラボディとの振れ補正の協働が問題となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-38461号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1の態様のカメラボディは、レンズを備え、被写体像を形成するカメラアクセサリが取り付け可能なカメラボディであって、前記カメラアクセサリとの間で情報を送受信する第1通信部と、前記カメラアクセサリから情報を受信する第2通信部と、を備え、前記第1通信部は、前記カメラアクセサリと前記カメラボディとで振れを補正する際の振れ補正の分担割合を示す情報を前記カメラアクセサリへ送信し、前記第2通信部は、前記レンズの位置に関する情報を前記カメラアクセサリから受信し、前記第2通信部の通信開始の指示は、前記第1通信部で通信される構成とした。
【図面の簡単な説明】
【0005】
カメラシステムの要部構成を説明するブロック図である。
コマンドデータ通信とホットライン通信を例示するタイミングチャートである。
RDY信号、CLK信号、DATAB信号、DATAL信号のタイミングを例示する図である。
HCLK信号とHDATA信号のタイミングを例示する図である。
第2データ92に含まれる情報を説明する図である。
レンズ側制御部330による振れ補正レンズ361bの駆動量の算出を説明する図である。
第2判定部336の動作を示す図である。
角度振れについてのトータル振れ状態とカットオフ周波数fcωと第1補正率Gω1の関係を示す図である。
静止画/動画防振と、シャッター速度と、第2補正率との関係を示す図である。
静止画/動画防振と防振モードとカットオフ周波数fc_inteωの関係を示す図である。
並進振れについてのトータル振れ状態とカットオフ周波数fcαと第1補正率Gα1の関係を示す図である。
静止画/動画防振と防振モードとカットオフ周波数fc_inteαの関係を示す図である。
動画撮影を行う場合の振れ補正の状態を示すタイミングチャートである。
静止画撮影を行う場合の振れ補正の状態を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、カメラシステム1の要部構成を説明するブロック図である。本実施形態のカメラシステム1は、カメラボディ2に交換レンズ3が着脱可能に装着されている。図1において交換レンズ3の光軸Oと、光軸Oと交差する面内におけるX軸方向とY軸方向とを、それぞれ線で示す。
【0007】
<カメラボディ>
カメラボディ2は、ボディ側制御部230、ボディ側通信部240、電源部250、撮像素子260、センサ駆動部265、信号処理部270、操作部材280、振れセンサ290および表示部285を有する。ボディ側制御部230は、ボディ側通信部240、電源部250、撮像素子260、センサ駆動部265、信号処理部270、操作部材280および振れセンサ290と接続される。
【0008】
ボディ側通信部240は、交換レンズ3のレンズ側通信部340との間で所定の通信を行う。ボディ側通信部240は、ボディ側制御部230に信号を送信する。ボディ側通信部240は、ボディ側第1通信部240aと、ボディ側第2通信部240bとを含む。ボディ側第1通信部240aは交換レンズ3と後述のコマンドデータ通信を行い、ボディ側第2通信部240bは交換レンズ3と後述のホットライン通信を行う。
【0009】
ボディ側第1通信部240aは後述のボディ側第1制御部230aと接続され、コマンドデータ通信でカメラボディ2と交換レンズ3との間で送受信される情報は、ボディ側第1制御部230aにより出力または入力される。ボディ側第2通信部240bはボディ側第1制御部230aおよび後述のボディ側第2制御部230bと接続され、ホットライン通信で交換レンズ3からカメラボディ2に送信される情報は、ボディ側第1制御部230aおよびボディ側第2制御部230bに送信される。
【0010】
電源部250は、不図示の電池の電圧をカメラシステム1の各部で使用される電圧に変換し、カメラボディ2の各部、および、交換レンズ3へ供給する。電源部250は、ボディ側制御部230の指示により、給電先ごとに給電のオンとオフとを切換え可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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