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公開番号
2024162922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078931
出願日
2023-05-11
発明の名称
ポール、ポール装置、及びポールの立設構造
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
9/04 20060101AFI20241114BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】機能部材が取り付けられるポール本体内への配線・配管材の導入向きをその配設方向に対応して異なる方向に変更して地表に立設できるポールを提供する。
【解決手段】 ポールPは、側壁2を備え、機能部材に接続される電線管80が内部に通される筒状を成し、下端側に電線管80が通過可能な通過口9が形成され、上端側に機能部材を取り付ける取付部5が形成されたポール本体1と、ポール本体1の下端側を支持してポール本体1を設置面90に立設させる立設部32と電線管80が通過可能な連通口33とを有する台座30と、を備える。そして、ポールPは、ポール本体1の外面のうち1の方向を向く側部と、台座30の1の側壁とを、同一方向に向けた状態で立設可能であり、かつ、ポール本体1の前記1の側部を、当該ポール本体1の軸を中心に回動させて台座30の前記1の側部と異なる方向に向けた状態としても立設可能とした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面に立設されて、当該設置面の上方に電気器具や水栓器具等の機能部材を設置するポールであって、
内部に前記機能部材に接続される配線・配管材が通される中空部を形成する側壁を有した筒状を成し、下端側に前記配線・配管材が通過可能な通過口が形成され、上端側に前記機能部材を取り付ける取付部が形成されたポール本体と、
前記設置面に載置される載置部と、前記ポール本体の下端側を支持して前記ポール本体を前記設置面に立設させる立設部と、側方に向けて開放し、前記通過口を介して前記ポール本体の内部と外部とを連通させ、前記配線・配管材が通過可能な1または複数の連通口と、を備えた台座と、
を備え、
前記ポール本体の側方を向く外面のうち1の方向を向く側部と、前記台座の1の側部とを、同一方向に向けた状態で立設可能であり、かつ、前記ポール本体の前記1の側部を、当該ポール本体の中心軸を回動軸として回動させて前記台座の前記1の側部と異なる方向に向けた状態としても立設可能であることを特徴とするポール。
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【請求項2】
設置面に立設されて、当該設置面の上方に電気器具や水栓器具等の機能部材を設置するポールであって、
内部に前記機能部材に接続される配線・配管材が通される中空部を形成する側壁を有した筒状を成し、下端側に前記配線・配管材が通過可能な通過口が形成され、上端側に前記機能部材を取り付ける取付部が形成されたポール本体と、
前記設置面に載置される載置部と、前記ポール本体の下端側を支持して前記ポール本体を前記設置面に立設させる立設部と、側方に向けて開放し、前記通過口を介して前記ポール本体の内部と外部とを連通させ、前記配線・配管材が通過可能な1または複数の連通口と、を備えた台座と、
を備え、
前記ポール本体の軸心から見て、前記1または複数のうちの1の連通口が形成された方向に対する、前記取付部の位置する方向を、前記ポール本体の中心軸を回動軸として回動させて変更される異なる2つの方向のいずれの向きとしても立設可能であり、かつ、当該立設状態で前記1または複数のうちの少なくとも1の連通口が、前記配線・配管材を通過可能であることを特徴とするポール。
【請求項3】
前記ポール本体の通過口は、前記ポール本体の下端で軸方向に開放する下端開口からなり、
前記台座の立設部は、前記ポール本体の下端より下方に前記配線・配管材が通過可能な空間が形成された状態で、前記ポール本体を支持することを特徴とする請求項2に記載のポール。
【請求項4】
前記台座の立設部は、前記ポール本体の下端開口から内部へと挿入される内挿部を備え、
前記内挿部の下方に、前記配線・配管材が通る前記連通口が設けられ、
前記内挿部は、前記ポール本体の側壁の内面に沿って上方へと延びる板状を成すことを特徴とする請求項3に記載のポール。
【請求項5】
前記ポール本体の通過口は、前記ポール本体の側壁の周方向の異なる複数個所に貫通形成され、
前記台座の立設部の一部は、環状の周壁からなり、周方向の1の側方に前記連通口が形成され、前記配線・配管材の配設経路が内側に形成された枠状部を備え、
複数のうちの1の前記通過口と前記連通口とを同一方向とした際に、前記1の通過口以外の通過口は、前記枠状部と重合配置されて閉塞されることを特徴とする請求項2に記載のポール。
【請求項6】
前記異なる2つの方向のうち少なくとも1の向きとされた前記取付部の位置と異なる方向であって前記1の向きに直交する方向を含む範囲に、前記台座の1の連通口が位置することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のポール。
【請求項7】
前記ポール本体の側壁は、外面軸方向に幅をもって延びる少なくとも2つの平面部を有し、前記少なくとも2つの平面部のうちの1または複数に前記取付部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のポール。
【請求項8】
前記台座を覆う化粧カバーを更に備え、
前記化粧カバーには、前記配線・配管材が通される化粧カバー開口が形成され、当該化粧カバー開口は、前記台座の1の連通口と対向配置された状態で前記台座を覆うことを特徴とする請求項6に記載のポール。
【請求項9】
