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公開番号
2025015092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118227
出願日
2023-07-20
発明の名称
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】温度センサの良好な応答性を確保する。
【解決手段】加熱装置は、ベルト部材を加熱するヒータ23と、ヒータ23のベルト部材の内周面に接触するベルト接触面23aとは反対側の面23bに接触する熱移動補助部材24と、ヒータ23と熱移動補助部材24とを保持するホルダ25と、ヒータ23のベルト接触面23aとは反対側の面23bに接触し、ヒータ23の温度を検知する温度センサ27を備え、ベルト接触面23aにおけるベルト部材の回転方向をベルト移動方向Yとしたときに、ベルト移動方向Yにおける温度センサ23の上流端27aとこれに対向する熱移動補助部材24の対向面40aとの間の最小隙間S1の大きさAと、ベルト移動方向Yにおける熱移動補助部材24の下流端24bとこれに対向するホルダ25の対向面30bとの間の最小隙間S2の大きさBは、A>Bの関係を満たす。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを加熱する加熱装置であって、
回転する無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の内周面に接触し、前記ベルト部材を加熱するヒータと、
前記ヒータの前記ベルト部材の内周面に接触するベルト接触面とは反対側の面に接触する熱移動補助部材と、
前記ヒータと前記熱移動補助部材とを保持するホルダと、
前記ヒータの前記ベルト接触面とは反対側の面に接触し、前記ヒータの温度を検知する温度センサを備え、
前記ベルト接触面における前記ベルト部材の回転方向をベルト移動方向としたときに、
前記ベルト移動方向における前記温度センサの上流端と前記温度センサの上流端に対向する前記熱移動補助部材の対向面との間の最小隙間の大きさAと、
前記ベルト移動方向における前記熱移動補助部材の下流端と前記熱移動補助部材の下流端に対向する前記ホルダの対向面との間の最小隙間の大きさBは、
A>Bの関係を満たすことを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ベルト移動方向における前記温度センサの下流端と前記温度センサの下流端に対向する前記熱移動補助部材の対向面との間の最小隙間の大きさCと、
前記ベルト移動方向における前記熱移動補助部材の上流端と前記熱移動補助部材の上流端に対向する前記ホルダの対向面との間の最小隙間の大きさDは、
C>Dの関係を満たす請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
前記熱移動補助部材と前記ホルダの対向面との間の前記最小隙間は、前記ベルト移動方向において前記熱移動補助部材と前記ホルダとが対向する部分同士の一部を他の部分よりも接近させることにより形成される請求項1又は2に記載の加熱装置。
【請求項4】
前記熱移動補助部材と前記ホルダの対向面との間の前記最小隙間は、前記シートが通過しない非通過領域に形成される請求項1又は2に記載の加熱装置。
【請求項5】
前記熱移動補助部材と前記ホルダの対向面との間の前記最小隙間は、前記ベルト移動方向における前記熱移動補助部材の一部の幅をその他の部分の幅よりも大きくすることにより形成される請求項1又は2に記載の加熱装置。
【請求項6】
前記ホルダは、前記ヒータ及び前記熱移動補助部材が収容される収容部を有し、
前記熱移動補助部材と前記ホルダの対向面との間の前記最小隙間は、前記ベルト移動方向における前記収容部の一部の幅をその他の部分の幅よりも小さくすることにより形成される請求項1又は2に記載の加熱装置。
【請求項7】
前記熱移動補助部材は、前記シートが通過する通過領域内に前記温度センサが配置される孔部を有し、
前記孔部が設けられる部分における前記熱移動補助部材の前記ベルト移動方向の幅は、前記通過領域内の前記孔部以外の部分における前記熱移動補助部材の前記ベルト移動方向の幅よりも大きく形成される請求項1又は2に記載の加熱装置。
【請求項8】
前記孔部が設けられる部分における前記熱移動補助部材の前記ベルト移動方向の幅は、前記シートが通過しない非通過領域における前記熱移動補助部材の前記ベルト移動方向の幅よりも小さく形成される請求項7に記載の加熱装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の加熱装置を用いて未定着画像をシートに定着させることを特徴とする定着装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタなどの画像形成装置に搭載される加熱装置の一例として、シートを加熱して画像をシートに定着させる定着装置が知られている。
【0003】
一般的に、定着装置は、互いに接触してニップ部を形成する一対の回転体、一対の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源などを備えている。加熱源によって回転体の一方又は両方が所定の温度に加熱された状態で、回転体同士の間(ニップ部)にシートが進入すると、シート上の未定着画像が加熱及び加圧され、未定着画像がシートに定着される。また、定着装置においては、加熱源の温度を適切に維持し、過剰な温度上昇を防止するため、加熱源の温度を検知する温度センサが用いられている。
【0004】
温度センサは、加熱源の温度を応答性良く検知するため、加熱源に直接接触するように配置されることが好ましい。例えば、特許文献1(特開2014-102429号公報)においては、グラファイトシートを切り抜いた部分に温度センサを配置し、温度センサをヒータに直接接触させる構成が記載されている。
【0005】
しかしながら、部品の位置ずれなどにより、グラファイトシートの切り抜いた部分と温度センサとが接触すると、温度センサからグラファイトシートへ熱が流れるため、迅速かつ正確な温度検知ができなくなり、温度センサの応答性が低下する虞がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、温度センサの良好な応答性を確保することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、シートを加熱する加熱装置であって、回転する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の内周面に接触し、前記ベルト部材を加熱するヒータと、前記ヒータの前記ベルト部材の内周面に接触するベルト接触面とは反対側の面に接触する熱移動補助部材と、前記ヒータと前記熱移動補助部材とを保持するホルダと、前記ヒータの前記ベルト接触面とは反対側の面に接触し、前記ヒータの温度を検知する温度センサを備え、前記ベルト接触面における前記ベルト部材の回転方向をベルト移動方向としたときに、前記ベルト移動方向における前記温度センサの上流端と前記温度センサの上流端に対向する前記熱移動補助部材の対向面との間の最小隙間の大きさAと、前記ベルト移動方向における前記熱移動補助部材の下流端と前記熱移動補助部材の下流端に対向する前記ホルダの対向面との間の最小隙間の大きさBは、A>Bの関係を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、温度センサの良好な応答性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第一実施形態に係る定着装置の概略構成図である。
本発明の第一実施形態に係る定着装置の斜視図である。
本発明の第一実施形態に係るヒータの平面図である。
本発明の第一実施形態に係る熱移動補助部材、ホルダ及び温度センサを示す平面図である。
図5中のZ-Z線において熱移動補助部材及びホルダを切断した断面図である。
本発明の第一実施形態において熱移動補助部材がベルト移動方向へ移動した場合の態様を示す図である。
本発明の第一実施形態において熱移動補助部材がベルト移動方向とは反対方向へ移動した場合の態様を示す図である。
本発明の第二実施形態に係る熱移動補助部材、ホルダ及び温度センサを示す平面図である。
本発明の第一実施形態と第二実施形態との組み合わせた構成の一例を示す図である。
本発明の第一実施形態と第二実施形態との組み合わせた構成の他の例を示す図である。
本発明の第三実施形態に係る熱移動補助部材、ホルダ及び温度センサを示す平面図である。
本発明を適用可能な他の定着装置の構成を示す図である。
本発明を適用可能な別の定着装置の構成を示す図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す図である。
温度センサの応答性に関する課題を説明するための参考図である。
温度センサの応答性に関する課題を説明するための参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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