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公開番号2025016923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119736
出願日2023-07-24
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250129BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 フチ無し印刷を行ったとしても効率的に定着部の自動クリーニングが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、装置本体に設けられ、媒体を収容する媒体収容部と、前記媒体の縁からはみ出す現像剤像を形成可能な画像形成部と、前記画像形成部が形成した前記現像剤像を前記媒体に定着する定着部と、上位装置から縁なし画像の印刷データを受信するデータ受信部と、前記データ受信部が前記印刷データを受信したときに、前記印刷データに含まれる媒体サイズよりも大きい媒体が前記媒体収容部に収納されていない場合は、アラームを報知する報知部とを有する。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に設けられ、媒体を収容する媒体収容部と、
前記媒体の縁からはみ出す現像剤像を形成可能な画像形成部と、
前記画像形成部が形成した前記現像剤像を前記媒体に定着する定着部と、
上位装置から縁なし画像の印刷データを受信するデータ受信部と、
前記データ受信部が前記印刷データを受信したときに、前記印刷データに含まれる媒体サイズよりも大きい媒体が前記媒体収容部に収納されていない場合は、アラームを報知する報知部とを
有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記印刷データのサイズと、前記媒体のサイズとを比較した結果に基づき、前記定着部の汚れを除去するクリーニング処理を実行すべきか否かを判定する判定部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記印刷データのサイズに所定値を加算した値が前記媒体のサイズ以上か否かにより、前記クリーニング処理を実行すべきか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記データ受信部が次に印刷する印刷データを受信した場合、次の印刷データのサイズも加味して、前記クリーニング処理を実行すべか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記判定部により、前記クリーニング処理を実行すべきと判定されたことを受けて、前記印刷データに含まれる媒体サイズよりも大きい媒体を使用して前記クリーニング処理を実行するクリーニング制御部を有することを特徴とする請求項2~4のいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関し、例えば、定着部を備えた電子写真方式のプリンタ等の画像形成装置に適用し得る。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置は、印刷用紙等の媒体にトナーで形成されたトナー像を転写した後、媒体に転写されたトナー像を定着部(定着ローラ)により溶融して媒体に定着させている。
【0003】
ところで、定着ローラにトナー汚れが付着した状態で印刷動作を実行すると、搬送されてきた媒体に汚れが移り、印刷品質の劣化を招くことになる。また、トナー汚れが付着した状態のまま放置すると、トナーが定着ローラへ固着し、以降の動作時に同様に印刷品質の劣化を招くおそれがある。
【0004】
上記対策として、従来、印刷設定や印刷動作中の用紙ジャム発生の有無等、複数の要因に基づいた予測によって定着ローラがトナーで汚れている可能性を判断し、その判断結果に応じて、所定のタイミングで自動クリーニングを行っていた(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-203848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、媒体の四方の端に一定の余白部分を設ける一般的な印刷とは異なり、余白部分を設けずに媒体表面の端まで印字する印刷(以下、「フチ無し印刷」と呼ぶ。)が可能な画像形成装置も存在する。
【0007】
このフチ無し印刷は上述した性質上、画像出力時に媒体の表面だけでなく側面にもトナー像が接触し、トナーが付着する可能性がある。このような付着トナーは定着動作を実行しても媒体への定着が不十分となりかねない。この状態で媒体と定着ローラが接触した場合、定着不十分なトナーが定着ローラへ移ることになる(図5は、このようなトナー汚れの一例を示している)。
【0008】
このようにフチ無し印刷実行時には、印刷に関わる設定や、印刷動作中の用紙ジャムの発生有無等、特定の要因に関わらず、トナー汚れが発生する場合があり、余白部分を設ける印刷と比較してクリーニングの必要頻度が高いと云える。
【0009】
特定の要因に関わらずにトナー汚れが発生する点と、クリーニングの必要頻度がフチ有り印刷時より高いという点が前提として存在するため、従来の自動クリーニングの制御方法(特許文献1等)をフチ無し印刷可能な画像形成装置に適用すると問題が生じることになる。即ち、クリーニング動作のために通紙するクリーニングペーパーが不足している場合に、ユーザーへの配慮不足や生産効率の低下、適切なタイミングで自動クリーニングが十分に実行されないと云う問題が生じることになる。
【0010】
そのため、フチ無し印刷を行ったとしても効率的に定着部の自動クリーニングが可能な画像形成装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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