前記台座の立設部は、前記ポール本体の側壁と重合する重合板部を有し、
当該重合板部には、前記ポール本体と連結すべく前記側壁を貫通する連結ボルトが挿通されるボルト通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポール。
【請求項10】
設置面に立設されて、当該設置面の上方に電気器具や水栓器具等の機能部材を設置するポールと、当該ポールの下端側を覆い化粧する化粧カバーと、からなるポール装置であって、
前記ポールは、内部に前記機能部材に接続される配線・配管材が通される中空部を有し、下端側に前記配線・配管材が通過可能な通過口が形成され、上端側に前記機能部材を取り付ける取付部が形成され、
前記化粧カバーは、前記ポールの下端側が貫通する貫通部を有した上壁と、前記上壁の周囲から垂下した略環状の垂下壁と、を備え、前記垂下壁の一部に、前記機能部材に接続される前記配線・配管材が通される化粧カバー開口が形成され、
前記化粧カバー開口の向きを、前記ポールの外周り方向の異なる2つの方向のいずれに向けても、前記ポールの前記通過口を含む下端側を覆うことが可能であることを特徴とするポール装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外に立設され、電気器具や水栓器具などの機能部材が設置されるポール、ポール装置、及びポールの立設構造に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
屋外で防水コンセントやインターホンなどの電気器具や水栓器具を設置するためにポールが設置されている。この種のポールとして、例えば特許文献1に記載の給電柱が知られている。この給電柱は、下端が土中に埋設された状態で立設され、中空筒状に形成されており、下端側に設けられた長溝の導入孔からケーブル保護管が内部に配管されて上端側の機器配置部に接続されている。
【0003】
また、特許文献2に記載の電源ポールは、下部を地中に埋設して立設するポールと、ポールに設けられる器具本体とを備え、ポールに下端から上方に切り欠き状に形成した電源引込部が設けられている。
【0004】
ポールはこれらの下部を地中に埋設する方法で設置する他、ポールの下端を埋設せずに設置面に立設する方法で設置することもでき、この場合は、ケーブル保護管が土中内に配管されずに地表に露出した状態でポールまで配管される。この方法で設置する場合は、埋設工事が不要であり、施工完了が早いメリットがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-205235号公報
特開平11-243630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
下端が土中に埋設された状態でポールを立設する場合は、土中に配管されたケーブル保護管の配管経路と導入孔が形成された側とが異なっていても、大きく迂回させて配管したり、特許文献2に記載されているように、土中内に位置する筒下端開口からケーブル保護管を内部に導入してもよいため、配管経路の方向性に自由度がある。
【0007】
しかし、地表に露出した状態でポールを設置し、地表にケーブル保護管を配管する場合において、これを迂回させる必要があるときは、このケーブル保護管によってポール周辺の見栄えが損なわれるという不具合があった。
また、給電柱の下端側のケーブル保護管の導入孔が形成された側と機器配置部が形成された側は一義的に定められており、機器配置部の向きによって導入孔の向きが決定されるため、導入孔の向きに合わせた配管経路にする必要があり、施工性が悪かった。
【0008】
そこで、本発明は、立設されるポールにおいて、コンセント器具等の機能部材が取り付けられるポール本体内への配線・配管材の導入向きを配線経路、配管経路に対応して異なる方向に変更して立設することができるポール、ポール装置、及びポールの立設構造の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1のポールは、設置面に立設されて、当該設置面の上方に電気器具や水栓器具等の機能部材を設置するものであって、
内部に前記機能部材に接続される配線・配管材が通される中空部を形成する側壁を有した筒状を成し、下端側に前記配線・配管材が通過可能な通過口が形成され、上端側に前記機能部材を取り付ける取付部が形成されたポール本体と、
前記設置面に載置される載置部と、前記ポール本体の下端側を支持して前記ポール本体を前記設置面に立設させる立設部と、側方に向けて開放し、前記通過口を介して前記ポール本体の内部と外部とを連通させる1または複数の連通口と、を備えた台座と、
を備え、
前記ポール本体の側方を向く外面のうち1の方向を向く側部と、前記台座の1の側部とを、同一方向に向けた状態で立設可能であり、かつ、前記ポール本体の前記1の側部を、ポール本体の中心軸を回動軸として回動させて前記台座の前記1の側部と異なる方向に向けた状態としても立設可能なものである。
【0010】
請求項2のポールは、請求項1のポールと比較して、
ポール本体の軸心から見て、1または複数のうちの1の連通口が形成された方向に対する、取付部の位置する方向を、前記ポール本体の軸を中心に回動させて変更される異なる2つの方向のいずれの向きとしても立設可能であり、かつ、当該立設状態で前記1または複数のうちの少なくとも1の連通口が、前記配線・配管材を通過可能なものである。
ここで、異なる2つの方向とは、厳密に特定の1の向きに対して異なる2つのみの向きを意味するのではなく、広く、ポール本体の中心軸を回動軸として回動させて変更される向きのことを意味し、特定の1の向きに対する、反対方向、直交方向、これ以外の方向など異なる2以上の方向を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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