TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024140051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051038
出願日2023-03-28
発明の名称車両用支持具
出願人株式会社SUBARU,株式会社ニフコ
代理人個人
主分類F16B 45/00 20060101AFI20241003BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】支持対象側の荷重を、支持具を構成するボルト体を介して車両本体側に直接的に作用可能とする。
【解決手段】支持対象8の受容開放部2aを備えた主受容体2と、車両本体側5に固定されるボルト軸部3aを有すると共に前記主受容体2内にボルト頭部3bを位置させるようして前記主受容体2に組み合わされたボルト体3とを備える。前記受容開放部2aと前記ボルト体3の前記ボルト頭部3bとの間が前記主受容体2の受容空間2bとして機能するようにしてある。前記ボルト体3の前記ボルト頭部3bに、前記受容空間2b側に開放部3iを備えてその内部空間を前記受容空間2bに連続させた副受容部3jを形成させてなる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
支持対象の受容開放部を備えた主受容体と、
車両本体側に固定されるボルト軸部を有すると共に前記主受容体内にボルト頭部を位置させるようして前記主受容体に組み合わされたボルト体とを備えてなり、
前記受容開放部と前記ボルト体の前記ボルト頭部との間が前記主受容体の受容空間として機能するようにしてあると共に、
前記ボルト体の前記ボルト頭部に、前記受容空間側に開放部を備えてその内部空間を前記受容空間に連続させた副受容部を形成させてなる、車両用支持具。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記主受容体を樹脂より構成すると共に、前記ボルト体を前記主受容体の成形時のインサート物としてなる、請求項1に記載の車両用支持具。
【請求項3】
前記ボルト体の少なくとも前記副受容部に臨んだ内側面を前記樹脂によって被覆させてなる請求項2に記載の車両用支持具。
【請求項4】
前記主受容体は前記受容開放部と反対の側を基部とすると共に、前記ボルト体は前記ボルト頭部を前記主受容体内に位置させた状態で前記基部から前記ボルト軸部を突き出させてなる、請求項1に記載の車両用支持具。
【請求項5】
前記主受容体の前記受容空間に臨んだ内壁を、前記副受容部の前記開放部に近づくに連れて、前記受容空間の中心に近づく向きに傾斜させてなる、請求項1に記載の車両用支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、車両の車室内に必要に応じて備えられて、この車室内において各種の物品を支持するために用いられる支持具の改良に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
樹脂成形体と一体化されたボルト体を車両本体側に固定させることで車室内に備えられる支持具として特許文献1に示されるものがある。
特許文献1のものでは、前記樹脂成形体は、基部と環状部とを有し、両者を前記環状部を入り口とし前記基部の一面を奥壁とする空間を形成するように中間部によって一体化させた構造となっている。支持対象は、前記入り口を通じて前記空間内に導入され、その荷重は直接的には樹脂成形体に作用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7055114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の支持具において、支持対象側の荷重を、支持具を構成するボルト体を介して車両本体側に直接的に作用可能とする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を達成するために、この発明にあっては、車両用支持具を、支持対象の受容開放部を備えた主受容体と、
車両本体側に固定されるボルト軸部を有すると共に前記主受容体内にボルト頭部を位置させるようして前記主受容体に組み合わされたボルト体とを備えてなり、
前記受容開放部と前記ボルト体の前記ボルト頭部との間が前記主受容体の受容空間として機能するようにしてあると共に、
前記ボルト体の前記ボルト頭部に、前記受容空間側に開放部を備えてその内部空間を前記受容空間に連続させた副受容部を形成させてなる、ものとした。
【0006】
前記主受容体を樹脂より構成すると共に、前記ボルト体を前記主受容体の成形時のインサート物とすることが、この発明の態様の一つとされる。
この場合さらに、前記ボルト体の少なくとも前記副受容部に臨んだ内側面を前記樹脂によって被覆させるようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
【0007】
また、前記主受容体は前記受容開放部と反対の側を基部とすると共に、前記ボルト体は前記ボルト頭部を前記主受容体内に位置させた状態で前記基部から前記ボルト軸部を突き出させるように構成することが、この発明の態様の一つとされる。
【0008】
また、前記主受容体の前記受容空間に臨んだ内壁を、前記副受容部の前記開放部に近づくに連れて、前記受容空間の中心に近づく向きに傾斜させるようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
【発明の効果】
【0009】
この発明にかかる車両用支持具によれば、支持対象を前記ボルト体の前記副受容部を利用して支持することができ、この支持対象側の荷重を、前記主受容体に作用させずに、前記ボルト体を介して車両本体側に直接的に作用させることができる。これにより、前記荷重が高荷重となった場合でも、主受容体の破損などが可及的に生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、この発明の一実施の形態にかかる支持具(第一例)の斜視図である。
図2は、前記第一例の斜視図であり、図1の下側から見て示している。
図3は、前記第一例の平面図である。
図4は、前記第一例の底面図である。
図5は、前記第一例の側面図である。
図6は、前記第一例の側面図である。
図7は、図3におけるA-A線位置での切断端面図である。
図8は、図5におけるB-B線位置での切断端面図である。
図9は、図5におけるC-C線位置での切断端面図である。
図10は、前記第一例の使用状態を示した切断端面構成図である。
図11は、前記第一例の使用状態を示した切断端面構成図である。
図12は、前記第一例の使用状態を示した斜視図である。
図13は、前記第一例の使用状態を示した斜視図である。
図14は、前記第一例の使用状態を示した斜視図である。
図15は、この発明の一実施の形態にかかる支持具(第二例)の使用状態を示した切断端面構成図である。
図16は、この発明の一実施の形態にかかる支持具(第三例)の使用状態を示した切断端面構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
回転機構
6か月前
個人
保持機
24日前
個人
回転伝達機構
4か月前
株式会社フジキン
配管
2か月前
丸一株式会社
配管構造
5か月前
個人
振り子式免震装置
1か月前
個人
ネジの緩み防止装置
1か月前
藤井電工株式会社
フック
24日前
個人
ネジの緩み止め装置
6か月前
個人
弁装置
4か月前
個人
ロックナット
3か月前
個人
リンクプレート
4か月前
個人
緩み防止ナット
1か月前
株式会社ニフコ
留め具
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社キッツ
管継手
4か月前
マフレン株式会社
自動給脂器
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社テイエルブイ
排気弁
2か月前
株式会社フジキン
バルブ装置
6か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
1か月前
株式会社不二工機
電磁弁
1か月前
株式会社キッツ
逆止め弁
1か月前
株式会社不二工機
電磁弁
5か月前
スズキ株式会社
防振装置
2か月前
株式会社フジキン
バルブ
1か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
2か月前
日動電工株式会社
保持具
24日前
株式会社不二工機
電動弁
16日前
北村精工株式会社
固定具
3か月前
横浜ゴム株式会社
管継手
2か月前
個人
配管用エルボカバー
1か月前
日本精工株式会社
直動案内装置
4か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
4か月前
三和テッキ株式会社
配管固定装置
4か月前
続きを見る