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公開番号
2024171778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088982
出願日
2023-05-30
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241205BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】搬送経路の途中に挟まったジャム紙を搬送モータを回転させて取り除く。
【解決手段】高駆動電圧と低駆動電圧とを発生する電源ユニットと、第1状態においてオン状態となり、第2状態においてオフ状態となるインターロックスイッチと、用紙を搬送する複数のローラと、インターロックスイッチを介して供給される高駆動電圧を電力源として動作し、複数のローラを駆動する搬送モータと、低駆動電圧を電力源として動作し、搬送モータおよび複数のクラッチを制御する制御回路と、電源ユニットにより発生された低駆動電圧に基づき変換電圧を発生する電圧発生回路と、を備え、第2状態において、制御回路は、搬送モータおよび複数のクラッチの何れかを動作させる場合、電圧発生回路を動作させて、高駆動電圧に代えて変換電圧を搬送モータおよび複数のクラッチに供給させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置であって、
高駆動電圧と、前記高駆動電圧より低い低駆動電圧とを発生する電源ユニットと、
第1状態において、前記電源ユニットから発生された前記高駆動電圧を供給させるオン状態となり、前記第1状態とは異なる第2状態において、前記電源ユニットから発生された前記高駆動電圧の供給を停止させるオフ状態となるインターロックスイッチと、
用紙を搬送する複数のローラと、
前記インターロックスイッチを介して供給される前記高駆動電圧を電力源として動作し、前記複数のローラを駆動する搬送モータと、
前記インターロックスイッチを介して供給される前記高駆動電圧を電力源として動作し、前記搬送モータの回転を前記複数のローラの何れかに連動させるための複数のクラッチと、
前記電源ユニットにより発生された前記低駆動電圧を電力源として動作し、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチを制御する制御回路と、
前記電源ユニットにより発生された前記低駆動電圧または前記高駆動電圧に基づき、前記高駆動電圧と同一の電圧である変換電圧を発生する電圧発生回路と、
を備え、
前記第2状態において、前記制御回路は、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチの何れかを動作させる場合、前記電圧発生回路を動作させて、前記高駆動電圧に代えて前記変換電圧を前記搬送モータおよび前記複数のクラッチに供給させる
画像形成装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2状態において、前記制御回路は、
前記変換電圧を、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチを駆動するための電圧が供給される第1電力線に供給させ、
前記変換電圧を、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチとは異なる第1装置を駆動するための電圧が供給される第2電力線に供給させない
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記用紙が搬送される搬送経路に設置され、前記用紙が前記搬送経路における何れの位置に存在しているかを検出する複数のセンサと、
前記複数のセンサに基づき検出された前記用紙の位置を表示する表示部と、
をさらに備える請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記複数のローラのうちの対象ローラの選択を受け付ける操作部をさらに備え、
前記第2状態において、前記制御回路は、前記複数のクラッチのうち前記対象ローラに対応するクラッチを動作させて、前記搬送モータの回転を前記対象ローラに連動させる
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記操作部は、前記対象ローラを正方向回転させるか逆方向回転させるかを受け付け、
前記第2状態において、前記制御回路は、前記対象ローラを前記操作部により受け付けた回転方向に回転させる
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記複数のローラは、防護カバーにより覆われている
請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、印刷中において、用紙がローラ等に挟まり搬送ができなくなる場合があった。このような場合、従来、ユーザは、画像形成装置の筐体のカバーを開けて、搬送ができなくなった用紙(ジャム紙)を引っ張って、ジャム紙を取り除いていた。
【0003】
特許文献1には、ユーザがジャム紙を取り除く場合において、ジャム紙を引っ張ることでローラが回転したことを検知し、ローラの回転を検知するとモータを駆動させてジャム紙の除去のアシストをする画像形成装置が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、画像形成装置は、ユーザが筐体のカバーを開けた場合、モータの駆動電源である+24Vの電圧の供給を、インターロックスイッチにより強制的に停止させていた。このため、従来の画像形成装置は、モータを駆動させてジャム紙の除去のアシストをすることは困難であった。また、ユーザが引っ張ることができない位置にジャム紙があったり、ローラのニップ圧が強いためジャム紙を引っ張ってもローラを回転させることができなかったりする場合、従来の画像形成装置は、ローラの回転を検知することができないため、モータによるジャム紙の除去のアシストをすることができなかった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、搬送経路の途中に挟まったジャム紙を、搬送モータを回転させて取り除くことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置であって、高駆動電圧と、前記高駆動電圧より低い低駆動電圧とを発生する電源ユニットと、前記画像形成装置が第1状態において、前記電源ユニットから発生された前記高駆動電圧を供給させるオン状態となり、前記画像形成装置が前記第1状態とは異なる第2状態において、前記電源ユニットから発生された前記高駆動電圧の供給を停止させるオフ状態となるインターロックスイッチと、用紙を搬送する複数のローラと、前記インターロックスイッチを介して供給される前記高駆動電圧を電力源として動作し、前記複数のローラを駆動する搬送モータと、前記インターロックスイッチを介して供給される前記高駆動電圧を電力源として動作し、前記搬送モータの回転を前記複数のローラの何れかに連動させるための複数のクラッチと、前記電源ユニットにより発生された前記低駆動電圧を電力源として動作し、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチを制御する制御回路と、前記電源ユニットにより発生された前記低駆動電圧または前記高駆動電圧に基づき、前記高駆動電圧と同一の電圧である変換電圧を発生する電圧発生回路と、を備え、前記第2状態において、前記制御回路は、前記搬送モータおよび前記複数のクラッチの何れかを動作させる場合、前記電圧発生回路を動作させて、前記高駆動電圧に代えて前記変換電圧を前記搬送モータおよび前記複数のクラッチに供給させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搬送経路の途中に挟まったジャム紙を、搬送モータを回転させて取り除くことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、画像形成装置を示す図である。
図2は、画像形成装置における電源電圧を供給する回路に関する構成を示す図である。
図3は、画像形成装置における処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、画像形成装置の表示画像の一例を示す図である。
図5は、画像形成装置における電源電圧を供給する回路の、ジャム紙の排除時の電圧および信号を示す図である。
図6は、変形例に係る、画像形成装置における電源電圧を供給する回路に関する構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、実施形態にかかる画像形成装置100を示す図である。画像形成装置100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機(MFP:Multifunction Peripheral/Printer/Product)と称される装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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