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公開番号
2024141377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052981
出願日
2023-03-29
発明の名称
キノコ栽培用培地
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
1/14 20060101AFI20241003BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】菌糸を良好かつ迅速に培養することができるキノコ栽培用培地を提供すること。
【解決手段】キノコの菌糸を保持してキノコを栽培するキノコ用培地であって、セルロース繊維の解繊物が凝集した第1集合体が複数集合した第2集合体を有することを特徴とするキノコ栽培用培地。また、第1集合体におけるセルロース繊維のかさ密度をA1、第2集合体におけるセルロース繊維のかさ密度をA2としたとき、A1は、0.05g/cm
3
以上0.8g/cm
3
以下であり、A2は、0.01g/cm
3
以上1.0g/cm
3
以下であり、0.01≦A2/A1<1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維の解繊物が凝集した第1集合体が複数集合した第2集合体を有することを特徴とするキノコ栽培用培地。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1集合体における前記セルロース繊維のかさ密度をA1、
前記第2集合体における前記セルロース繊維のかさ密度をA2としたとき、
A1は、0.05g/cm
3
以上0.8g/cm
3
以下であり、
A2は、0.01g/cm
3
以上1.0g/cm
3
以下であり、
0.01≦A2/A1<1である請求項1に記載のキノコ栽培用培地。
【請求項3】
前記第1集合体は、栄養剤を含む請求項1または2に記載のキノコ栽培用培地。
【請求項4】
キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維を含む紙を小片状に粗砕した粗砕片が複数集合した第3集合体を有することを特徴とするキノコ栽培用培地。
【請求項5】
前記粗砕片における前記セルロース繊維のかさ密度をB1、
前記第3集合体における前記セルロース繊維のかさ密度をB2としたとき、
B1は、0.1g/cm
3
以上2.0g/cm
3
以下であり、
B2は、0.01g/cm
3
以上1.8g/cm
3
以下であり、
0.01≦B2/B1≦0.95である請求項4に記載のキノコ栽培用培地。
【請求項6】
前記粗砕片は、栄養剤を含む請求項4または5に記載のキノコ栽培用培地。
【請求項7】
キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維の解繊物が凝集した第1集合体が複数集合した第2集合体と、
前記セルロース繊維を含む紙を小片状に粗砕した粗砕片が複数集合した第3集合体と、を有することを特徴とするキノコ栽培用培地。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キノコ栽培用培地に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、キノコの菌床栽培に用いる菌床培地が開示されている。特許文献1に記載の菌床培地は、おが粉が空隙を介して集合した集合体である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-39245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されている菌床培地では、おが粉自体の通気性が悪い。また、おが粉を用いた場合、おが粉同士の間の間隙距離にムラがあり、間隙が小さくなる部分が生じる。そのため、全体としても通気性が悪く、キノコの菌糸を良好かつ迅速に培養することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のキノコ栽培用培地は、キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維の解繊物が凝集した第1集合体が複数集合した第2集合体を有することを特徴とする。
【0006】
本発明のキノコ栽培用培地は、キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維を含む紙を小片状に粗砕した粗砕片が複数集合した第3集合体を有することを特徴とする。
【0007】
本発明のキノコ栽培用培地は、キノコの菌糸を保持して前記キノコを栽培するキノコ栽培用培地であって、
セルロース繊維の解繊物が凝集した第1集合体が複数集合した第2集合体と、
前記セルロース繊維を含む紙を小片状に粗砕した粗砕片が複数集合した第3集合体と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明のキノコ栽培用培地の第1実施形態を模式的に示す拡大図である。
図2は、本発明のキノコ栽培用培地の第2実施形態を模式的に示す拡大図である。
図3は、本発明の実施例1~5および比較例の結果をまとめて示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のキノコ栽培用培地を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、本発明のキノコ栽培用培地の第1実施形態を模式的に示す拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)
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