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公開番号
2024146266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059063
出願日
2023-03-31
発明の名称
画像形成装置及び制御方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241004BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】印刷可能枚数が印刷を禁止される枚数になったにも関わらず、給送トレイからシートが搬送され、コントローラが画像形成部を利用したシートの印刷を行うことを防止する。
【解決手段】画像形成装置(100)は、印刷可能枚数が第1所定枚数よりも少ない第2所定枚数未満である場合、シートの印刷を禁止し、印刷可能枚数が第1所定枚数以上である場合、第1センサ(51)による第1シートの検知結果に基づき、第2シートを給送トレイ(21)から搬送し、印刷可能枚数が第1所定枚数未満である場合、画像形成部(4)が第1シートに画像形成を開始した後に、第2シートを給送トレイ(21)から搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給送トレイと、
シートに画像を形成する画像形成部と、
シートの搬送方向において、前記給送トレイと前記画像形成部との間に位置し、シートを検知する第1センサと、
前記画像形成部による印刷が可能なシートの枚数を示す印刷可能枚数と、第1所定枚数と、前記第1所定枚数よりも少ない第2所定枚数と、を記憶可能な本体メモリと、
コントローラと、を備える画像形成装置であって、
前記給送トレイは、
第1シートと、
前記第1シートよりも後に前記給送トレイから搬送される第2シートと、を収容し、
前記コントローラは、
前記印刷可能枚数を算出する算出処理と、
前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第2所定枚数未満である場合、前記画像形成部を利用したシートの印刷を禁止する禁止処理と、
連続印刷処理を実行し、かつ、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第1所定枚数以上である場合、前記第1センサによる前記第1シートの検知結果に基づき、前記第2シートを前記給送トレイから搬送する第1搬送処理と、
前記連続印刷処理を実行し、かつ、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第1所定枚数未満である場合、前記画像形成部が前記第1シートに画像形成を開始した後に、前記第2シートを前記給送トレイから搬送する第2搬送処理と、を実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
排出トレイと、
シートの搬送方向において、前記画像形成部と前記排出トレイとの間に位置し、シートを検知する第2センサと、をさらに備え、
前記コントローラは、前記算出処理において、前記第2センサによるシートの検知結果を利用して、前記印刷可能枚数を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記第2搬送処理において、前記第2センサが検知した前記第1シートの分を減算した前記印刷可能枚数が前記第2所定枚数以上であるとき、前記第2シートを前記給送トレイから搬送することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記本体メモリは、
前記排出トレイに排出されたシートの枚数を示す第1枚数と、
前記第1枚数のうち、白紙であるシートの枚数を示す第2枚数と、
課金額に応じて印刷可能となるシートの枚数を示す第3枚数と、を記憶可能であり、
前記コントローラは、
前記算出処理において、前記第2枚数と前記第3枚数との合計から、前記第1枚数を減算して得た値を、前記印刷可能枚数として算出することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置は、サーバと通信可能に接続され、
前記コントローラは、
前記第2センサによって検知されたシートの枚数を前記第1枚数とし、
前記第1枚数のうち、白紙であるシートの枚数を前記第2枚数とし、
前記サーバで設定されている前記課金額に応じて印刷可能となるシートの枚数を前記第3枚数とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第1所定枚数未満であり、かつ、前記第2所定枚数以上である場合、警告する警告処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記第1搬送処理において、前記第1センサがシートの搬送方向における前記第1シートの後端を検知したとき、前記第2シートを前記給送トレイから搬送することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成部は、
感光ドラムと、
前記感光ドラムを露光する露光部と、
前記感光ドラム上にトナーを供給する現像ローラと、
前記現像ローラが前記感光ドラム上に供給したトナーをシートに転写する転写部と、
