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公開番号
2025009896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024091805
出願日
2024-06-05
発明の名称
トナーバインダー及びトナー
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
主分類
G03G
9/087 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】耐久性、帯電性に優れ、広い定着幅を有するトナーを得ることができるトナーバインダーを提供する。
【解決手段】アルコール成分とカルボン酸成分を重縮合させて得られるポリエステル樹脂を含むトナーバインダーであって、前記ポリエステル樹脂は、前記アルコール成分がエチレングリコールを含み、前記カルボン酸成分がテレフタル酸を含むポリエステル樹脂(A)であり、蛍光X線による測定において、バリウム元素を10~1500ppmの範囲で含むことを特徴とするトナーバインダー。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂を含むトナーバインダーであって、前記ポリエステル樹脂は、前記アルコール成分がエチレングリコールを含み、前記カルボン酸成分がテレフタル酸を含むポリエステル樹脂(A)であり、蛍光X線による測定において、バリウム元素を10~1500ppmの範囲で含むことを特徴とするトナーバインダー。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
蛍光X線による測定において、カルシウム元素を20~3000ppmの範囲で含む請求項1に記載のトナーバインダー。
【請求項3】
蛍光X線による測定において、リン元素を2~500ppmの範囲で含む請求項1又は2に記載のトナーバインダー。
【請求項4】
前記ポリエステル樹脂のアルコール成分が更にビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物を含む請求項1又は2に記載のトナーバインダー。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のトナーバインダーを含むトナー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はトナーバインダー及びトナーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子写真システムの発展に伴い、商業印刷や産業印刷などの用途に電子写真技術の適用を広げる取り組みが進んできている。商業印刷や産業印刷の分野では安定的に高速印刷する必要があるため、一定の低温定着性と耐ホットオフセット性、つまり広い定着幅を有することが求められる。また、微粉などが生じないようトナーがカートリッジ内で受ける撹拌に伴うせん断や圧縮に対して耐久性を有することや、同品質の画像を大量に安定して印刷するために帯電性能を保持することなどの要件を具備する必要がある。
トナーバインダーは、上述のようなトナー特性に大きな影響を与えるものであり、ポリスチレン樹脂、スチレン-アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等が知られているが、定着性と帯電性のバランスを取りやすいことから、ポリエステル樹脂が特に注目されている。
例えば、定着性や帯電性に優れ、炭素数2~4の脂肪族ジオールを主成分とするポリエステル樹脂を含有するトナーバインダーが開示されている(特許文献1及び2)。
しかしながら商業印刷や産業印刷などの用途のトナーに適用するには十分な耐久性、帯電性、十分広い定着幅を有しているとは言えず、それらの改善が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-141966号公報
特開平9-278873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、耐久性、帯電性に優れ、広い定着幅を有するトナーを得ることができるトナーバインダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、鋭意検討した結果、本発明に至った。すなわち本発明はアルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂を含むトナーバインダーであって、前記ポリエステル樹脂は、前記アルコール成分がエチレングリコールを含み、前記カルボン酸成分がテレフタル酸を含むポリエステル樹脂(A)であり、蛍光X線による測定において、バリウム元素を10~1500ppmの範囲で含むことを特徴とするトナーバインダーである。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、耐久性、帯電性に優れ、広い定着幅を有するトナーを得ることができるトナーバインダーを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明のトナーバインダーは、アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂を含むトナーバインダーであって、前記ポリエステル樹脂は、前記アルコール成分がエチレングリコールを含み、前記カルボン酸成分がテレフタル酸を含むポリエステル樹脂(A)であり、蛍光X線による測定において、バリウム元素を10~1500ppmの範囲で含むことを特徴とする。
以下に、本発明のトナーバインダーを順次説明する。
【0008】
本発明のトナーバインダーは、アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂を含む。
本明細書におけるポリエステル樹脂としては、アルコール成分がエチレングリコールを含み、カルボン酸成分がテレフタル酸を含むポリエステル樹脂(A)、ポリエステル樹脂(A)以外のポリエステル樹脂(B)が挙げられる。
【0009】
まず、ポリエステル樹脂(A)について説明する。
ポリエステル樹脂(A)は、アルコール成分がエチレングリコールを含み、カルボン酸成分がテレフタル酸を含む。
【0010】
カルボン酸成分がテレフタル酸を含むことにより、トナーの耐久性を向上させ、帯電性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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