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公開番号
2024148807
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062269
出願日
2023-04-06
発明の名称
流路切換弁
出願人
マレリ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F16K
11/08 20060101AFI20241010BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】流路切換弁の大型化を抑制する。
【解決手段】流路切換弁1は、円筒形状に形成され、内周と外周とを連通させる複数のポート13を有するハウジング10と、ハウジング10の内部に回転軸まわりに回転可能に収容され、複数のポート13の連通状態を切り換える弁体30と、を備え、複数のポート13は、ハウジング10の周方向に3列に並んで設けられ、3列のうち中央の列のポート13の中心軸A2方向から見たときに弁体30の外形直径内にすべての中心軸A1,A2,A3が位置するように配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
流路切換弁であって、
円筒形状に形成され、内周と外周とを連通させる複数のポートを有するハウジングと、
前記ハウジングの内部に回転軸まわりに回転可能に収容され、前記複数のポートの連通状態を切り換える弁体と、
を備え、
前記複数のポートは、前記ハウジングの周方向に3列に並んで設けられ、前記3列のうち中央の列の前記ポートの中心軸方向から見たときに前記弁体の外形直径内にすべての中心軸が位置するように配置される、
流路切換弁。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の流路切換弁であって、
前記複数のポートは、前記3列のうち中央の列の前記ポートの中心軸方向から見たときに前記弁体の前記外形直径内に全体が含まれるように配置される、
流路切換弁。
【請求項3】
請求項1に記載の流路切換弁であって、
前記複数のポートは、7個以上設けられて前記ハウジングの回転軸方向に3段以上並べて配置される、
流路切換弁。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一つに記載の流路切換弁であって、
前記複数のポートは、前記弁体が前記回転軸まわりに45度回転すると前記連通状態が切り換えられるように配置される、
流路切換弁。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一つに記載の流路切換弁であって、
前記ハウジングは、前記ポートが形成される内周面と前記回転軸を挟んで対向する他の位置における内周面における前記弁体との摺動抵抗を小さくする摺動抵抗低減部を有する、
流路切換弁。
【請求項6】
請求項5に記載の流路切換弁であって、
前記摺動抵抗低減部は、前記ハウジングの前記内周面に回転軸方向に延設されるスリットである、
流路切換弁。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか一つに記載の流路切換弁であって、
前記弁体は、前記ポートが形成される内周面と対峙する縁部のうち、厚さ方向における内周側の一部のみが、前記ハウジングの前記内周面と当接してシール面を構成する、
流路切換弁。
【請求項8】
請求項3に記載の流路切換弁であって、
前記弁体は、回転軸方向にて少なくとも2つに分割され、回転方向の停止位置が互いに異なるように回転可能である、
流路切換弁。
【請求項9】
請求項8に記載の流路切換弁であって、
前記弁体は、前記回転軸を中心として対向する位置に配置される第1弁部材と第2弁部材とを少なくとも2組有し、
前記ハウジングは、回転軸方向に並んで形成される各々の前記第1弁部材と前記第2弁部材との間の空間を連通させる連通部を有する、
流路切換弁。
【請求項10】
請求項9に記載の流路切換弁であって、
前記第1弁部材及び前記第2弁部材は、前記ハウジングの中心軸に対して径方向に移動可能であって前記ハウジングの内周面に向けて付勢され、
前記ハウジングは、
円筒形状の本体部材と、
前記本体部材の回転軸方向両端部を各々閉塞し、前記弁体の側面との間に環状の環状流路を形成する蓋部材と、
を有する、
流路切換弁。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体の流路を切り換える流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1~第5のポートを有するバルブハウジングと、バルブハウジング内に回転自在に設けられて1つのポートと他のポートとを選択的に結合させるステムシェル(弁体)と、を備えるマルチポートバルブ(流路切換弁)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-536128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の流路切換弁では、複数のポートが外周の多方向に向かって突出して形成されるので、流路切換弁が大型化するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流路切換弁の大型化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、流路切換弁は、円筒形状に形成され、内周と外周とを連通させる複数のポートを有するハウジングと、前記ハウジングの内部に回転軸まわりに回転可能に収容され、前記複数のポートの連通状態を切り換える弁体と、を備え、前記複数のポートは、前記ハウジングの周方向に3列に並んで設けられ、前記3列のうち中央の列の前記ポートの中心軸方向から見たときに前記弁体の外形直径内にすべての中心軸が位置するように配置される。
【発明の効果】
【0007】
上記態様では、複数のポートは、ハウジングの周方向に3列並んで設けられ、3列のうち中央の列のポートの中心軸方向から見たときに弁体の外形直径内にすべての中心軸が位置するように配置される。これにより、ハウジングの外形直径内にて複数のポートと外部の配管とを接続できるので、配管が突出する方向が限定される。したがって、流路切換弁の大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る流路切換弁を斜め上方から見た外観斜視図である。
図2Aは、図1における分解斜視図である。
図2Bは、流路切換弁を斜め下方から見た分解斜視図である。
図3は、流路切換弁の底面図である。
図4は、図3におけるIV-IV断面図である。
図5は、流路切換弁におけるハウジングの本体部材の斜視図である。
図6は、図5における左側面図である。
図7Aは、本体部材の変形例の左側面図である。
図7Bは、図7Aにおける要部拡大図である。
図8は、第1弁体の斜視図である。
図9は、第1弁体の分解斜視図である。
図10Aは、第1弁体における第1弁部材の平面図である。
図10Bは、第1弁体における第1弁部材の正面図である。
図11Aは、第1弁体における第2弁部材の平面図である。
図11Bは、第1弁体における第2弁部材の正面図である。
図12は、第2弁部材の変形例の断面図である。
図13Aは、第2弁体における第1弁部材の平面図である。
図13Bは、第2弁体における第1弁部材の正面図である。
図14Aは、第2弁体における第2弁部材の平面図である。
図14Bは、第2弁体における第2弁部材の正面図である。
図15は、流路切換弁が適用される流体回路の例について説明する構成図である。
図16は、流路切換弁の第1~第6連通状態について説明する構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る流路切換弁1について説明する。
【0010】
まず、図1から図7Bを参照して、流路切換弁1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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