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公開番号2024140854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052200
出願日2023-03-28
発明の名称老化細胞除去用組成物
出願人株式会社ファンケル
代理人個人,個人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20241003BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】 老化細胞除去能を有する成分を有効成分として含有する老化細胞除去用組成物及び抗老化用組成物を提供する。
【解決手段】 柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーからなる群から選択される1以上の成分を有効成分として含有する老化細胞除去用組成物及び抗老化用組成物。
【選択図】 図2A


特許請求の範囲【請求項1】
柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸及びホワイトペッパーからなる群から選択される1以上の成分を有効成分として含有する老化細胞除去用組成物。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーからなる群から選択される1以上の成分を有効成分として含有する抗老化用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は老化細胞除去用組成物に関する。さらに詳しく言うと、本発明は、老化細胞除去能を有する成分を有効成分として含有する老化細胞除去用組成物及び抗老化用組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
老化細胞はNature誌にゾンビ細胞として報告され、一躍話題になっている。細胞の老化は不可逆的な細胞増殖の停止であり、「プロエイジング」の主因といえる。
細胞は、加齢によって、ダメージを受ける機会が増える上、細胞の修復能力、クリアランス能力、リニューアル能力なども低下するため、老化細胞となる。体内に蓄積した老化細胞は炎症誘発物質を分泌して、隣接細胞や臓器の機能低下、ひいては幹細胞の疲弊をもたらす。
【0003】
そのため、近年、老化細胞に関する研究が盛んになっており、老化細胞除去能を有する素材が種々報告されている。例えば、ブドウ種子及びレスベラトロール(特許文献1)、茶(特許文献2)、グルコサミン(特許文献3)、ビタミンE(特許文献4)の他、ザクロやαリポ酸などが老化細胞を除去し得る物質として知られている。本出願人は、抗老化素材としてキンミズヒキの研究を進めている(特許文献5)。
このような状況下で、さらなる老化細胞を除去し得る物質に関する研究・開発が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-91237号公報
特表2012-523239号公報
特表2022-505857号公報
特表2022-541845号公報
特開2022-6259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、老化細胞を除去し得る物質を有効成分として含有する新規な老化細胞除去用組成物及び抗老化用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、市場に流通する1400種以上の素材を用いて、老化細胞除去能について研究を行ったところ、柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーが優れた老化細胞除去能を有することを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の老化細胞除去用組成物及び抗老化用組成物を提供するものである。
(1)柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーからなる群から選択される1以上の成分を有効成分として含有する老化細胞除去用組成物。
(2)柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーからなる群から選択される1以上の成分を有効成分として含有する抗老化用組成物。
【図面の簡単な説明】
【0008】
試験例1における老化細胞誘導試験の結果を示すグラフである。
試験例2における老化細胞除去能試験(表2Aの成分)の結果を示すグラフである。
試験例2における老化細胞除去能試験(表2Bの成分)の結果を示すグラフである。
試験例2における老化細胞除去能試験(表2Cの成分)の結果を示すグラフである。
試験例2における老化細胞除去能試験(表2Dの成分)の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について、例を挙げながら詳しく説明する。
本発明の老化細胞除去用組成物または抗老化用組成物(以下、「老化細胞除去用組成物等」)は、老化細胞除去能を有する成分として、柑橘抽出エキス、オレアノール酸、メリンジョ、コエンザイムQ10、グァバ、ルイボス茶、あした葉、ベニクスノキタケ、カッコウアザミ、ググル、黒ゴマ、マンゴスチン、タマフィリンナトリウム、オオバンガジュツ、フィチン酸、キャッツクロー及びホワイトペッパーからなる群から選ばれる1以上を有効成分として含有する。
これらの素材が有する老化細胞除去能については未だ報告がなく、上記したように、本発明者が1400種以上の素材について研究を重ねた結果初めて見出したものである。
【0010】
上記老化細胞除去能を有する素材は特に限定されないが、例えば、表1に示すような商業的に入手可能な製品を使用することができる。表1には、本明細書における有効成分の番号、一般名及び原料名を記載した。
(【0011】以降は省略されています)

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