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公開番号
2024147160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023059998
出願日
2023-04-03
発明の名称
グリップ検知センサおよびその製造方法ならびにステアリングホイール構造体
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
B62D
1/06 20060101AFI20241008BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】グリップ検知センサにおける第1導電部材と第2導電部材との電気的接合状態の向上を図り得る技術を提供すること。
【解決手段】
ステアリングホイール10に設けられるグリップ検知センサ15であって、
センサ部30を含み導電性を有する第1導電部材3と、
前記第1導電部材とは別体であり導電性を有する第2導電部材4と、
導電性接着剤を材料とし、前記第1導電部材3と前記第2導電部材4とを接着し電気的に接合させる接着層5と、
前記接着層5に接着された状態で、前記第1導電部材3、前記第2導電部材4および前記接着層5の電気的接合部19を挟み込む挟持部材6と、を具備するグリップ検知センサ15。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ステアリングホイールに設けられるグリップ検知センサであって、
センサ部を含み導電性を有する第1導電部材と、
前記第1導電部材とは別体であり導電性を有する第2導電部材と、
導電性接着剤を材料とし、前記第1導電部材と前記第2導電部材とを接着し電気的に接合させる接着層と、
前記接着層に接着された状態で、前記第1導電部材、前記第2導電部材および前記接着層の電気的接合部を挟み込む挟持部材と、を具備するグリップ検知センサ。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記挟持部材は、可撓性を有し、折り返されて前記電気的接合部を挟み込む、請求項1に記載のグリップ検知センサ。
【請求項3】
前記挟持部材は、互いに別体の第1挟持部材および第2挟持部材を有し、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に前記電気的接合部を挟み込む、請求項1に記載のグリップ検知センサ。
【請求項4】
前記挟持部材は、互いに別体の第1挟持部材および第2挟持部材を有し、
前記第1挟持部材は、凹溝状をなし前記第2挟持部材に向けて開口し前記電気的接合部において前記第2導電部材と前記接着層とを収容する収容溝部を有し、
前記第1挟持部材と前記第2挟持部材との間に前記電気的接合部を挟み込む、請求項1に記載のグリップ検知センサ。
【請求項5】
ステアリングホイールと、前記ステアリングホイールに設けられている請求項1~請求項4の何れか一項に記載のグリップ検知センサと、を有するステアリングホイール構造体。
【請求項6】
センサ部を含み導電性を有する第1導電部材、前記第1導電部材とは別体であり導電性を有する第2導電部材、および、導電性接着剤を挟持部材で挟み込んだ状態で、前記導電性接着剤を硬化させて接着層を形成することで、
前記接着層に接着された前記挟持部材により、前記第1導電部材、前記第2導電部材および前記接着層の電気的接合部を挟み込む、請求項1~請求項4の何れか一項に記載のグリップ検知センサを製造する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のステアリングホイールに搭載されるグリップ検知センサおよびその製造方法ならびにステアリングホイール構造体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両用のステアリングホイールにグリップ検知センサを搭載したステアリングホイール構造体が提案されている。
当該ステアリングホイール構造体によると、ドライバーがステアリングホイールを握っている状態か否かを、グリップ検知センサによって検出することができる。これにより、例えば、車両の自動運転と運転支援との切替えを適切なタイミングで行うことが可能になる。
【0003】
ところで、この種のステアリングホイール構造体においては、グリップ検知センサのうちセンサ部を含む第1導電部材に給電したり、当該第1導電部材のセンサ部で取得した情報を各種の制御装置に伝送したりする必要がある。このため、一般的なグリップ検知センサは、第1導電部材に加え、外部装置と当該第1導電部材とを電気的に接続する第2導電部材を有する。
【0004】
上記のステアリングホイール構造体は、第1導電部材と第2導電部材との接合部を有する。第1導電部材と第2導電部材とが電気的に接続される都合上、当該接合部において、第1導電部材と第2導電部材とは電気的に接合される必要がある。
【0005】
互いに別体である第1導電部材と第2導電部材とを電気的に接合させるために、従来は、当該第1導電部材と第2導電部材とを上記の接合部においてはんだ付したり、金属のかしめ部材を用いてかしめたりする方法を採用するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-63761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記したように第1導電部材と第2導電部材とを接合部においてはんだ付けしたり金属のかしめ部材を用いてかしめたりする場合には、第1導電部材と第2導電部材との電気的接合を十分に維持できない局面が想定される。
【0008】
つまり、グリップ検知センサが搭載されるステアリングホイールには、車両の走行時や操舵時に、振動等の負荷が繰り返し作用する。
例えば、第1導電部材と第2導電部材との接合部において両者をはんだ付けする場合、金属製のはんだに金属疲労が生じると、第1導電部材と第2導電部材とが物理的および電気的に離隔して、両者の充分な電気的接合状態が維持できなくなる虞がある。
また、例えば第1導電部材と第2導電部材との接合部において両者を金属のかしめ部材を用いてかしめる場合にも、カシメ部材の緩み等が生じると、第1導電部材と第2導電部材とが物理的および電気的に離隔して、両者の充分な電気的接合状態が維持できなくなる虞がある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、グリップ検知センサにおける第1導電部材と第2導電部材との電気的接合状態の向上を図り得る技術を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する本発明のグリップ検知センサは、ステアリングホイールに設けられるグリップ検知センサであって、
センサ部を含み導電性を有する第1導電部材と、
前記第1導電部材とは別体であり導電性を有する第2導電部材と、
導電性接着剤を材料とし、前記第1導電部材と前記第2導電部材とを接着し電気的に接合させる接着層と、
前記接着層に接着された状態で、前記第1導電部材、前記第2導電部材および前記接着層の電気的接合部を挟み込む挟持部材と、を具備するグリップ検知センサである。
(【0011】以降は省略されています)
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