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公開番号2024118772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025248
出願日2023-02-21
発明の名称脱臭機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類A61L 9/00 20060101AFI20240826BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】脱臭フィルタの再生を短時間で確実に行うことができる脱臭機を提供する。
【解決手段】制御部20は、ヒータ6運転中において、吸込口ダンパー14及び吹出口ダンパー15を閉止して、送風ファン7を運転することで、器具本体1内の空気を脱臭フィルタ5及び循環経路13を介して循環させるので、送風ファン7の回転数が低くても脱臭フィルタ5を通過する風量を十分確保できる。その結果、器具本体1内に脱離した臭気成分を触媒で効率よく分解することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路中に設けられ、空気中の臭気成分を吸着して分解する触媒を備えた脱臭フィルタと、
当該脱臭フィルタを加熱するヒータと、
前記脱臭フィルタを通過した空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
前記吸込口を開閉する吸込口ダンパーと、
前記吹出口を開閉する吹出口ダンパーと、
前記脱臭フィルタ及び前記送風ファンの下流と上流の前記送風経路をバイパスする循環経路と、
前記送風ファン及び前記ヒータの運転を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記吸込口ダンパー及び前記吹出口ダンパーを閉止して、前記送風ファンを運転することで、前記器具本体内の空気を前記脱臭フィルタ及び前記循環経路を介して循環させることを特徴とする脱臭機。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記循環経路中に設けられ、かつ前記循環経路の流量を小さくする流量制限手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の脱臭機。
【請求項3】
前記循環経路を開閉する循環口ダンパーを備え、
前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記吸込口ダンパー及び前記吹出口ダンパーを閉止し、前記循環口ダンパーを開放して、前記送風ファンを運転することで、前記器具本体内の空気を前記脱臭フィルタ及び前記循環経路を介して循環させることを特徴とする請求項1に記載の脱臭機。
【請求項4】
前記吹出口ダンパーの閉止に伴い前記循環口ダンパーが開放し、前記吹出口ダンパーの開放に伴い前記循環口ダンパーが閉止する連動手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の脱臭機。
【請求項5】
室内及び前記器具本体内の臭気を検知する臭いセンサを備え、
前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記臭いセンサで検知した臭気レベルが設定された臭気の閾値より低くなった場合に前記ヒータの運転を停止することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の脱臭機。
【請求項6】
前記器具本体内の温度を検知する温度センサを備え、
前記制御部は、前記温度センサで検知した温度が所定の範囲内となるように前記ヒータのオン/オフ状態を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の脱臭機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、脱臭機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の脱臭機や空気清浄機では、触媒及び吸着材を使用した脱臭フィルタを触媒活性化手段(放電、加熱、又は光)により活性化して臭気原因物質を分解する脱臭フィルタ再生運転中において、空気流路開閉手段(吸入口近傍及び吐出口近傍に設置)を閉塞して空気流路を閉塞すると共に、送風ファンを所定時間駆動するものがあった。これにより、機器内部の空気を攪拌し、空気中の臭気物質の触媒に対する吸着を促進することができる。(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-98621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、送風ファンの前後が閉塞しているため風の流れが起きにくく、空気の対流が発生しにくいため、空気中の臭気物質を触媒に接触させるには十分ではなかった。その結果、脱臭フィルタの加熱及び再生運転中に脱離した臭気物質を触媒で分解するのに時間がかかっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の脱臭機では、器具本体と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路中に設けられ、空気中の臭気成分を吸着して分解する触媒を備えた脱臭フィルタと、当該脱臭フィルタを加熱するヒータと、前記脱臭フィルタを通過した空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、前記吸込口を開閉する吸込口ダンパーと、前記吹出口を開閉する吹出口ダンパーと、前記脱臭フィルタ及び前記送風ファンの下流と上流の前記送風経路をバイパスする循環経路と、前記送風ファン及び前記ヒータの運転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記吸込口ダンパー及び前記吹出口ダンパーを閉止して、前記送風ファンを運転することで、前記器具本体内の空気を前記脱臭フィルタ及び前記循環経路を介して循環させることを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の脱臭機では、前記循環経路中に設けられ、かつ前記循環経路の流量を小さくする流量制限手段を備えたことを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の脱臭機では、前記循環経路を開閉する循環口ダンパーを備え、前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記吸込口ダンパー及び前記吹出口ダンパーを閉止し、前記循環口ダンパーを開放して、前記送風ファンを運転することで、前記器具本体内の空気を前記脱臭フィルタ及び前記循環経路を介して循環させることを特徴としている。
【0008】
また、請求項4の脱臭機では、前記吹出口ダンパーの閉止に伴い前記循環口ダンパーが開放し、前記吹出口ダンパーの開放に伴い前記循環口ダンパーが閉止する連動手段を備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の脱臭機では、室内及び前記器具本体内の臭気を検知する臭いセンサを備え、前記制御部は、前記ヒータが運転中において、前記臭いセンサで検知した臭気レベルが設定された臭気の閾値より低くなった場合に前記ヒータの運転を停止することを特徴としている。
【0010】
また、請求項6の脱臭機では、前記器具本体内の温度を検知する温度センサを備え、前記制御部は、前記温度センサで検知した温度が所定の範囲内となるように前記ヒータのオン/オフ状態を切り替えることを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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