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公開番号
2024171206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023088163
出願日
2023-05-29
発明の名称
投受光装置、および測距システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G01S
7/481 20060101AFI20241204BHJP(測定;試験)
要約
【課題】計測可能な範囲を広くできるとともに、外光に強い投受光装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係る投受光装置は、互いに量子もつれ状態にある第1光と第2光を射出する第1発光部と、古典光である第3光を射出する第2発光部と、受光部と、を備え、前記第1光および前記第2光の少なくとも一方は、物体で反射され第1反射光となり、前記第3光は、前記物体で反射されて第2反射光となり、前記受光部は、前記第1反射光と前記第2反射光を受光する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに量子もつれ状態にある第1光と第2光を射出する第1発光部と、
古典光である第3光を射出する第2発光部と、
受光部と、を備え、
前記第1光および前記第2光の少なくとも一方は、物体で反射され第1反射光となり、
前記第3光は、前記物体で反射されて第2反射光となり、
前記受光部は、前記第1反射光と前記第2反射光を受光する、投受光装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記受光部は、
前記第1反射光を含む光を受光する第1受光部と、
前記第2反射光を含む光を受光する第2受光部と、を備える、請求項1に記載の投受光装置。
【請求項3】
前記第1受光部は、単一光子を検出する単一光子検出器を含み、
前記第2受光部は、所定期間または所定回数の積算により受光量を検出する光量検出器を含む、請求項2に記載の投受光装置。
【請求項4】
前記第1光は、外部へ射出され、
前記第2光は、前記受光部へ導光される光路へ射出され、
前記第1光および前記第2光のうち前記第1光のみが前記物体で反射されて前記第1反射光となる、請求項1に記載の投受光装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の投受光装置と、
前記受光部が備える第1受光部から第1受光画像を受け取るとともに、前記受光部が備える第2受光部から第2受光画像を受け取る解析部と、を備え、
前記解析部は、前記第1受光画像に基づく第1距離情報、および前記第2受光画像に基づく第2距離情報の少なくとも一方を出力する、測距システム。
【請求項6】
前記解析部は、前記第2受光画像における受光量に基づいて選択された前記第1距離情報および前記第2距離情報の少なくとも一方を出力する、請求項5に記載の測距システム。
【請求項7】
前記解析部は、前記受光量が第1の値である場合に前記第1距離情報を出力し、前記受光量が前記第1の値よりも大きい第2の値である場合に前記第2距離情報を出力する、請求項6に記載の測距システム。
【請求項8】
互いに量子もつれ状態にある第1光と第2光の少なくとも一方が物体で反射されて生じる第1反射光による飛行時間情報を含む第1情報と、
古典光である第3光が前記物体で反射されて生じる第2反射光による飛行時間情報を含む第2情報と、が入力される解析部を備え、
前記解析部は、前記第1情報に基づく第1距離情報、および前記第2情報に基づく第2距離情報の少なくとも一方を出力する、測距システム。
【請求項9】
前記解析部は、前記第2情報に基づいて選択される前記第1距離情報および前記第2距離情報の少なくとも一方を出力する、請求項8に記載の測距システム。
【請求項10】
前記第2情報は、受光部による前記第2反射光の受光量に関する情報を含み、
前記解析部は、前記受光量が第1の値である場合に前記第1距離情報を出力し、前記受光量が前記第1の値よりも大きい第2の値である場合に前記第2距離情報を出力する、請求項9に記載の測距システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、投受光装置、および測距システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザ光源から出射されたパルス光を投光し、投光された光の物体による反射光を受光して、パルス光の投光から反射光の受光までの時間差に基づき、物体までの距離を測定するLiDAR(Light Detection and Ranging)等の測距システムが知られている。
【0003】
また、周波数量子もつれ光子の対に関して、第1光子を第1光路に沿って、第2光子を第2光路に沿って、それぞれ伝送し、第1光路に沿って伝送される光子を第1検出器により検出し、第2光路に沿って伝送される光子を第2検出器により検出する投受光技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の投受光技術を測距システム等の計測システムに適用すると、計測可能な範囲が狭くなる場合がある。
【0005】
本開示は、計測可能な範囲を広くできるとともに、外光に強い投受光装置、および測距システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る投受光装置は、互いに量子もつれ状態にある第1光と第2光を射出する第1発光部と、古典光である第3光を射出する第2発光部と、受光部と、を備え、前記第1光および前記第2光の少なくとも一方は、物体で反射され第1反射光となり、前記第3光は、前記物体で反射されて第2反射光となり、前記受光部は、前記第1反射光と前記第2反射光を受光する。
【0007】
本開示の一態様に係る測距システムは、互いに量子もつれ状態にある第1光と第2光の少なくとも一方が物体で反射されて生じる第1反射光による飛行時間情報を含む第1情報と、古典光である第3光が前記物体で反射されて生じる第2反射光による飛行時間情報を含む第2情報と、が入力される解析部を備え、前記解析部は、前記第1情報に基づく第1距離情報、および前記第2情報に基づく第2距離情報の少なくとも一方を出力する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、計測可能な範囲を広くできるとともに、外光に強い投受光装置、および測距システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る投受光装置の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る制御部の機能構成を示すブロック図である。
第1実施形態の変形例に係る投受光装置の構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る解析部のハードウェア構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る解析部の機能構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る解析部による処理を示すフロー図である。
第2実施形態の変形例に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第3実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第3実施形態の変形例に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第4実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第4実施形態に係る解析部の機能構成を示すブロック図である。
第4実施形態に係る解析部による処理を示すフロー図である。
第5実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第5実施形態に係る解析部の機能構成を示すブロック図である。
第5実施形態に係る制御部の機能構成を示すブロック図である。
第5実施形態に係る測距システムの動作を示すフロー図である。
第5実施形態の変形例に係る測距システムの動作を示すフロー図である。
第6実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
第6実施形態に係る解析部の機能構成を示すブロック図である。
第6実施形態に係る測距システムの動作を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を備える構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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