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公開番号2024138705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049322
出願日2023-03-27
発明の名称払拭装置、液体を吐出する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20241002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ウェブを効率的にしようできる払拭装置、液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】第1液体を吐出する第1ヘッド110A、及び、第1液体と異なる第2液体を吐出する第2ヘッド110Bを払拭する共通の無端状のウェブ211と、ウェブ211による払拭動作を制御する払拭動作制御手段501と、ウェブ211で払拭した直前の払拭対象ヘッドを記憶する払拭対象ヘッド記憶手段502とを備え、払拭動作制御手段501は、払拭対象ヘッド記憶手段502に記憶された直前の払拭対象ヘッドと、次に払拭する払拭対象ヘッドとの組み合わせに基づいて、ウェブ211の巻取り長さLを変化させる制御をする。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
異なる液体を吐出する複数のヘッドを払拭する共通のウェブと、
前記ウェブによる払拭動作を制御する手段と、
前記ウェブで払拭した直前の払拭対象ヘッドを記憶する手段と、を備え、
前記制御する手段は、前記記憶する手段に記憶された前記直前の払拭対象ヘッドと次に払拭する払拭対象ヘッドとの組み合わせに基づいて、前記ウェブの巻取り長さを変化させる制御をする
ことを特徴とする払拭装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ウェブを前記複数のヘッドにそれぞれ押し当てる複数の押し当て部材を備え、
前記押し当て部材は、前記ヘッドに前記ウェブを押し当てる当接位置と、前記当接位置から離間した離間位置との間で移動可能であり、
前記押し当て部材は払拭動作前に前記ウェブと当接し、
前記押し当て部材は払拭動作後に前記ウェブから離間し、
前記ウェブの巻取りタイミングは、前記払拭対象ヘッドを選択した後、かつ、前記押し当て部材の当接前である
ことを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
前記複数のヘッドの内の払拭方向で隣り合う2つの前記ヘッドを、前記ウェブによる払拭方向下流側からそれぞれ第1ヘッド、第2ヘッドとし、
前記第1ヘッド、前記第2ヘッドの順に払拭するときの前記ウェブの巻取り長さをL1、
同じ前記ヘッドを連続して2回払拭するときの前記ウェブの巻取り長さをL2、
前記第2ヘッド、前記第1ヘッドの順に払拭するときの前記ウェブの巻取り長さをL3、とするとき、巻取り長さは、
L3>L2>L1
の関係にある
ことを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項4】
前記制御する手段は、
前記払拭対象ヘッドに対する払拭動作を行っている間、払拭中であることを示す情報を記憶し、
前記ウェブの巻取り長さを設定するときに、前記直前の払拭対象ヘッドについて、前記払拭中であることを示す情報が記憶されているときには、設定可能な最も大きい巻取り長さを設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項5】
異なる液体を吐出する複数のヘッドと、
請求項1ないし4のいずれかに記載の払拭装置と、を備えている
ことを特徴とする液体を吐出する装置。
【請求項6】
前記複数のヘッドには、処理液を吐出するヘッドと、前記処理液と反応するインクを吐出するヘッドとが含まれる
ことを特徴とする請求項5に記載の液体を吐出する装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は払拭装置、液体を吐出する装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出するヘッドを使用する場合、ノズルの状態を維持回復するため、ノズル面をキャッピングするキャップ、ノズル面を払拭清掃する払拭装置などを含む維持回復機構(ヘッドメンテナンス装置)を備える。
【0003】
従来、インクを吐出する第1吐出口列と、インクと反応する反応液を吐出する第2吐出口列とを有する記録手段の吐出口面を払拭する払拭部材と、払拭部材の異なる位置で、第1吐出口列を払拭する第1払拭部分を形成する第1押圧部材と、第2吐出口列を払拭する第2払拭部分を形成する第2押圧部材とを備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-161141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の構成のように、共通のウェブによって異なる液体を吐出する複数の払拭対象の払拭を行う場合、異なる液体の混濁を生じないように、ウェブの未払拭の部分で払拭するためには、最大量の巻取り長さで巻取りを行うことになる。そのため、ウェブの使用量が増加するという課題がある。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ウェブを効率的に使用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明に係る払拭装置は、
異なる液体を吐出する複数のヘッドを払拭する共通のウェブと、
前記ウェブの巻取りを制御する巻取り制御手段と、
前記ウェブで払拭した直前の払拭対象ヘッドを記憶する手段と、を備え、
前記巻取り制御手段は、前記記憶する手段に記憶された前記直前の払拭対象ヘッドと次に払拭する払拭対象ヘッドとの組み合わせに基づいて、前記ウェブの巻取り長さを変化させる制御をする
構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ウェブを効率的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の各カバー部材を閉じた状態の斜視説明図である。
同じく各カバー部材を閉じた状態の平面説明図である。
同じく各カバー部材を開いた状態の斜視説明図である。
同じく各カバー部材を開いた状態の平面説明図である。
同じく液体吐出部の一例の平面説明図である。
本発明の第1実施形態に係る払拭装置の側面説明図である。
同払拭装置による払拭動作の説明に供する側面説明図である。
比較例1の払拭装置を払拭動作とともに説明する側面説明図である。
図8の押し当て部材部分の拡大説明図である。
同払拭装置の制御に係る部分の説明に供するブロック説明図である。
同払拭装置の払拭動作制御手段による払拭動作の制御の説明に供するフロー図である。
払拭対象ヘッドの払拭順序の組み合わせとウェブの巻取り長さLの第1例の説明に供する説明図である。
払拭対象ヘッドの払拭順序の組み合わせとウェブの巻取り長さLの第2例の説明に供する説明図である。
払拭対象ヘッド(押し当て部材)と巻取り長さの関係の説明に供する説明図である。
本発明の第2実施形態に係る払拭装置の要部側面説明図である。
本発明の第3実施形態に係る払拭装置の払拭制御手段による払拭動作の制御の説明に供するフロー図である。
本発明の第4実施形態に係る払拭装置の液体吐出部の平面説明図である。
本発明の第5実施形態におけるキャリッジをヘッドのノズル面側から見た平面説明図である。
本発明の第6実施形態におけるキャリッジをヘッドのノズル面側から見た平面説明図である。
印刷装置の制御部の一例の説明に供するブロック説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置について図1ないし図4を参照して説明する。図1は同印刷装置の各カバー部材を閉じた状態の斜視説明図、図2は同じく各カバー部材を閉じた状態の平面説明図、図3は同じく各カバー部材を開いた状態の斜視説明図、図4は同じく各カバー部材を開いた状態の平面説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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