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公開番号
2024143542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056275
出願日
2023-03-30
発明の名称
漏洩補修装置
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
F16L
55/18 20060101AFI20241003BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】作業足場などを仮設することなく、高所の配管の漏洩箇所を補修できるようにする。
【解決手段】第1の挟持部2と、第1の挟持部2と対向して配設される第2の挟持部3と、第1の挟持部2を固定し、第2の挟持部3を第1の挟持部2側に進動可能に支持するフレーム4と、フレーム4を貫通して、一端側が第2の挟持部3に連結されたネジ棒5と、を備え、第1の挟持部2および第2の挟持部3の少なくとも一方を配管100の漏洩箇所101に対向させた状態で、ネジ棒5を回転させて第2の挟持部3を進動させることで、第1の挟持部2と第2の挟持部3とで配管100を挟持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の挟持部と、
前記第1の挟持部と対向して配設される第2の挟持部と、
前記第1の挟持部を固定し、前記第2の挟持部を前記第1の挟持部側に進動可能に支持するフレームと、
前記フレームを貫通して、一端側が前記第2の挟持部に連結されたネジ棒と、
を備え、前記第1の挟持部および前記第2の挟持部の少なくとも一方を配管の漏洩箇所に対向させた状態で、前記ネジ棒を回転させて前記第2の挟持部を進動させることで、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部とで前記配管を挟持する、
ことを特徴とする漏洩補修装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記ネジ棒の他端側に棒状体を連結するための連結部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の漏洩補修装置。
【請求項3】
前記配管の漏洩箇所に対向する前記第1の挟持部および前記第2の挟持部の少なくとも一方の内面に、前記漏洩箇所を封止する封止材が設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の漏洩補修装置。
【請求項4】
前記第2の挟持部が前記第1の挟持部から退動可能に前記フレームに支持され、
前記第1の挟持部の内面に仮止めされ、第1の結合部を有する第1のカバーと、
前記第2の挟持部の内面に仮止めされ、第2の結合部を有する第2のカバーと、
を備え、前記第1のカバーおよび前記第2のカバーの少なくとも一方を前記配管の漏洩箇所に対向させた状態で、前記ネジ棒を一方に回転させて前記第2の挟持部を進動させることで、前記第1の結合部と前記第2の結合部とが結合して、前記第1のカバーと前記第2のカバーとが前記配管を挟持した状態で連結し、前記ネジ棒を他方に回転させて前記第2の挟持部を退動させることで、前記第1のカバーが前記第1の挟持部から離脱し、前記第2のカバーが前記第2の挟持部から離脱する、
ことを特徴とする請求項1に記載の漏洩補修装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管の漏洩箇所を補修するための漏洩補修装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、発電所の高所に配設されている配管が腐食し、ピンホールなどが生じて配管内の流体が漏洩・漏液した場合、作業足場やローリングタワーなどを仮設して配管の取り替えや配管の補修・修理を行っていた。
【0003】
また、漏れ流出物の確認や回収を簡易に行える、という配管用カバーが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この配管用カバーは、透視性の優れた部材で構成され、一対のカバーで継手部を覆い、この一対のカバーを接合することにより形成される空間内に継手部を収容するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-230690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来、高所の配管の漏洩箇所を補修などするために、作業足場やローリングタワーなどを仮設しなければならないため、時間と労力を要するばかりでなく、費用がかさむ要因となっていた。また、特許文献1の配管用カバーでは、漏れ流出物の確認などは行えるが、配管が高所にある場合、取り付けるのに作業足場やローリングタワーなどを仮設しなければならず、同様の問題が生じる。
【0006】
そこで本発明は、作業足場などを仮設することなく、高所の配管の漏洩箇所を補修可能な漏洩補修装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、第1の挟持部と、前記第1の挟持部と対向して配設される第2の挟持部と、前記第1の挟持部を固定し、前記第2の挟持部を前記第1の挟持部側に進動可能に支持するフレームと、前記フレームを貫通して、一端側が前記第2の挟持部に連結されたネジ棒と、を備え、前記第1の挟持部および前記第2の挟持部の少なくとも一方を配管の漏洩箇所に対向させた状態で、前記ネジ棒を回転させて前記第2の挟持部を進動させることで、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部とで前記配管を挟持する、ことを特徴とする漏洩補修装置である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の漏洩補修装置において、前記ネジ棒の他端側に棒状体を連結するための連結部が設けられている、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の漏洩補修装置において、前記配管の漏洩箇所に対向する前記第1の挟持部および前記第2の挟持部の少なくとも一方の内面に、前記漏洩箇所を封止する封止材が設けられている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1に記載の漏洩補修装置において、前記第2の挟持部が前記第1の挟持部から退動可能に前記フレームに支持され、前記第1の挟持部の内面に仮止めされ、第1の結合部を有する第1のカバーと、前記第2の挟持部の内面に仮止めされ、第2の結合部を有する第2のカバーと、を備え、前記第1のカバーおよび前記第2のカバーの少なくとも一方を前記配管の漏洩箇所に対向させた状態で、前記ネジ棒を一方に回転させて前記第2の挟持部を進動させることで、前記第1の結合部と前記第2の結合部とが結合して、前記第1のカバーと前記第2のカバーとが前記配管を挟持した状態で連結し、前記ネジ棒を他方に回転させて前記第2の挟持部を退動させることで、前記第1のカバーが前記第1の挟持部から離脱し、前記第2のカバーが前記第2の挟持部から離脱する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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