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公開番号2025027395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132162
出願日2023-08-14
発明の名称モータ
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02K 5/10 20060101AFI20250219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部品点数の増加を抑えつつ、ケースの内側に水が浸入することを防止すること、モータホルダから取り込まれた冷却風が漏れることを防止すること、及び、ステータの振動がモータホルダに伝達することを防止することを実現できるモータを提供する。
【解決手段】モータ(10)は、ステータ(12)と、ステータを支持するセンタピース(16)と、センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、ケースに設けられた弾性部材(30)と、を備える。弾性部材は、センタピースとケースとの間をシールする第1シール部(74)と、ケースとモータホルダとの間をシールする第2シール部(76)と、第1固定部と第2固定部とを接続する振動伝達経路(50)に設けられた防振部(78)とを一体に有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
ステータ(12)と、
前記ステータを支持するセンタピース(16)と、
前記センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、
前記ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、
前記ケースに設けられた弾性部材(30)と、
を備え、
前記弾性部材は、
前記センタピースと前記ケースとの間をシールする第1シール部(74)と、
前記ケースと前記モータホルダとの間をシールする第2シール部(76)と、
前記第1固定部と前記第2固定部とを接続する振動伝達経路(50)に設けられた防振部(78)と、
を一体に有する、
モータ(10)。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記防振部は、ジグザグ状に延在するジグザグ部(84)を有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記防振部は、前記ケースの軸方向に前記ケースを貫通する貫通部(82)を有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記防振部は、前記ケースの軸方向から見た場合に前記ケースの径方向と交差する交差部(84B)を有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記防振部は、前記第1固定部と前記第2固定部との間を横断する横断部(87)を有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記防振部は、
前記ケースの周方向に延在する第1防振部(88)と、
前記ケースの周方向に延在する第2防振部(90)と、
を有し、
前記第1防振部と前記第2防振部とは、前記ケースの周方向にオーバラップする範囲(R)を有しており、
前記ケースにおける前記第1防振部よりも径方向内側の部分(92)と、前記ケースにおける前記第1防振部よりも径方向外側の部分(94)とは、前記範囲において接続されている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記モータホルダは、前記ケース及び前記弾性部材を介して前記センタピースに支持されている、
請求項1に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、センタピースを有するステータと、センタピースに固定されたモータホルダと、モータホルダに固定されたケースと、センタピースとモータホルダとの間に設けられた防振材とを備えるモータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6560655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記モータは、ステータの振動がモータホルダに伝達することを防止するために防振材を備えるが、ケースの内側に水が浸入することを防止すること、及び、モータホルダから取り込まれた冷却風が漏れることを防止するための対策が取られていない。また、当該対策を取る場合には、部品点数が増加しないことが望まれる。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであって、部品点数の増加を抑えつつ、ケースの内側に水が浸入することを防止すること、モータホルダから取り込まれた冷却風が漏れることを防止すること、及び、ステータの振動がモータホルダに伝達することを防止することを実現できるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、ステータ(12)と、前記ステータを支持するセンタピース(16)と、前記センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、前記ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、前記ケースに設けられた弾性部材(30)と、を備え、前記弾性部材は、前記センタピースと前記ケースとの間をシールする第1シール部(74)と、前記ケースと前記モータホルダとの間をシールする第2シール部(76)と、前記第1固定部と前記第2固定部とを接続する振動伝達経路(50)に設けられた防振部(78)と、を一体に有するモータ(10)である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、部品点数の増加を抑えつつ、ケースの内側に水が浸入することを防止すること、モータホルダから取り込まれた冷却風が漏れることを防止すること、及び、ステータの振動がモータホルダに伝達することを防止することを実現できるモータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るモータの断面図である。
モータの斜視図である。
モータの分解斜視図である。
ケースを裏側から見た斜視図である。
モータホルダの背面図である。
ケースを表側から見た斜視図である。
ケースの平面図である。
ケースの要部拡大平面図である。
断面を含むモータの斜視図である。
断面を含むモータの斜視図である。
断面を含むモータの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について説明する。
【0010】
図1から図3に示すように、モータ10は、ステータ12と、ロータ14と、センタピース16と、一対のボールベアリング18と、シャフト20と、ケース22と、基板24と、コネクタ部材26と、モータホルダ28と、弾性部材30とを備える。モータ10は、一例として、アウタロータ型のブラシレスモータである。
(【0011】以降は省略されています)

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