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公開番号
2024169186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086443
出願日
2023-05-25
発明の名称
媒体検知装置、及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
7/14 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】媒体の浮き検知のための調整時間を短縮できる媒体検知装置を提供する。
【解決手段】ドラム状部材に沿って搬送される媒体を検知する媒体検知装置であって、ドラム状部材に対する搬送位置において媒体を検知する媒体検知センサと、媒体検知センサを保持するセンサ保持部材と、ドラム状部材の回転軸の方向において媒体検知センサが用いる光を遮る遮光部と、ドラム状部材を回動可能に支持する筐体と、を備え、遮光部は、筐体に固定される遮光部材であって、センサ保持部材と遮光部材は、筐体に保持されている、媒体検知装置による。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ドラム状部材に沿って搬送される媒体を検知する媒体検知装置であって、
前記ドラム状部材に対する搬送位置において前記媒体を検知する媒体検知センサと、
前記媒体検知センサを保持するセンサ保持部材と、
前記ドラム状部材の回転軸の方向において前記媒体検知センサが用いる光を遮る遮光部と、
前記ドラム状部材を回動可能に支持する筐体と、
を備え、
前記遮光部は、前記筐体に固定される遮光部材であって、
前記センサ保持部材と前記遮光部材は、前記筐体に保持されている、
ことを特徴とする媒体検知装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記遮光部材は、前記ドラム状部材の径方向において、前記筐体に対する相対的な位置が所定の位置としての保持位置になるように調整可能である、
請求項1に記載の媒体検知装置。
【請求項3】
ドラム状部材に沿って搬送される媒体を検知する媒体検知装置であって、
前記ドラム状部材に対する搬送位置において前記媒体を検知する媒体検知センサと、
前記媒体検知センサを保持するセンサ保持部材と、
前記ドラム状部材の回転軸の方向において前記媒体検知センサが用いる光を遮る遮光部と、
前記ドラム状部材を回動可能に支持する筐体と、
を備え、
前記遮光部は、前記筐体の外周面の一部を凹ませた凹み部であり、
当該凹み部は、前記光の幅を規定する位置において、前記筐体に形成され、
前記センサ保持部材は、前記筐体に保持されている、
ことを特徴とする媒体検知装置。
【請求項4】
前記ドラム状部材の回転位置を検知するドラム位置検知機構を備え、
前記ドラム位置検知機構は、前記ドラム状部材に設けられている貫通部と前記光との位置が所定の位置関係になるまでドラム状部材を回動させる、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の媒体検知装置。
【請求項5】
前記貫通部は、前記ドラム状部材の周方向において複数設けられている、
請求項4に記載の媒体検知装置。
【請求項6】
前記ドラム状部材の寸送り動作を指示する操作部を備え、
前記ドラム位置検知機構は、前記貫通部と前記光との位置が所定の位置関係になるまで前記操作部の操作に応じて前記ドラム状部材に寸送り動作をさせる、
請求項5に記載の媒体検知装置。
【請求項7】
前記寸送り動作は、正転又は逆転の方向において前記ドラム状部材を回転する動作である、
請求項6に記載の媒体検知装置。
【請求項8】
前記媒体検知センサは、ドラム状部材の回転軸における一の端部側から他の端部側に向けて前記光を出射する投光センサと、当該光を受光する受光センサと、により構成され、
前記センサ保持部材は、前記遮光部が前記光の一部を遮り、当該光の他の一部を遮らない状態になるように、前記投光センサ及び前記受光センサの相対的な位置関係を、前記媒体の搬送方向との平行方向及び前記光の光軸方向との垂直方向において調整可能に保持する、
請求項1又は3に記載の媒体検知装置。
【請求項9】
媒体を搬送するドラム状部材の外周面に配置され、当該媒体に液体を吐出して画像を形成する複数の液体吐出ヘッドと、
当該ドラム状部材の外周面に保持されて搬送される媒体を検知する媒体検知部と、
を有し、
当該媒体検知部を請求項1又は3に記載の媒体検知装置とする、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体検知装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ドラム状の部材の外周面に沿って媒体を搬送し、当該媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。当該画像形成装置では、ドラム状の部材の外周面から媒体が浮き上がると画像形成の質に影響を与えることがあるため、媒体の外周面から浮き度合いを検知する媒体検知装置を備える画像形成装置が知られている。
【0003】
媒体検知装置において、媒体の面と平行の検知ビームを投光部から受光部に向けて出射しておき、媒体を搬送したときに検知ビームが媒体によって遮られるか否かを検知することで媒体の浮きを判定する構成が知られている。したがって、検知ビームの位置調整は高い精度で行う必要がある。
【0004】
例えば、回動自在に設けた投光用平行板を設け、この投光用平行板の高さを媒体の面に対して調整する媒体検知装置が知られている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている媒体検知装置では、検知ビームを媒体の面と平行にする調整に時間を要する。
【0006】
本発明は、媒体の浮き検知のための調整時間を短縮できる媒体検知装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、ドラム状部材に沿って搬送される媒体を検知する媒体検知装置において、前記ドラム状部材に対する搬送位置において前記媒体を検知する媒体検知センサと、前記媒体検知センサを保持するセンサ保持部材と、前記ドラム状部材の回転軸の方向において前記媒体検知センサが用いる光を遮る遮光部と、前記ドラム状部材を回動可能に支持する筐体と、を備え、前記遮光部は、前記筐体に固定される遮光部材であって、前記センサ保持部材と前記遮光部材は、前記筐体に保持されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、媒体の浮き検知のための調整時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る画像形成装置の一実施形態の全体構成を示す概略図。
本発明に係る媒体検知装置の一実施形態の全体構成を示す概略図。
本発明に係る媒体検知装置が備えるセンサ保持部材の構成図。
本発明に係る媒体検知装置が備えるセンサ保持部材の構成図。
本発明に係る媒体検知装置が備えるセンサ保持部材の構成図。
本実施形態に係るセンサ保持部材の位置を調整する方法を説明する。
本実施形態に係るドラム状部材の例を示す図。
本発明に係る媒体検知装置が備えるセンサ保持部材の構成図。
本発明に係る媒体検知装置に対する比較例の図。
本実施形態に係る媒体検知装置の、上記比較例に対する優位性を説明する図。
本実施形態における媒体検知の原理を説明する図。
本実施形態に係る遮蔽部材を精度よく固定する工程を説明する図。
本実施形態に係るセンサの光軸と回転部材との平行調整工程に用いる構成を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[画像形成装置の実施形態]
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の実施形態としてインクジェットプリンタ1000の構成を説明する。図1は、インクジェットプリンタ1000の全体構成を示す図である。インクジェットプリンタ1000は、例えば、オンデマンド方式のライン走査型を採用した画像形成装置であって、画像形成部210、給紙部220、レジスト調整部230、乾燥部240、記録媒体反転部250、排紙部290、及び浮き検知装置300、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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