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公開番号
2024170919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087686
出願日
2023-05-29
発明の名称
服薬支援装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
A61J
7/00 20060101AFI20241204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】格納部の着脱を検出することにより、変更のあった場所のみ情報を更新することで最小限の確認で安全性を確保しつつ配薬動作の効率化が図れる服薬支援装置を提供する。
【解決手段】カートリッジ10と、配薬トレイと、キャリッジ及び移送部などの取出し移送手段と、カートリッジ10及び薬剤パック2の少なくとも何れかに付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報を読み取る服薬関連情報読取り部と、薬剤パックの前記服薬関連情報を管理するパック情報管理システムと、カートリッジ10が装置本体に対して装着されたときのカートリッジ検知センサ70からの検知信号に基づいて、パック情報管理システムへ通知するとともに、パック情報読取手段をして、更新が必要なカートリッジ10の服薬関連情報を読み取らせる制御部と、を備える服薬支援装置である。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤パックを格納する格納手段と、
特定の前記薬剤パックを特定の位置に配置する配薬手段と、
前記特定の前記薬剤パックを前記格納手段から取り出して前記配薬手段における特定の位置に移送する取出し移送手段と、
前記取出し移送手段に設けられ、前記格納手段及び前記薬剤パックの少なくとも何れかに付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報を読み取るパック情報読取手段と、
前記薬剤パックの前記服薬関連情報を管理するパック情報管理システムと、
装置本体に対する前記格納手段の着脱を検知する格納検知手段と、
前記格納手段が前記装置本体に対して装着されたときの前記格納検知手段からの検知信号に基づいて、前記パック情報管理システムへ通知するとともに、前記パック情報読取手段をして、更新が必要な前記格納手段の前記服薬関連情報を読み取らせる制御手段と、
を備える服薬支援装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の服薬支援装置において、
前記格納検知手段は、光センサ、距離センサ、重量センサ及びプッシュスイッチの何れかを用いて構成されていることを特徴とする服薬支援装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
前記格納検知手段は、複数の前記格納手段毎に有することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
複数の前記格納手段は、一体となって格納手段一体化を構成され、前記装置本体に対して着脱可能となっており、
前記格納検知手段は、前記格納手段一体化の前記着脱状態を検知することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
前記パック情報管理システムは、前記格納検知手段により着脱検知された前記格納手段だけ前記パック情報読取手段による前記服薬関連情報の読込動作を行う変更箇所読取モードと、前記格納検知手段による着脱検知に関係なく全ての前記格納手段の前記読込動作を行う全個所読取モードを持つことを特徴とする服薬支援装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
前記取出し移送手段は、前記特定の薬剤パックを前記格納手段から取り出す取出し手段と、前記格納手段から取り出した前記特定の薬剤パックを前記配薬手段における特定の位置に移送する移送手段とから構成されることを特徴とする服薬支援装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
前記格納手段は、前記薬剤パックを段積みで格納するよう構成されており、
前記薬剤パックには、薬剤が一包化された薬剤一包化パックと、該薬剤一包化パックの複数が前記段積み方向に重ねられて結合された薬剤一包化パック結合体とが含まれることを特徴とする服薬支援装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の服薬支援装置において、
前記装置本体には、前記格納手段を着脱自在に支持する格納支持手段が設けられており、
前記格納検知手段は、前記格納支持手段に配置されていることを特徴とする服薬支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、服薬支援装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
