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公開番号
2024146524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059487
出願日
2023-03-31
発明の名称
固定具及び固定具の設置方法
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
47/00 20060101AFI20241004BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】対面する被貼着面の間に固定具を容易に設置できる固定具及び固定具の設置方法を提供すること。
【解決手段】固定具10は、第2貼着面13bを備えた固定体11を2つ備えるとともに、2つの固定体11は、それぞれの第2貼着面13bを反対側に向けた状態で、雄ねじ部22と雌ねじ部21とからなる螺合機構Rにより2つの固定体11の接離方向へ相対移動可能に連結されている。固定具10において、2つの固定体11の接近方向への相対移動によって、2つの固定体11は、マイナスドライバ80が備えた延在部80aを挟持する挟持位置に配置可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
対面する被貼着面の間に配置されるとともに前記被貼着面の各々に貼着される貼着面を備える固定具であって、
前記貼着面を備えた固定体を2つ備えるとともに、前記2つの固定体は、それぞれの前記貼着面を反対側に向けた状態で、雄ねじ部と雌ねじ部とからなる螺合機構により前記2つの固定体の接離方向へ相対移動可能に連結されており、
前記2つの固定体の接近方向への相対移動によって、前記2つの固定体は、工具が備えた一方向に延びる棒状又は板状の延在部を挟持する挟持位置に配置可能であることを特徴とする固定具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記2つの固定体のうちの一方の固定体の前記貼着面を一方の前記被貼着面に貼着させたときの他方の固定体は、前記工具の先端を係合可能とする係合部を備え、当該係合部に係合させた前記工具の操作により、前記他方の固定体を前記一方の固定体に対して離間方向へ相対移動可能とした請求項1に記載の固定具。
【請求項3】
前記2つの固定体の各々は、前記接離方向に直交する方向に沿って前記貼着面よりも外方へ延出された本体部を備え、
前記他方の固定体に設けられた前記係合部は、前記他方の固定体の前記本体部の外縁部に複数形成されている請求項2に記載の固定具。
【請求項4】
前記固定具は、前記延在部に載置される載置部を備え、当該載置部は、前記接離方向に沿って延びる平面状の載置面を含む請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の固定具。
【請求項5】
対面する被貼着面の間に配置されるとともに前記被貼着面の各々に貼着される貼着面を備える固定具の設置方法であって、
前記固定具は、前記貼着面を備えた固定体を2つ備えるとともに、
前記2つの固定体は、それぞれの前記貼着面を反対側に向けた状態で、前記2つの固定体の接離方向へ相対移動可能であり、
接近方向へ相対移動させた前記2つの固定体によって、工具が備えた一方向に延びる棒状又は板状の延在部を挟持した挟持位置にて当該工具に前記固定具を仮保持させ、
前記固定具を仮保持した前記工具を、前記対面する被貼着面の間に差し入れて前記固定具を設置位置に送り込むことを特徴とする固定具の設置方法。
【請求項6】
前記固定具は、2つの貼着面のうちの一方の貼着面と反対側の他方の貼着面よりも突出した位置に前記被貼着面に当接する当接部を備え、
前記2つの固定体を離間方向へ相対移動させる際に、前記当接部は、前記他方の貼着面に対して、当該他方の貼着面から突出しない控え位置へ相対移動するものであり、
前記対面する被貼着面の間に前記固定具を差し入れて送り込む際、前記当接部を前記対面する被貼着面に摺接させながら前記固定具を移動させる請求項5に記載の固定具の設置方法。
【請求項7】
前記一方の貼着面を前記被貼着面に貼着させた状態で、前記挟持位置で挟持された前記延在部を前記2つの固定体の間から引き抜く請求項6に記載の固定具の設置方法。
【請求項8】
前記一方の貼着面を、当該一方の貼着面の対面する前記被貼着面に貼着した後、
前記2つの固定体を離間方向へ相対移動させて前記他方の貼着面を、当該他方の貼着面の対面する前記被貼着面に押し付ける請求項7に記載の固定具の設置方法。
【請求項9】
