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公開番号2025014301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116764
出願日2023-07-18
発明の名称表示システム、方法、およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像内の変化が小さいときには当該映像を表示し続けない。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る表示システムは、撮影機器と端末とを含む表示システムであって、前記撮影機器は、映像を撮影する撮影部と、前記撮影した映像、および、前記端末から指定された映像レイアウトに基づいて、表示用の映像を作成する画像処理部と、前記端末から指定された前記撮影した映像内の特定の領域の映像の変化率を算出する変化率算出部と、前記表示用の映像、および、前記変化率を前記端末へ送信する通信部とを備え、前記端末は、前記撮影機器から受信した変化率に基づいて、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトと前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトのいずれかを選択する映像レイアウト決定部、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
撮影機器と端末とを含む表示システムであって、
前記撮影機器は、
映像を撮影する撮影部と、
前記撮影した映像、および、前記端末から指定された映像レイアウトに基づいて、表示用の映像を作成する画像処理部と、
前記端末から指定された前記撮影した映像内の特定の領域の映像の変化率を算出する変化率算出部と、
前記表示用の映像、および、前記変化率を前記端末へ送信する通信部と
を備え、
前記端末は、
前記撮影機器から受信した変化率に基づいて、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトと前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトのいずれかを選択する映像レイアウト決定部、を備えた表示システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記端末の前記映像レイアウト決定部は、
一定時間の前記変化率が一定値以下であり、かつ、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトの場合、前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトに変更する、請求項１に記載の表示システム。
【請求項３】
前記端末の前記映像レイアウト決定部は、
前記変化率が一定値以上であり、かつ、前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトの場合、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトに変更する、請求項２に記載の表示システム。
【請求項４】
前記端末は、前記変化率に基づく映像レイアウトの変更を実施するか否かの指定を受け付ける、請求項１に記載の表示システム。
【請求項５】
前記端末は、前記一定時間および前記一定値の指定を受け付ける、請求項２または３に記載の表示システム。
【請求項６】
前記端末は、前記特定の領域の指定を受け付ける、請求項１に記載の表示システム。
【請求項７】
前記表示用の映像は、前記端末、および、前記端末とウェブ会議を実施している別の端末に表示される、請求項１に記載の表示システム。
【請求項８】
前記撮影した映像は、３６０度のパノラマ映像である、請求項１に記載の表示システム。
【請求項９】
撮影機器が、映像を撮影するステップと、
前記撮影機器が、前記撮影した映像、および、端末から指定された映像レイアウトに基づいて、表示用の映像を作成するステップと、
前記撮影機器が、前記端末から指定された前記撮影した映像内の特定の領域の映像の変化率を算出するステップと、
前記撮影機器が、前記表示用の映像、および、前記変化率を前記端末へ送信するステップと、
前記端末が、前記撮影機器から受信した変化率に基づいて、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトと前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトのいずれかを選択するステップと、を含む方法。
【請求項１０】
端末を、
撮影機器が撮影した映像内の特定の領域の指定、および、映像レイアウトの指定を前記撮影機器へ送信する通信部
前記撮影機器が、前記撮影機器が撮影した映像、および、前記端末から指定された映像レイアウトに基づいて作成した表示用の映像を受信して表示する表示部
前記撮影機器から受信した前記特定の領域の変化率に基づいて、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトと前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトのいずれかを選択する映像レイアウト決定部
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示システム、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、複数の拠点に設置された端末間で映像や音声を双方向通信するウェブ会議が知られている。端末には、各々の拠点で撮影されている映像が表示される（特許文献１）。そのため、会議の参加者は、会議の雰囲気を共有することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、映像内の変化が小さい（つまり、撮影されている対象物が変化しない）ときには、他の映像（例えば、撮影されている対象物が変化する映像）が表示されることが好ましい。
【０００４】
そこで、本発明では、映像内の変化が小さいときには当該映像を表示し続けないことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一実施形態に係る表示システムは、撮影機器と端末とを含む表示システムであって、前記撮影機器は、映像を撮影する撮影部と、前記撮影した映像、および、前記端末から指定された映像レイアウトに基づいて、表示用の映像を作成する画像処理部と、前記端末から指定された前記撮影した映像内の特定の領域の映像の変化率を算出する変化率算出部と、前記表示用の映像、および、前記変化率を前記端末へ送信する通信部とを備え、前記端末は、前記撮影機器から受信した変化率に基づいて、前記特定の領域の映像の固定表示が有る映像レイアウトと前記特定の領域の映像の固定表示が無い映像レイアウトのいずれかを選択する映像レイアウト決定部、を備える。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、映像内の変化が小さいときには当該映像を表示し続けない。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の一実施形態に係る全体の構成図である。
本発明の一実施形態に係る撮影機器の撮影方向について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る撮影機器の撮影映像の変換について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る撮影機器のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る端末（パーソナルコンピュータ）のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る端末（ビデオ会議端末）のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る表示システムの機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る映像レイアウトについて説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る変化率について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る撮影機器が固定表示領域の映像の変化率を通知する処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る端末が映像レイアウトを決定する処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る端末が映像レイアウトを決定する処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る端末に表示される操作画面の一例である。
本発明の一実施形態に係る端末に表示される固定表示領域の指定画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【０００９】
＜全体構成＞
図１は、本発明の一実施形態に係る全体の構成図である。ウェブ会議システム（なお、ビデオ会議システムでもよい）１は、複数の拠点に設置された端末（図１の例では、拠点１の端末１２と拠点２の端末２０）と、サーバ３０と、を含む。
【００１０】
［拠点１］
本発明の一実施形態では、ウェブ会議の少なくとも１つの拠点において、端末１２と撮影機器１１とが設置される（以下、端末１２と撮影機器１１とを含むシステムを表示システムともいう）。なお、表示システム１０は、電子黒板１３を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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