服薬支援装置において、服薬者もしくはその介護者の使用する服薬支援装置として、服用機会毎に分けて予め格納部にセットされた薬剤について定められた服薬管理ケースへ自動で配薬する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1記載の発明は、本発明とは確かに自動で配薬する点は類似するが、格納部の入れ替えがあったかを判断し、必要な場所のみ情報を更新するという問題は解消できていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、格納部の出し入れを検出することにより、変更のあった場所のみ情報を更新することで最小限の確認で安全性を確保しつつ配薬動作の効率化が図れる服薬支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、薬剤パックを格納する格納手段と、特定の前記薬剤パックを特定の位置に配置する配薬手段と、前記特定の前記薬剤パックを前記格納手段から取り出して前記配薬手段における特定の位置に移送する取出し移送手段と、前記取出し移送手段に設けられ、前記格納手段及び前記薬剤パックの少なくとも何れかに付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報を読み取るパック情報読取手段と、前記薬剤パックの前記服薬関連情報を管理するパック情報管理システムと、装置本体に対する前記格納手段の着脱を検知する格納検知手段と、前記格納手段が前記装置本体に対して装着されたときの前記格納検知手段からの検知信号に基づいて、前記パック情報管理システムへ通知するとともに、前記パック情報読取手段をして、更新が必要な前記格納手段の前記服薬関連情報を読み取らせる制御手段と、を備える服薬支援装置にある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、最小限の確認で安全性を確保しつつ配薬動作の効率化が図れる服薬支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)は一実施形態に係る服薬支援装置を構成する配薬装置の要部の正面図、(b)は(a)の側面図である。
(a)は単一の薬剤一包化パックの平面図、(b)は(a)の薬剤一包化パックをA矢視方向から見た側面図、(c)は薬剤一包化パック結合体の側面図、(d)はパック連続体の一般的な形態を示す図である。
配薬トレイの一構成例を示す外観斜視図である。
(a)は小分けボックス内に配置するQRコード(登録商標)付きラベルの取付例を示す図、(b)はQRコード(登録商標)付きラベルの表示例について説明する図である。
(a)はカートリッジの一例の縦断面図、(b)は(a)の下面図である。
(a)は図5(a)とは別例のカートリッジの縦断面図、(b)は(a)のカートリッジの下面図である。
引出し部に設けられたカートリッジの着脱機構を示す要部の平断面図である。
引出し部に備えられているカートリッジの識別構成を説明する模式的な平面図である。
(a)はキャリッジの構成を示す正面図、(b)は(a)の平面図である。
キャリッジの動作推移を示す正面図である。
図10に続くキャリッジの動作推移を示す正面図である。
図11に続くキャリッジの動作推移を示す正面図である。
カートリッジに表示された服薬関連情報を読み取る動作を示す正面図である。
(a)は移送部の要部構成を示す正面図、(b)は(a)の側面図である。
配薬装置の主な制御構成を示す制御ブロック図である。
服薬支援装置に係る制御ブロック図である。
(a)、(b)はカートリッジの着脱(出し入れ)を検出するカートリッジ検知センサの説明図である。
(1)はカートリッジが未セット状態のカートリッジトレイを示す図、(2)はカートリッジがカートリッジトレイにセットされた状態を示す図である。
カートリッジ検知センサがそれぞれ配置された複数のカートリッジトレイの下面図である。
(a)はカートリッジトレイセット部に複数のカートリッジが一体となったカートリッジ一体化群が未装着(未セット)である場合をカートリッジ検知センサで検知する動作図、(b)はカートリッジトレイセット部にカートリッジ一体化群が装着(セット)された状態をカートリッジ検知センサで検知する動作図である。
配薬装置において、カートリッジトレイ毎に管理が分けて配置された実施例を示す図である。
管理アプリの操作画面の一例を示す図である。
実施例の読取判断の制御フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態を詳細に説明する。各実施形態、各実施例等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。
【0009】
図1を参照して本発明の一実施形態に係る服薬支援装置を構成する配薬装置の要部の主要な構成を説明する。図1(a)は配薬装置の要部の主要な構成を模式的に示す正面図、図1(b)は図1(a)の側面構成を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、配薬装置200の要部は、第1の格納部とも呼ばれるカートリッジ10と、第2の格納部とも呼ばれるカートリッジトレイ20と、引出し部80と、配薬トレイ30と、取出し部とも呼ばれるキャリッジ50と、移送部90と、第1出入り口部41~第4出入り口部44と、を備えている。
図1において、配薬装置200の左右方向ないしは横方向(幅方向でもある)をX方向と、前後方向ないしは奥行方向をY方向と、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする(後述の各図でも同じ)。
【0010】
カートリッジ10は、薬剤パックとして後述するように含まれる、薬剤が一包化された薬剤一包化パック(以下、単に「パック」ともいう)や薬剤一包化パック結合体等(後述する)を段積みで格納する本発明の第1の格納手段としての機能を有する。カートリッジ10は、配薬装置200の装置本体としての本体フレーム199内の中段及び下段に、カートリッジトレイ20を介して複数配置されている。カートリッジ10は、第2の格納手段としてのカートリッジトレイ20に対して着脱自在に構成されている。ここで、「段積みで格納する」とは、パックを略水平状態ないし平積み状態で格納することを意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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