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公開番号2025014500
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117102
出願日2023-07-18
発明の名称ユニット支持装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ユニットのユニット支持装置に対する脱着作業性を高めることができるユニット支持装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユニット支持装置たる引き出しユニット70は、ユニットたる二次転写ユニット40の被支持部たる軸部材412を支持する支持部材たる円筒軸413a,413bを備えており、装置本体に対して引き出し可能に設けられている。また、引き出しユニット70は、装置本体に装着された状態のとき、軸部材412を脱着不能に固定し、引き出しユニット70の装置本体からの引き出し動作に連動して、脱着不能な状態から脱着可能な状態に切り替わる固定機構130を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ユニットの被支持部を支持する支持部材を有し、装置本体に対して引き出し可能に設けられたユニット支持装置において、
当該ユニット支持装置が前記装置本体に装着された状態のときは、前記ユニットの前記被支持部を脱着不能に固定し、当該ユニット支持装置の前記装置本体からの引き出し動作に連動して、前記脱着不能な状態から脱着可能な状態に切り替わる固定機構を備えることを特徴とするユニット支持装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
請求項１に記載のユニット支持装置において、
前記固定機構は、当該ユニット支持装置が前記装置本体に装着された状態のときに前記被支持部を前記支持部材の支持部へ押圧する押圧部材を備えることを特徴とするユニット支持装置。
【請求項３】
請求項２に記載のユニット支持装置において、
前記固定機構は、前記押圧部材を保持し、当該ユニット支持装置の前記装置本体に対する引き出し方向にスライド可能なスライド部材と、前記スライド部材を、前記引き出し方向の上流側へ付勢する付勢手段とを有し、
当該ユニット支持装置が前記装置本体に装着された状態のとき、前記スライド部材は、前記装置本体の部材に当接して前記押圧部材が前記被支持部を前記支持部へ押圧する押圧位置に位置し、当該ユニット支持装置の前記装置本体からの引き出し動作に連動して前記付勢手段の付勢力により前記引き出し方向の上流側へスライド移動して、前記押圧部材が前記被支持部から退避した退避位置へ移動することを特徴とするユニット支持装置。
【請求項４】
請求項３に記載のユニット支持装置において、
前記押圧部材は、
前記押圧位置のときに前記被支持部に当接して前記被支持部を押圧する押圧部と、
前記スライド部材が前記押圧位置と前記退避位置との間をスライドするとき、前記被支持部に摺動し、前記押圧部を、前記被支持部から離間させる摺動部とを有することを特徴とするユニット支持装置。
【請求項５】
請求項１に記載のユニット支持装置において、
前記支持部材は、前記被支持部が挿入される支持孔を有し、
前記支持部材を保持し、当該ユニット支持装置の前記装置本体に対する引き出し方向にスライド可能なスライド部材と、
前記スライド部材を、前記引き出し方向の上流側に付勢する付勢手段とを有し、
当該ユニット支持装置が前記装置本体に装着された状態のとき、前記スライド部材は、前記支持孔に前記被支持部が挿入される支持位置に位置し、当該ユニット支持装置の前記装置本体からの引き出し動作に連動して前記付勢手段の付勢力により前記引き出し方向の上流側へスライド移動して、前記被支持部が、前記支持孔から抜けた非支持位置へ移動することを特徴とするユニット支持装置。
【請求項６】
請求項５に記載のユニット支持装置において、
前記支持部材は、前記支持位置に位置するとき、前記被支持部を、前記支持孔の内周面に押圧する押圧部材を有することを特徴とするユニット支持装置。
【請求項７】
転写ユニットと、
前記転写ユニットを支持し、装置本体に対して引き出し可能に設けられたユニット支持装置とを備えた画像形成装置において、
前記ユニット支持装置として、請求項１に記載のユニット支持装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項８】
請求項７に記載の画像形成装置において、
前記転写ユニットの転写部材が当接する像担持体を備える像担持体ユニットと、前記転写ユニットとの相対位置を固定する位置固定部材を備え、
前記位置固定部材は、前記転写ユニットの引き出し方向に直交する面に沿って変位可能に前記装置本体に支持されていることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユニット支持装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユニットの被支持部を支持する支持部を有し、装置本体に対して引き出し可能に設けられたユニット支持装置が知られている。
【０００３】
特許文献１には、上記ユニット支持装置としてのフレームに、二次転写ローラと分離ローラとこれらローラに張架された二次転写ベルトとからなるベルトユニットが支持されたものが記載されている。二次転写ローラの軸と分離ローラの軸は、フレームに取り付けられた回転軸支持アームによって、脱着不能にフレームに固定されている。回転軸支持アームを取り外して二次転写ローラの軸と分離ローラの軸とをフレームに対して脱着可能状態にすることで、上記ベルトユニットをフレームから取り外す旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、ベルトユニットなどのユニットをフレームなどのユニット支持装置に対して脱着するには、回転軸支持アームの取り外し／取り付けが必要であり、脱着作業性が悪いという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述した課題を解決するために、本発明は、ユニットの被支持部を支持する支持部材を有し、装置本体に対して引き出し可能に設けられたユニット支持装置において、当該ユニット支持装置が前記装置本体に装着された状態のときは、前記ユニットの前記被支持部を脱着不能に固定し、当該ユニット支持装置の前記装置本体からの引き出し動作に連動して、前記脱着不能な状態から脱着可能な状態に切り替わる固定機構を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、ユニットのユニット支持装置に対する脱着作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施形態に係る複写機の概略構成図。
装置の左右方向（Ｘ方向）から見た二次転写装置の概略構成図。
二次転写装置の装置手前側の概略構成図。
二次転写装置の装置後側の概略構成図。
二次転写装置を複写機の本体に装着した様子を示す概略構成図。
変形例１の概略構成図。
変形例２の要部概略構成図。
変形例３の概略構成図。
装置の左右方向（Ｘ方向）から軸部材を押圧して軸部材の後側を固定するようにした変形例３の要部概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【０００９】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、複数の感光体１が並行配設されたタンデム型のカラーレーザー複写機（以下、単に「複写機」という）の一実施形態について説明する。
【００１０】
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。
図１は、実施形態に係る複写機の概略構成図である。
この複写機はプリンタ部１００、これを載せる給紙装置２００、プリンタ部１００の上に固定されたスキャナ３００などを備えている。また、このスキャナ３００の上に固定された原稿自動搬送装置６００なども備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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