TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024114557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023033189
出願日2023-02-13
発明の名称口腔ケア用歯ブラシ
出願人個人
代理人
主分類A61C 17/22 20060101AFI20240816BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】歯磨きは長い柄で運動習性が着いてしまっている。歯ブラシが短くても持ち手部の改良で指先操作ができれば歯ブラシヘッドの可動域が広がり、隅々まできれいに磨けるようになる。歯ブラシの理にかなった持ち手部を提供する。
【解決手段】指先で取り廻せる持ち手部が精度の高いブラッシングを可能にする。
掌の内に収まり、かつ三本指(親指人差し指中指)で取り廻せるサイズ、ヘッド部の後方に半球状の突起を配し後方からチューブを差し入れ持ち手部とする。角度の違う歯の曲面を磨くには毛先で磨きたい接面を捉え三本指を固定し前後左右上下にブラッシングする。指先で持ち方を変えても突起部および持ち手部の弾力が指掛かりとなり筒状のチューブがしなり歯の接面に均等圧を送ることを可能にする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
毛束からなる刷毛部(1)と、先端側に前記毛束が植毛されたヘッド部(2)と持ち手部(4)とを備えている口腔ケア用歯ブラシであって、前記ヘッド部後端側に半球状の1または2個の突起からなる突起部(3)を有し、前記持ち手部(4)が、筒状で前記突起部(3)を内接してヘッド部(2)に被せられていて、掌の内に収まる長さであることを特徴とする口腔ケア用歯ブラシ。
続きを表示(約 58 文字)【請求項2】
前記持ち手部(4)が、軟質材を用いたチューブである請求項1記載の口腔ケア用歯ブラシ。

発明の詳細な説明【技術の分野】
【0001】
1907年以来プラスチックが生み出され、余分なものを削り捨ててきた歴史がある。プラスチックごみがピークに達し海洋環境汚染を如何にすべきか議論されている。プラスチックを限られた資源と捉え、短くても機能性をもった歯ブラシが望ましい。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
歯ブラシの長い柄を握る、持ち替えるといった運動習性が広く全般に行われている。360度ある歯の曲面への移動転回の都度握り直し持ち手の位置を変える度、歯の接面への強度がかわり大雑把な磨き方になる。握るという動作は細部に気が届かないいい加減さがある。長い持ち手で磨き辛い部位になると長い柄が邪魔になり磨き足りない箇所が日常的にでき、その為に虫歯の要因を排除できない。つまり長い柄は円滑な身体技法を妨げていると言える。
【0003】
道具とは「匠の技」に習い、指先の機能(身体技法)と修練により成り立つもの。身体技法の本質が指先の道具に進化を与え運動習性を呼び起こす。指先への神経と道具が連動して(美)は保たれており、すなわち道具を選ぶ。長い柄は無用の長物と言える。
【先行技術文献】
【0004】
実登3060555号
特許4471233号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
虫歯予防や歯周病予防に精度の高い、優しい歯磨きが必須です。
そのためには、360度の口腔内の歯又は歯茎の全ての部位に歯ブラシ刷毛部を当接し移動転回するには短い柄を口元近くで操作することが要求される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
毛束からなる刷毛部(1)と、先端側に前記毛束が植毛されたヘッド部(2)と持ち手部(4)とを備えている口腔ケア用歯ブラシであって前記ヘッド部後端側に半球状の1または2個の突起からなる突起部(3)を内接してヘッド部(2)に被せられていて、掌の内に収まる長さであることを特徴とする口腔ケア用歯ブラシ。
【0007】
前記持ち手部が、軟質材を用いたチューブである。
持ち手部の長さは掌(てのひら)サイズである。
即ち、3.5~7.5センチの長さの軟質材のチューブを使用するが5~6センチの長さが効果的であり好ましい。
持ち手部として半球状の突起部を包含するようにチューブを差し込み使用する。持ち手部の操舵は親指から始まりチューブの丸みを利用し転回する。2本の指(人差し指、中指)は親指に追随し指の置き場を変えながら持ち手として捻転を補佐する。大人男子の太い指2本の指幅が4センチを超えるので持ち手部長さを5センチ以上6センチが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
三本指(親指 人差し指 中指)でつまんだ持ち手部を指先で操ることで歯の一本一本のケアを可能にし、可動域を広げやすい形状の工夫ができる。即ち、刷毛部の可動域が広がる効果がある。持ち手部の差し込み深さを変えることができるので年齢や性別を問わず使用できる。刷毛部に植毛された毛先を歯の磨こうとする部位に当て指先に当接面を感じ、縦に横にとブラッシングを進めることができる。
【009】
全ての歯の当接面を捉えるには指先と歯ブラシヘッドの距離が近いほど良く、刷毛部を届けたい箇所への操作、歯の凸凹への力の入れ具合、きれいに磨けている感覚がブラッシング動作を促す。口腔内における刷毛部の可動域を広げる為には手指の柔軟な持ち替え、手首の回転も応用するとなお効果的である。持ち手部を三本指でつまむと言っても握る力と同等の押し引き上下左右の操舵が必要で、歯の凸凹又は隙間への接触には適度の力が要る。その為に力点となる丸い突起部とチューブの捻転が三本指での操舵を可能にする。
【0010】
歯磨きは歯ブラシヘッドの連続移動であり前後左右上下への多岐にわたる働きで磨きあげるものである。三本指で持ち手部を回し持ち、歯の表面のどの角度にも寸時にヘッドを誘導できる特性がチューブの丸みであり弾力にある。筒状の弾力有るチューブは三本指で操る持ち手部に柔軟かつ繊細な力を創出でき、力点である丸い突起と相乗効果を発揮し親指以外の2本の指にも軟質材が馴染み、次なる可動域に対し取り回しやすい構成である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
穿刺補助具
4か月前
個人
歯の掃除具
19日前
個人
錠剤撒き器
2か月前
個人
男性用下着
4か月前
個人
身体牽引装置
29日前
個人
蓋付きしびん
6か月前
個人
入れ歯
6か月前
個人
乗馬テラピー
1か月前
個人
聴診器
6か月前
個人
発熱器具
19日前
個人
染毛方法
7日前
個人
挟圧手工爪矯正具
3か月前
個人
排便漏れ予防装具
4か月前
株式会社コロナ
脱臭機
2か月前
個人
磁器治療器
1か月前
個人
動体視力強化装置
1か月前
個人
入浴介護補助装置
6か月前
個人
鼻腔拡張具
3か月前
個人
マウスピース
4か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
3か月前
株式会社ナカニシ
生検針
1か月前
東レ株式会社
下肢着用具
1か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
6か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5日前
個人
血管硬化度算出方法
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
唾液分泌促進具
1か月前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
2か月前
個人
圧排器具
4か月前
株式会社ファンケル
化粧料
28日前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
株式会社ファンケル
化粧料
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
続きを見る