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公開番号
2024117678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023036037
出願日
2023-02-17
発明の名称
挟圧手工爪矯正具
出願人
個人
代理人
主分類
A61F
5/11 20060101AFI20240822BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 変形爪を平坦化矯正できる挟圧手工具において、爪矯正の経験が少ない施術者の握持挟圧による矯正具制御下であっても、変形爪を過加圧による圧壊や擦過傷を起こすことなく安全に略平状に矯正ができる挟圧手工爪矯正具に関する。
【解決手段】 変形爪用の挟圧手工爪矯正具10Aの上側爪加圧脚部1と下側爪加圧脚部2とが握持操作部4を介し最大挟圧で加圧された相対接近移動状態時に、対向配設された下向き爪接触面部1Aと上向き爪接触面部2Aが対向する相対最小離間高さを爪厚以上の高さで、且つ爪の先端が当たらないように爪先端遊離縁の長さ以上の奥行で離間する離間隙間部8を設けて成している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下向き爪接触面部を設けた上側爪加圧脚部と、上向き爪接触面部を設けた下側爪加圧脚部とを離間状態に対向配設し、前記上側爪加圧脚部と前記下側爪加圧脚部とを相対接近移動させて、前記下向き爪接触面部と前記上向き爪接触面部との間に挿入配設した変形爪を、前記下向き爪接触面部と前記上向き爪接触面部とで上下方向から挟み加圧することで、前記変形爪を平坦化することができるよう構成された握持挟圧による手工爪矯正具のアゴ先端部近傍において、
前記上側爪加圧脚部と前記下側爪加圧脚部とが最大挟圧状態時に前記下向き爪接触面部と前記上向き爪接触面部が対向する相対最小離間高さが爪厚以上であって、且つ先端縁からの離間奥行が爪先端遊離縁の長さ以上で成る離間隙間部を設けて成していることを特徴とする、挟圧手工爪矯正具。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
最大挟圧状態時の前記下向き爪接触面部と前記上向き爪接触面部が対向する前記離間隙間部の対向離間高の調節が可能な離間隙間調整式保持体を有する前記離間隙間部を設けて成したことを特徴とする、請求項1記載の挟圧手工爪矯正具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変形爪を平坦化矯正できる挟圧手工爪矯正具において、施術者の握力またはピンチ力による加圧加減の制御下で変形爪を圧壊することなく安全に略平状に加圧矯正できる挟圧手工爪矯正具に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の変形爪を治療する矯正具の発明においては、湾曲変形した爪を略平状へ挟圧矯正する矯正具が提案されている。
【0003】
例えば、本願出願人が過去に発明をした特許文献1は、先に、断面略U字状に形成された矯正具を爪先正面視平坦部へ装着した後、被巻き爪の爪縁部まで横摺動させて、巻き爪の矯正を行う、横摺動挿入による挟圧矯正法を特徴とする巻き爪矯正具であり、また、特許文献2に記載の本願出願人発明の、前記矯正具とともに前記矯正具とは別体の挟持具を用いて前記陥入爪を略平状へ挟圧し、前記矯正具を塑性変形させながら爪へ締着することで前記陥入爪の矯正ができる陥入爪矯正具も提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4330012号公報
特許第4341849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記文献1の断面U字状のクリップ形状の挟圧構造であって、前記断面U字状の離間されて成す爪厚高さより薄い爪挿入用開口部である平滑隙を有する前記矯正具による矯正方法は、巻き爪の爪先正面視略中央平坦部を前記平滑隙へ差し込んだ後、爪甲が湾曲状に爪床内方向へ巻き込んで変形する爪縁端部まで摺動させ、クリップ形状の挟圧構造を有する前記矯正具の挟圧力により湾曲爪縁部を平坦状に整形した状態で前記矯正具を爪に挟着させるのだが、この矯正方法の場合、爪の脆性化を鑑みることなく矯正具の固有挟圧力をもって挟圧矯正するだけでなく、爪から着脱しない強さの挟圧着力も有しており、これにより、爪裂開や爪縁端部の欠損のほか、劈開を起こすことや爪甲表面に擦過傷もみられるので、安易に取り扱える矯正具とはいえない。
【0006】
また、前記文献2の塑性加工による矯正手段を用いた陥入爪矯正具においても、前記陥入爪矯正具と別体の挟持具を用いて前記陥入爪矯正具を塑性変形させることで変形爪に挟圧着させる手段であるが、前記挟持具による挟圧は爪の厚さを超えた薄さにまで加圧できるため、過加圧による圧壊や爪甲が潰れ挫創する危険がある。また爪甲表面に擦過傷を残すこともある。このように従来の挟圧力を用いた矯正具は挟圧力の制御が困難であるため、前記陥入爪矯正具の取り扱いは容易ではなかった。
【0007】
本発明は、挟圧矯正具を用いた巻き爪矯正施術の未経験者であっても、過加圧による圧壊など挫創や擦過傷を起こすことなく、安全に挟圧矯正手段の効果を発揮できる挟圧手工爪矯正具の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するための本発明の挟圧手工爪矯正具は、以下の技術的手段から構成される。
【0009】
本発明の請求項1に記載の構成は、一体成型または別部材で形設された下向き爪接触面部1Aを設けた上側爪加圧脚部1と、前記下向き爪接触面部1Aと重合するよう成している一体成型または別部材で形設された上向き爪接触面部2Aを設けた下側爪加圧脚部2とを離間状態に対向配設し、前記上側爪加圧脚部1と前記下側爪加圧脚部2とを相対接近移動させ、前記下向き爪接触面部1Aと前記上向き爪接触面部2Aとの間に挿入配設された変形爪を、前記下向き爪接触面部1Aと前記上向き爪接触面部2Aとで上下方向から挟み加圧することで前記爪を平坦化することができるよう構成されたペンチ型またはテコ型またはその他の握持挟圧構造から選ばれて成された変形爪用の挟圧手工爪矯正具10Aの、前記下向き爪接触面部1Aと前記上向き爪接触面部2Aが重合するアゴ先端部位近傍において、前記上側爪加圧脚部1と前記下側爪加圧脚部2とが最大挟圧状態時または最接近時に前記下向き爪接触面部1Aと前記上向き爪接触面部2Aが対向する相対最小離間高さを爪厚以上の高さで、且つ爪の先端が当たらないように爪先端遊離縁の長さ以上の奥行で離間隙間が形成された離間隙間部8が設けられたことを特徴とする挟圧手工爪矯正具である。
【0010】
なお、前記離間隙間部8を形成するのが困難な挟圧手工爪矯正具の場合には、前記離間隙間部8を形成する前記条件を満たすよう挟圧力の制止機能を有する離間隙間保持体9を、前記上加圧脚部部位1と前記下加圧脚部部位2のどちらか一方または対向する両方に装設されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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