前記対面する被貼着面の間に差し入れて前記固定具を送り込む前に、前記2つの固定体のうちの前記他方の貼着面に、当該他方の貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布する請求項8に記載の固定具の設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対面する被貼着面の間に配置されて、被貼着面のそれぞれに貼着される固定具、及び固定具の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、床面と固定対象物の下面との間に配置されて、床面と固定対象物の下面のそれぞれに貼着される粘着固定具が開示されている。特許文献1に開示された粘着固定具は、固定対象物の下面と床面のそれぞれに対し粘着マットによって貼着される。粘着固定具は、2つの固定部と、各固定部から突出するボルト状部材と、2つのボルト状部材が螺合される連結部材と、を有する。粘着マットは、厚さ方向の両面に粘着面を有する板状である。
【0003】
粘着固定具は、連結部材を操作することで、2つの固定部の距離を調節できる。各固定部には粘着マットが貼着されているため、連結部材を操作することで2つの粘着マットの距離を調節できる。これにより、床面と固定対象物の下面との間の高さに合わせて両粘着マットの距離を調整できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-194384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示の粘着固定具において、床面と、固定対象物の下面との間の隙間が十分に広い場合は問題ないが、作業者の手の入らないような狭い場合は、隙間の奥にある設置位置に固定具を配置することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題点を解決するための固定具は、対面する被貼着面の間に配置されるとともに前記被貼着面の各々に貼着される貼着面を備える固定具であって、前記貼着面を備えた固定体を2つ備えるとともに、前記2つの固定体は、それぞれの前記貼着面を反対側に向けた状態で、雄ねじ部と雌ねじ部とからなる螺合機構により前記2つの固定体の接離方向へ相対移動可能に連結されており、前記2つの固定体の接近方向への相対移動によって、前記2つの固定体は、工具が備えた一方向に延びる棒状又は板状の延在部を挟持する挟持位置に配置可能であることを要旨とする。
【0007】
固定具について、前記2つの固定体のうちの一方の固定体の前記貼着面を一方の前記被貼着面に貼着させたときの他方の固定体は、前記工具の先端を係合可能とする係合部を備え、当該係合部に係合させた前記工具の操作により、前記他方の固定体を前記一方の固定体に対して離間方向へ相対移動可能としてもよい。
【0008】
固定具について、前記2つの固定体の各々は、前記接離方向に直交する方向に沿って前記貼着面よりも外方へ延出された本体部を備え、前記他方の固定体に設けられた前記係合部は、前記他方の固定体の前記本体部の外縁部に複数形成されていてもよい。
【0009】
固定具について、前記固定具は、前記延在部に載置される載置部を備え、当該載置部は、前記接離方向に沿って延びる平面状の載置面を含んでいてもよい。
上記問題点を解決するための固定具の設置方法は、対面する被貼着面の間に配置されるとともに前記被貼着面の各々に貼着される貼着面を備える固定具の設置方法であって、前記固定具は、前記貼着面を備えた固定体を2つ備えるとともに、前記2つの固定体は、それぞれの前記貼着面を反対側に向けた状態で、前記2つの固定体の接離方向へ相対移動可能であり、接近方向へ相対移動させた前記2つの固定体によって、工具が備えた一方向に延びる棒状又は板状の延在部を挟持した挟持位置にて当該工具に前記固定具を仮保持させ、前記固定具を仮保持した前記工具を、前記対面する被貼着面の間に差し入れて前記固定具を設置位置に送り込むことを要旨とする。
【0010】
固定具の設置方法について、前記固定具は、2つの貼着面のうちの一方の貼着面と反対側の他方の貼着面よりも突出した位置に前記被貼着面に当接する当接部を備え、前記2つの固定体を離間方向へ相対移動させる際に、前記当接部は、前記他方の貼着面に対して、当該他方の貼着面から突出しない控え位置へ相対移動するものであり、前記対面する被貼着面の間に前記固定具を差し入れて送り込む際、前記当接部を前記対面する被貼着面に摺接させながら前記固定具を移動させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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