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公開番号
2025003105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103592
出願日
2023-06-23
発明の名称
画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 画像形成装置本体と定着器間の信号線の数をなるべく増やさずに、当該定着器に関する管理情報についてヒューズを用いて管理する。
【解決手段】 本発明は、定着器と定着器を制御する定着制御部とを備える画像形成装置に関する。そして、本発明の画像形成装置において、定着器は、第1のサーミスタと、第2のサーミスタと、第1のサーミスタと第2のサーミスタとの間に接続されたヒューズとを備え、定着制御部は、第1のサーミスタと第2のサーミスタへの電源供給を制御する電源切替手段を備え、電源切替手段は、第1のサーミスタ又は第2のサーミスタを用いて温度測定する通常時は、第1のサーミスタと第2のサーミスタとのヒューズが接続する間を同電位とするように制御し、ヒューズを切断する時又はヒューズの状態をチェックする時には、第1のサーミスタと第2のサーミスタとの間で電位差が発生するように制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
現像剤像が転写された媒体に前記現像剤像を定着させる定着器と前記定着器を制御する定着制御部とを備える画像形成装置において、
前記定着器は、第1のサーミスタと、第2のサーミスタと、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの間に接続されたヒューズとを備え、
前記定着制御部は、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタへの電源供給を制御する電源切替手段を備え、
前記電源切替手段は、
前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタを用いて温度測定する通常時は、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの前記ヒューズが接続する間を同電位とするように制御し、
前記ヒューズを切断する時又は前記ヒューズの状態をチェックする時には、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの間で電位差が発生するように制御する
ことを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
前記電源切替手段は、前記ヒューズを切断する時には、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタのいずれか一方をグランドへ接続することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記電源切替手段は、前記ヒューズの状態をチェックする時には、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタのいずれか一方への電源供給を遮断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの間に第1のヒューズと第2のヒューズが並列に接続されており、前記第1のヒューズには第1の方向にだけ電流を流す第1のダイオードが直列に接続されており、前記第2のサーミスタには前記第1の方向と逆方向の第2の方向にだけ電流を流す第2のダイオードが直列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記電源切替手段は、前記第1のヒューズを切断する時には、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタのうち前記第1の方向の下流側にある方をグランドへ接続し、
前記電源切替手段は、前記第2のヒューズを切断する時には、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタのうち前記第2の方向の下流側にある方をグランドへ接続する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記電源切替手段は、前記第1のヒューズの状態をチェックする時には、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタのうち前記第1の方向の下流側にある方の電源を遮断し、
前記電源切替手段は、前記第2のヒューズの状態をチェックする時には、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタのうち前記第2の方向の下流側にある方の電源を遮断する
ことを特特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記定着制御部は、前記定着器を管理するための管理情報を記録するデータ記録媒体として前記ヒューズを用いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着器は、前記定着制御部の制御に従って管理情報を記録することが可能なタグを備え、
前記定着制御部は、前記ヒューズを切断した場合、前記タグに前記ヒューズの切断状態に対応する管理情報を前記タグに書き込む
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は画像形成装置に関し、例えば、媒体に転写されたトナー像を定着させる定着器等の消耗品を備えるプリンタに適用し得る。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定着器等の消耗品を備える画像形成装置としては、特許文献1に記載された画像形成装置が存在する。特許文献1では、画像形成装置に用いる消耗品の内部に当該消耗品の管理に関するフラグを記録するためのヒューズを備えることについて記載されている。そして、特許文献1に記載された画像形成装置では、消耗品が備えるヒューズに接続する端子(信号線)に第1の電流を流すことでヒューズ(溶断されていないヒューズ)を溶断する手段と、当該ヒューズに接続する端子(信号線)に溶断しない程度の第2の電流(第1の電流>第2の電流)を流すことで当該ヒューズの状態(溶断されているか否か)検知する手段とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-021991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の画像形成装置において、消耗品に特許文献1に記載されるようなヒューズを搭載して管理するとなると、1つのヒューズにつき画像形成装置本体との間で少なくとも2本の信号線(ヒューズに電流を流すための回路に必要となる信号線)を確保する必要があるが、画像形成装置本体と定着器間の信号線の数をなるべく増やさずに、当該定着器に関する管理情報についてヒューズを用いて管理することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、現像剤像が転写された媒体に前記現像剤像を定着させる定着器と前記定着器を制御する定着制御部とを備える画像形成装置において、前記定着器は、第1のサーミスタと、第2のサーミスタと、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの間に接続されたヒューズとを備え、前記定着制御部は、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタへの電源供給を制御する電源切替手段を備え、前記電源切替手段は、前記第1のサーミスタ又は前記第2のサーミスタを用いて温度測定する通常時は、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの前記ヒューズが接続する間を同電位とするように制御し、前記ヒューズを切断する時又は前記ヒューズの状態をチェックする時には、前記第1のサーミスタと前記第2のサーミスタとの間で電位差が発生するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画像形成装置本体と定着器間の信号線の数をなるべく増やさずに、当該定着器に関する管理情報についてヒューズを用いて管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態による印刷装置の機能的構成について示したブロック図である。
第1の実施形態に係る機構部を構成する画像形成処理部と定着器の詳細構成について示した図である。
第1の実施形態に係る定着器が備えるサーミスタ回路部と定着制御部の詳細構成について示した図である。
第1の実施形態に係る定着器におけるサーミスタ回路部の実装構造の例について示した図である。
第1の実施形態に係る定着制御処理部の制御信号に応じたサーミスタ電源切り替え回路の切替パターン(真理値表)について示した図である。
第1の実施形態に係る印刷装置(定着制御処理部)が起動する際のサーミスタ回路部に関連する動作について示したフローチャートである。
第1の実施形態に係る定着制御処理部における各信号/電圧の状態について示したタイミングチャートである。
第2の実施形態による印刷装置の機能的構成について示したブロック図である。
第2の実施形態に係る定着器の外観の斜視図である。
第2の実施形態に係る印刷装置(定着制御処理部)が起動する際のサーミスタ回路部に関連する動作について示したフローチャートである。
第3の実施形態による印刷装置の機能的構成について示したブロック図である。
第3の実施形態に係る定着器が備えるサーミスタ回路部と定着制御部の詳細構成について示した図である。
第3の実施形態に係る定着器におけるサーミスタ回路部の実装構造の例について示した図である。
第3の実施形態に係る定着制御処理部の制御信号に応じたサーミスタ電源切り替え回路の切替パターン(真理値表)について示した図である。
第3の実施形態に係る印刷装置(定着制御処理部)が起動する際のサーミスタ回路部に関連する動作について示したフローチャートである。
第3の実施形態に係る定着制御処理部における各信号/電圧の状態について示したタイミングチャートである。
第4の実施形態による印刷装置の機能的構成について示したブロック図である。
第4の実施形態に係る印刷装置(定着制御処理部)が起動する際のサーミスタ回路部に関連する動作について示したフローチャートである。
第4の実施形態に係る定着制御処理部における各信号/電圧の状態について示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態では、本発明の画像形成装置を印刷装置(プリンタ)に適用した例について説明する。
【0009】
(A-1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態による印刷装置1の機能的構成について示したブロック図である。
【0010】
図1に示すように、印刷装置1は、機能的には、少なくとも、制御部2、通信部3、表示部4及び画像形成部5を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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