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公開番号2024146995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059742
出願日2023-04-03
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着器を着脱する場合に定着器を駆動させるギヤと駆動力を伝達するギヤが干渉するのを抑制すること。
【解決手段】画像形成装置は、第1駆動ギヤR1と、定着器80とを備える。第1駆動ギヤR1は、第1軸1Xを中心に回転可能である。定着器80は、第1入力ギヤR2と、定着フレーム83と、第1シャフト130とを有する。第1入力ギヤR2は、第2軸2Xを中心に回転可能である。第1入力ギヤR2は、装着位置で第1駆動ギヤR1と噛み合う。定着器80は、装着方向に移動して本体筐体内に進入する第1工程と、第1工程の後、第1シャフト130を中心に回動することで装着位置まで回動し、第1入力ギヤR2が第1駆動ギヤR1と噛み合う位置まで回動する第2工程と、を経て本体筐体10に装着される。定着器80が装着位置に装着された場合、軸方向から見て、第1シャフト130は、第1軸1Xと第2軸2Xとを通る直線L1上に位置する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
本体筐体と、
前記本体筐体に支持され、軸方向に延びる第1軸を中心に回転可能な第1駆動ギヤと、
前記本体筐体の装着位置に装着可能な定着器であり、シートに形成された現像剤像を熱定着する定着器であって、ヒータを有する加熱部材と、前記加熱部材との間でシートをニップする加圧部材と、前記軸方向に延びる第2軸を中心に回転可能な第1入力ギヤであって、前記定着器が前記装着位置に位置する場合に前記第1駆動ギヤと噛み合い、前記加熱部材および前記加圧部材の少なくとも一方を回転させるための第1入力ギヤと、前記加熱部材および前記加圧部材を支持する定着フレームと、前記軸方向に延びる第1シャフトと、を有する定着器と、を備え、
前記定着器は、前記定着器が装着される装着方向に移動して前記本体筐体内に進入する第1工程と、前記第1工程の後、シャフトを中心に回動することで前記装着位置まで回動する第2工程であって、前記第1入力ギヤが前記第1駆動ギヤと噛み合う位置まで回動する第2工程と、を経て前記本体筐体に装着され、
前記定着器が前記装着位置に装着された場合、前記軸方向から見て、前記第1シャフトは、前記第1軸と前記第2軸とを通る直線上に位置することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記本体筐体に支持され、前記軸方向に延びる第3軸を中心に回転可能な第2駆動ギヤをさらに備え、
前記定着器は、
前記加熱部材と前記加圧部材の少なくとも一方を動かして、シートをニップするニップ圧を変更する回転カムと、
前記軸方向に延びる第4軸を中心に回転可能な第2入力ギヤであって、前記第2駆動ギヤと噛み合い、前記回転カムを回転させるための第2入力ギヤと、を有し、
前記定着器が前記装着位置に装着された場合、前記軸方向から見て、前記第1シャフトは、前記第3軸と前記第4軸とを通る直線上に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記定着器が前記装着位置に装着された場合、前記第1シャフトから前記前記第1駆動ギヤと第1入力ギヤとの噛み合い位置までの距離は、前記第1シャフトから前記第2駆動ギヤと前記第2入力ギヤとの噛み合い位置までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1シャフトは、前記第2軸および前記第4軸よりも下に位置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記装着方向と直交する方向において、前記第2軸は、前記第1軸と、前記第1シャフトと、の間に位置し、
前記装着方向と直交する方向において、前記第4軸は、前記第3軸と、前記第1シャフトと、の間に位置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1シャフトから前記第2軸までの距離は、前記第1シャフトから前記第1軸までの距離より小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1シャフトから前記第4軸までの距離は、前記第1シャフトから前記第3軸までの距離より小さいことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着器は、前記装着位置に位置決めする第2シャフトであって、前記軸方向に延びる第2シャフトを有し、
前記定着器を前記装着位置に装着する装着方向において、前記第2シャフトは、前記シャフトの下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記本体筐体は、前記定着器が前記装着位置に位置した場合に、前記第2シャフトが入り込む位置決め溝であって、下方に凹んだ位置決め溝を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記定着器が前記装着位置に装着された場合、前記第1入力ギヤは、前記第2入力ギヤよりも前記定着器を前記本体筐体に装着する装着方向の下流側に位置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、定着器が着脱可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着器が着脱可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、第1位置にある定着装置を位置決めピンを支点として回動させると、係止用突起とロック部材との係合が解除され離脱可能な第2位置に配置される。
【0003】
定着器を駆動させる定着入力ギヤは、定着器を引き出すとモータの駆動力を伝達するギヤから離脱し、定着器を挿入すると定着入力ギヤがモータの駆動力を伝達するギヤに噛み合う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-034009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、定着器を着脱する場合に定着器を回動する動作を伴う場合、定着器を駆動させるギヤと、駆動力を伝達するギヤが干渉する場合があった。
【0006】
そこで、本開示は、定着器を着脱する場合に定着器を駆動させるギヤと駆動力を伝達するギヤが干渉するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を達成するため、本願の画像形成装置は、本体筐体と、第1駆動ギヤと、定着器と、を備える。
第1駆動ギヤは、本体筐体に支持され、軸方向に延びる第1軸を中心に回転可能である。定着器は、本体筐体の装着位置に装着可能である。定着器は、シートに形成された現像剤像を熱定着する。定着器は、加熱部材と、加圧部材と、第1入力ギヤと、定着フレームと、第1シャフトと、を有する。加熱部材は、ヒータを有する。加圧部材は、加熱部材との間でシートをニップする。第1入力ギヤは、軸方向に延びる第2軸を中心に回転可能である。第1入力ギヤは、定着器が装着位置に位置する場合に第1駆動ギヤと噛み合い、加熱部材および加圧部材の少なくとも一方を回転させる。定着フレームは、加熱部材および加圧部材を支持する。第1シャフトは、軸方向に延びる。
定着器は、定着器が装着される装着方向に移動して本体筐体内に進入する第1工程と、第1工程の後、シャフトを中心に回動することで前記装着位置まで回動する第2工程であって、第1入力ギヤが第1駆動ギヤと噛み合う位置まで回動する第2工程と、を経て本体筐体に装着される。
定着器が装着位置に装着された場合、軸方向から見て、第1シャフトは、第1軸と第2軸とを通る直線上に位置する。
【0008】
第1シャフトは、第1軸と第2軸とが通る直線上に位置するので、定着器が回動して装着位置に位置した場合に第1入力ギヤが第1駆動ギヤに最も近づく。このため、定着器着脱時に第1入力ギヤと第1駆動ギヤとが干渉するのを抑制できる。
【0009】
また、本体筐体に支持され、軸方向に延びる第3軸を中心に回転可能な第2駆動ギヤをさらに備えてもよい。そして、定着器は、加熱部材と加圧部材の少なくとも一方を動かして、シートをニップするニップ圧を変更する回転カムと、軸方向に延びる第4軸を中心に回転可能な第2入力ギヤであって、第2駆動ギヤと噛み合い、回転カムを回転させるための第2入力ギヤと、を有してもよい。そして、定着器が装着位置に装着された場合、軸方向から見て、第1シャフトは、第3軸と第4軸とを通る直線上に位置する構成としてもよい。
【0010】
第1シャフトは、第3軸と第4軸とが通る直線上に位置するので、定着器が回動して装着位置に位置した場合に第2入力ギヤが第2駆動ギヤに最も近づく。このため、定着器着脱時に第2入力ギヤと第2駆動ギヤとが干渉するのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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