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公開番号
2024169154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086383
出願日
2023-05-25
発明の名称
シート搬送装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
5/14 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートの幅方向端部にしわが発生するのを抑制することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート搬送装置は、周面にシートたる用紙Pを担持しながら回転することで用紙Pを搬送する用紙担持ドラム210などの搬送ドラムを備えている。また、シート搬送装置は、用紙担持ドラム210の周面に設けられた複数の吸引孔から用紙Pを吸引して、用紙担持ドラム210の周面にシートを密着させる密着手段であり吸引手段である吸引装置を備えている。そして、用紙担持ドラム210は、周面の両端の外径が中央よりも大きい所謂鼓形状をしている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
周面にシートを担持しながら回転することで前記シートを搬送する搬送ドラムと、
前記搬送ドラムの前記周面に前記シートを密着させる密着手段と、を備えたシート搬送装置において、
前記搬送ドラムの前記周面の両端の外径が、中央よりも大きいことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送ドラムの前記周面の前記シートのシート幅方向の端部に対向する箇所の外径が、前記シートの前記シート幅方向の中央に対向する箇所の外径よりも大きいことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記密着手段は、前記搬送ドラムの前記周面に設けられた複数の吸引孔から前記シートを吸引する吸引手段であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記搬送ドラムは、円筒形状のドラム本体と、前記ドラム本体に取り付けられ、複数の前記吸引孔を有する前記周面を構成する可撓性部材とを有し、
前記可撓性部材は、シート幅方向の中央が、凹み可能に前記搬送ドラムに取り付けられていることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記可撓性部材の前記シート幅方向の両端が、スペーサを介して前記ドラム本体に取り付けられていることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記可撓性部材を、前記ドラム本体に対して着脱可能に構成し、
前記可撓性部材から、複数の吸引孔を有する前記周面を構成し、前記周面が前記シート幅方向で平坦な前記吸引手段の吸引力では撓まない剛性を有する剛性部材に交換可能としたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記搬送ドラムの前記シートが担持されるシート担持領域を、前記搬送ドラムの周方向で複数の吸引領域に分割し、
シート搬送方向の下流側の吸引領域から順次前記シートを吸引することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
請求項1に記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、周面にシートを担持しながら回転することでシートを搬送する搬送ドラムと、搬送ドラムの周面にシートを密着させる密着手段と、を備えたシート搬送装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート搬送装置を備えた画像形成装置が記載されている。特許文献1に記載の画像形成装置は、給紙部から給紙されたシートを上記シート搬送装置の搬送ドラムの周面にシートを担持して、シートを液体吐出ヘッドが対向する印刷領域に搬送し、この印刷領域で、シートに画像を形成する。画像が形成されたシートは、シート搬送装置によって乾燥装置へ搬送され乾燥装置によりシートに形成された画像が乾燥される。また、特許文献1には、乾燥装置により乾燥されたシートを、反転させて再び印刷領域へ搬送してシートの両面に画像が印刷可能なように構成してもよい旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、搬送ドラムの周面にシートを密着させた際に、シートの幅方向端部にしわが発生するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、周面にシートを担持しながら回転することで前記シートを搬送する搬送ドラムと、前記搬送ドラムの周面に前記シートを密着させる密着手段と、を備えたシート搬送装置において、前記搬送ドラムの周面の両端の外径が、中央よりも大きいことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シートの幅方向端部にしわが発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態における画像形成装置としてのインクジェット記録装置の概略構成を示す模式図。
シート搬送装置の全体構成を示す概略図。
用紙担持ドラムの要部を示す分解斜視図。
用紙担持ドラムのシート担持領域における複数の吸引領域について説明する説明図。
(a)は、乾燥装置通過前のシートの状態をしており、(b)は、乾燥装置通過後のシートの状態を示す図。
本実施形態の用紙担持ドラムの概略構成図。
スペーサを用紙担持ドラムに貼り付ける例を示す図。
(a)は、剛性吸着板を示す概略斜視図であり、(b)は、可撓性吸着板を示す概略斜視図である。
吸着板をドラム本体に着脱可能に固定する固定構造を示す概略図。
(a)は、剛性吸着板がドラム本体に取り付けられた様子を示す図であり(b)は、可撓性吸着板がドラム本体に取り付けられた様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
[全体説明]
図1は、本実施形態における画像形成装置としてのインクジェット記録装置の概略構成を示す模式図である。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、主に、給紙部100、画像形成部200、乾燥部300、排紙部400から構成されている。インクジェット記録装置1においては、給紙部100から給紙されるシートとしての記録材である用紙Pに対し、画像形成部200で画像形成用の液体であるインクにより画像を形成する。そして、用紙上に付着したインクを乾燥部300において乾燥させた後、用紙を排紙部400から排紙する。
【0010】
[給紙部]
給紙部100は、主に、複数の用紙Pが積載される給紙トレイ110と、給紙トレイ110から用紙を1枚ずつ分離して送り出す給送装置120と、用紙を画像形成部200へ送り込むレジストローラ対130とから構成されている。給送装置120には、ローラやコロを用いた装置や、エア吸引を利用した装置など、あらゆる給送装置を用いることが可能である。給送装置120により給紙トレイ110から送り出された用紙は、その先端がレジストローラ対130に到達した後、レジストローラ対130が所定のタイミングで駆動することにより、画像形成部200へ給紙される。なお、本実施形態において、給紙部100は、画像形成部200へ用紙Pを送り出すものであれば、その構成に制限はない。
(【0011】以降は省略されています)
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