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公開番号2025070278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180473
出願日2023-10-19
発明の名称情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラム、記憶媒体
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類B60W 30/12 20200101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】設計した目標経路に対する自律装置の実トレース性を把握可能な情報処理方法等を提供する。
【解決手段】情報処理方法は、自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる目標経路と、目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けることを含む。情報処理方法は、目標経路を表示装置に表示させることを含む。目標経路を表示させることは、目標経路及び目標速度に相関してカーブ状の目標経路をトレースする自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる目標経路における非許容区間を強調表示させることを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
自律走行可能な自律装置(1)がトレースする目標経路(P)を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行するために、プロセッサ(102)により実行される情報処理方法であって、
前記自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる前記目標経路と、前記目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けることと、
前記目標経路を表示装置(7)に表示させることと、
を含み、
前記目標経路を表示させることは、
前記目標経路及び前記目標速度に相関してカーブ状の前記目標経路をトレースする前記自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる前記目標経路における非許容区間(S)を強調表示させることと、を含む情報処理方法。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記許容範囲外の前記ヨーレートは、前記目標経路及び前記目標速度に相関して横加速度が加速度上限を超える前記ヨーレートを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記許容範囲外の前記ヨーレートは、前記目標経路及び前記目標速度に相関して舵角が加速度上限を超える前記ヨーレートを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記目標経路と前記目標速度との入力を受け付けることは、
手動走行により前記自律装置が実際に走行した経路に関する手動走行経路データとしての前記目標経路の入力を、受け付けることを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記目標経路と前記目標速度との入力を受け付けることは、
前記表示装置において表示された前記自律装置の走行エリアに関するマップに対する、ユーザによる前記ノードの手動入力により設計される前記目標経路の入力を、受け付けることを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記目標経路を表示させることは、
手動入力された前記目標経路の始点ノード(Ns)から、前記自律装置による前記目標経路のトレースが許容される限界であるカーブ状の限界経路(PL)を表示させることをさらに含む請求項5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記目標経路を表示させることは、
前記非許容区間の強調表示において、前記非許容区間での前記目標速度の低下を提案することを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記目標経路を表示させることは、
前記非許容区間の強調表示において、前記目標経路の曲率変更を提案することを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記非許容区間が解消された前記目標経路を定義した前記経路データを生成することを含む請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記非許容区間が解消された前記目標経路を定義した前記経路データを出力することを含む請求項9に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自律走行可能な自律装置がトレースする目標経路を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行する情報処理技術に、関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の走行軌道を修正する走行軌道修正装置が開示されている。走行軌道修正装置は、車両が所定速度以上で走行中に逸脱量が閾値を超えたときに、車両の現在位置から目標点に滑らかに繋がる修正軌道を生成し、走行軌道において目標点までの部分を修正軌道に置き換えて走行軌道を修正する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-75256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、車両が実際に走行軌道から逸脱する挙動が生じた後で走行軌道が修正される。この場合、逸脱が検出されてから走行軌道を修正し、修正後の走行軌道に合わせて走行するまでに生じる応答遅れにより、走行軌道に対するトレース遅延が大きくなる虞がある。一方で、予め目標経路を定義する経路データを事前生成する場合において、設計した目標経路に対して自律装置が実際にトレース可能か否かの実トレース性をユーザが把握できないと、利便性が低下する虞がある。
【0005】
本開示の課題は、設計した目標経路に対する自律装置の実トレース性を把握可能な情報処理方法を、提供することにある。本開示の別の課題は、設計した目標経路に対する自律装置の実トレース性を把握可能な情報処理装置を、提供することにある。本開示の又別の課題は、設計した目標経路に対する自律装置の実トレース性を把握可能な情報処理プログラムを、提供することにある。本開示のさらに別の課題は、設計した目標経路に対する自律装置の実トレース性を把握可能な記憶媒体を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、課題を解決するための本開示の技術的手段について、説明する。尚、特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
本開示の第一態様は、自律走行可能な自律装置(1)がトレースする目標経路(P)を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行するために、プロセッサ(102)により実行される情報処理方法であって、
自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる目標経路と、目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けることと、
目標経路を表示装置(7)に表示させることと、
を含み、
目標経路を表示させることは、
目標経路及び目標速度に相関してカーブ状の目標経路をトレースする自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる目標経路における非許容区間(S)を強調表示させることと、を含む。
【0008】
本開示の第二態様は、プロセッサ(102)を備え、自律走行可能な自律装置(1)がトレースする目標経路(P)を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行する情報処理装置であって、
プロセッサは、
自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる目標経路と、目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けることと、
目標経路を表示装置(7)に表示させることと、
を実行するように構成され、
目標経路を表示させることは、
目標経路及び目標速度に相関してカーブ状の目標経路をトレースする自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる目標経路における非許容区間(S)を強調表示させることと、を含む。
【0009】
本開示の第三態様は、自律走行可能な自律装置(1)がトレースする目標経路(P)を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行するために記憶媒体(101)に記憶され、プロセッサ(102)に実行させる命令を含む情報処理プログラムであって、
命令は、
自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる目標経路と、目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けさせることと、
目標経路を表示装置(7)に表示させることと、
を含み、
目標経路を表示させることは、
目標経路及び目標速度に相関してカーブ状の目標経路をトレースする自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる目標経路における非許容区間(S)を強調表示させることと、を含む。
【0010】
本開示の第四態様は、自律走行可能な自律装置(1)がトレースする目標経路(P)を定義する経路データの生成に関連した経路生成関連処理を実行するためにプロセッサ(102)に実行させる命令を含む情報処理プログラムを記憶した記憶媒体であって、
命令は、
自律装置の通過位置を定義するノード間ごとに目標とされる目標経路と、目標経路の自律走行において目標とされる目標速度と、の入力を受け付けることと、
目標経路を表示装置(7)に表示させることと、
を含み、
目標経路を表示させることは、
目標経路及び目標速度に相関してカーブ状の目標経路をトレースする自律装置に想定されるヨーレートが、当該トレース成立の許容範囲外となる目標経路における非許容区間(S)を強調表示させることと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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