前記転写部がシートに転写したトナーをシートに定着させる定着部と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記第2搬送処理において、前記第1シートに画像を形成するために前記露光部が前記感光ドラムを露光した後、前記第2シートを前記給送トレイから搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記第2搬送処理において、前記排出トレイに前記第1シートが排出された後、前記第2シートを前記給送トレイから搬送することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の画像形成装置は、画像データを用紙に出力するプリンタ部に印刷を実行させるCPUと、排出される用紙を検出する排紙センサと、排紙センサが検出した用紙の枚数をカウントするための枚数カウンタを記憶するRAMと、を備える。また、CPUは、排紙センサからのパルス信号の出力に応答して、RAM内の枚数カウンタのカウント値をインクリメントする。CPUは、累積印刷枚数に枚数カウンタのカウント値を足し、制限枚数よりも累積印刷枚数が少ない場合に、プリンタ部に印刷を実行させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-116563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の画像形成装置において、CPUが連続印刷処理を実行する場合、印刷処理の速度を向上させるために、排紙センサが先行して搬送される用紙を検出する前に、次の用紙が給紙される構成が考えられる。しかし、排紙センサが用紙を検出する前に次の用紙が給紙される場合、CPUが枚数カウンタのカウント値をインクリメントする前に次の用紙が給紙される。よって、累積印刷枚数が制限枚数に達したにも関わらず、次のシートが給紙されるという問題が発生する。
【0005】
本開示は、印刷可能枚数が印刷を禁止される枚数になったにも関わらず、給送トレイからシートが搬送され、コントローラが画像形成部を利用したシートの印刷を行うことを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の第1態様の画像形成装置は、給送トレイと、シートに画像を形成する画像形成部と、シートの搬送方向において、前記給送トレイと前記画像形成部との間に位置し、シートを検知する第1センサと、前記画像形成部による印刷が可能なシートの枚数を示す印刷可能枚数と、第1所定枚数と、前記第1所定枚数よりも少ない第2所定枚数と、を記憶可能な本体メモリと、コントローラと、を備える画像形成装置であって、前記給送トレイは、第1シートと、前記第1シートよりも後に前記給送トレイから搬送される第2シートと、を収容し、前記コントローラは、前記印刷可能枚数を算出する算出処理と、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第2所定枚数未満である場合、前記画像形成部を利用したシートの印刷を禁止する禁止処理と、連続印刷処理を実行し、かつ、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第1所定枚数以上である場合、前記第1センサによる前記第1シートの検知結果に基づき、前記第2シートを前記給送トレイから搬送する第1搬送処理と、前記連続印刷処理を実行し、かつ、前記算出処理により算出した前記印刷可能枚数が前記第1所定枚数未満である場合、前記画像形成部が前記第1シートに画像形成を開始した後に、前記第2シートを前記給送トレイから搬送する第2搬送処理と、を実行する。
【0007】
本開示の第2態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置であって、排出トレイと、シートの搬送方向において、前記画像形成部と前記排出トレイとの間に位置し、シートを検知する第2センサと、をさらに備え、前記コントローラは、前記算出処理において、前記第2センサによるシートの検知結果を利用して、前記印刷可能枚数を算出してもよい。
【0008】
本開示の第3態様の画像形成装置は、第2態様の画像形成装置であって、前記コントローラは、前記第2搬送処理において、前記第2センサが検知した前記第1シートの分を減算した前記印刷可能枚数が前記第2所定枚数以上であるとき、前記第2シートを前記給送トレイから搬送してもよい。
【0009】
本開示の第4態様の画像形成装置は、第2態様または第3態様の画像形成装置であって、前記本体メモリは、前記排出トレイに排出されたシートの枚数を示す第1枚数と、前記第1枚数のうち、白紙であるシートの枚数を示す第2枚数と、課金額に応じて印刷可能となるシートの枚数を示す第3枚数と、を記憶可能であり、前記コントローラは、前記算出処理において、前記第2枚数と前記第3枚数との合計から、前記第1枚数を減算して得た値を、前記印刷可能枚数として算出してもよい。
【0010】
本開示の第5態様の画像形成装置は、第4態様の画像形成装置であって、サーバと通信可能に接続され、前記コントローラは、前記第2センサによって検知されたシートの枚数を前記第1枚数とし、前記第1枚数のうち、白紙であるシートの枚数を前記第2枚数とし、前記サーバで設定されている前記課金額に応じて印刷可能となるシートの枚数を前記第3枚数としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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