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公開番号2025029949
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134866
出願日2023-08-22
発明の名称電動機
出願人国立大学法人東京科学大学
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 21/16 20060101AFI20250228BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】低速高トルクを発生可能な電動機を提供する。
【解決手段】回転子120は、それぞれが第1方向D1に延在する複数の磁極122を含み、回転軸102周りに回動可能である。固定子110は、円周方向に配置される複数の電磁石群130を有し、各電磁石群130は、第1方向D1と非平行な第2方向D2に配置される複数の電磁石132を含む。固定子110は、複数の電磁石132が発生する並進磁界が、第2方向D2に移動するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
多相の固定子巻線および固定子コアを有する固定子と、
それぞれが第1方向に延在する複数の磁極を含み、回転軸周りに回動可能な回転子と、
を備え、
前記固定子は、円周方向に配置される複数の電磁石群を有し、各電磁石群は、前記第1方向と非平行な第2方向に配置された複数の電磁石を含み、
前記固定子は、前記複数の電磁石が発生する並進磁界が、前記第2方向に移動するように構成されることを特徴とする電動機。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記第1方向は前記回転軸と非平行であり、前記第2方向は前記回転軸と平行であることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
【請求項3】
前記第1方向は前記回転軸と平行であり、前記第2方向は前記回転軸と非平行であることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
【請求項4】
前記複数の磁極は永久磁石であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動機。
【請求項5】
前記複数の磁極は突極であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
高性能ロボットなどの用途で、低速で回転する電動機が必要とされる。従来において、低速な回転運動を得るためには、中速あるいは高速で回転する電動機の回転運動を、機械部品であるギアなどの減速手段を用いて減速する必要があった。
【0003】
機械部品を用いずに低速回転を実現するために、磁気減速機付き電動機(磁気ギアードモータ)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-000506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、磁気ギアードモータは、構造が複雑であり、小型・軽量化することが難しく、コストが高くなるという問題がある。
【0006】
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、低速高トルクを発生可能な電動機の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある態様の電動機は、多相の固定子巻線および固定子コアを有する固定子と、それぞれが第1方向に延在する複数の磁極を含み、回転軸周りに回動可能な回転子と、を備える。固定子は、円周方向に配置される複数の電磁石群を有し、各電磁石群は、第1方向と非平行な第2方向に配置された複数の電磁石を含む。固定子は、複数の電磁石が発生する並進磁界が、第2方向に移動するように構成される。
【0008】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示のある態様によれば、簡単な構成によって低速高トルクを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る電動機の斜視図である。
図1の電動機を回転軸に沿って見た平面図である。
図1の電動機における複数の電磁石群と複数の磁極の位置関係を示す図である。
図4(a)~(f)は、電動機の並進磁界を説明する図である。
電動機の回転子の回転角を説明する図である。
一実施例に係る固定子の一部分を示す斜視図である。
図6の電磁石群の断面図である。
一実施例に係る固定子を示す斜視図である。
図8の固定子の断面図である。
変形例1に係る電動機の斜視図である。
図10の電動機における複数の電磁石群と複数の磁極の位置関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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