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公開番号
2025015482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024114281
出願日
2024-07-17
発明の名称
シート処理装置、シート処理方法及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】折り処理ページめくり操作によって圧着綴じが剥がれることなく、見開き操作が
しやすい圧着中綴じ冊子を形成することができるシート処理装置を提供する。
【解決手段】複数のシート材からなるシート束に中折りを施す中折り手段と、中折りが施されたシート束に背部を形成し、当該背部に圧着綴じを施す背部圧着綴じ手段と、を備え、背部圧着綴じ手段は、中折りが施されたシート束に背部を形成する背部形成部と、中折りが施されたシート束に圧着綴じを行う圧着綴じ部と、を有し、圧着綴じ部は、前記シート束の背部に形成される折り目と略平行な圧着痕を形成する、シート処理装置による。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシート材からなるシート束に中折りを施す中折り手段と、
前記中折りが施された前記シート束に背部を形成し、当該背部に圧着綴じを施す背部圧着綴じ手段と、
を備え、
前記背部圧着綴じ手段は、
前記中折りが施された前記シート束に前記背部を形成する背部形成部と、
前記中折りが施された前記シート束に前記圧着綴じを行う圧着綴じ部と、
を有し、
前記圧着綴じ部は、前記シート束の背部に形成される折り目と略平行な圧着痕を形成する、
ことを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記中折り手段は、
前記シート束を所定の方向に案内する折り板部材と、
前記折り板部材により案内された前記シート束を挟持しながら前記方向に進行させる折りローラ対部材と、
を備える、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記背部圧着綴じ手段は、
前記折り板部材と、
当該折り板部材と前記シート束を介して係合する折り板係合部材と、
を備える、
請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記折り板係合部材は、前記折り板部材に向けて付勢されており、前記シート束の背部を前記折り板部材と挟んで押圧する、
請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記折り板係合部材は、軸支されたコロ形状部材であり、前記シート束の背部の長手方向に往復移動をして前記圧着綴じを施す、
請求項3又は4に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記折り板部材は、前記折り板係合部材との対向面に凹凸形状の折り板圧着歯を有し、
前記折り板係合部材は、前記折り板圧着歯に係合する凹凸形状の係合圧着歯を有し、前記折り板圧着歯と前記係合圧着歯で前記シート束を挟持しながら前記シート束の背部の長手方向に移動可能に支持されている、
請求項3又は4に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記折り板部材は、前記折り板係合部材に対する対向面において、複数の離間した凹凸形状の折り板圧着歯群を有し、
前記折り板係合部材は、前記折り板圧着歯群に係合する複数の離間した凹凸形状の係合圧着歯群を有し、
前記折り板部材を前記折り板係合部材に向けて移動させることにより前記圧着綴じを実行する、
請求項6に記載のシート処理装置。
【請求項8】
前記折り板係合部材は、前記係合圧着歯を備える円筒部分と、当該円筒部分の両側において当該円筒部分の径よりも大きいフランジ部と、を備える、
請求項6に記載のシート処理装置。
【請求項9】
前記フランジ部は、前記折り板部材と前記折り板係合部材との間に挟まれた前記シート束に対して前記円筒部分の両側から係合する、
請求項8に記載のシート処理装置。
【請求項10】
前記背部圧着綴じ手段は、前記折り板係合部材が前記シート束の主走査方向に移動することで、前記背部を形成しながら前記圧着綴じを施す、
請求項3又は4に記載のシート処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置、シート処理方法及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状の記録媒体を束ねたシート束を綴る「綴じ処理」を実行可能なシート処理装置が知られている。シート処理装置において実行される綴じ処理の種類は、複数のものが知られている。例えば、シート束の端部を綴る「端綴じ処理」や、シート束を二つ折りにして、折り位置の近傍を綴じる「中綴じ処理」などが知られている。中綴じ処理は、主に冊子などの本を作成するときに活用される綴じ方である。
【0003】
小口断裁を行わなくとも小口が揃った中綴じ冊子を提供する目的で、中折り位置から離れた両側の位置を圧着綴じした後、冊子に角背を形成する角背折りを施す中綴じ製本装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
また、圧着中綴じ装置を提供する目的で、折り位置から離れた位置を圧着綴じする中綴じ製本装置が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
【0005】
また、冊子の背を角背折りにする針中綴じ装置であって、ステープル針を背の中央からずれにくくして見栄えのよい冊子を提供する目的で、ストッパープレートに針が係合するための溝を備えた針中綴じ製本装置が開示されている(例えば、特許文献3を参照)。
【0006】
また、針を使わない綴じ冊子を提供する目的で、冊子中央部を圧着綴じした後中折り処理を行う圧着中綴じ製本装置が開示されている(例えば、特許文献4を参照)。
【0007】
また、電子写真方式を用いた画像形成装置において、シートの端部などに接着用のトナー層を形成し、このトナー層を加熱および加圧することでシート同士を接着するようにした製本装置が開示されている(例えば、特許文献5を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1乃至5には、圧着中綴じ処理や、冊子背の角背折り処理を行う従来技術が開示されている。しかし、これら従来技術を利用して中綴じ冊子を形成した場合、ページをめくるときに、見開き部分に違和感を与える状態になったり、ページのめくり操作によって圧着部分に負荷がかかり、圧着部分が剥がれてしまったりするなどの課題がある。すなわち、従来技術では、中綴じ処理に圧着綴じを利用した場合の完成物における品質や綴じ強度に課題がある。
【0009】
本発明は、ページめくり操作によって圧着綴じが剥がれることなく、見開き操作がしやすい圧着中綴じ冊子を形成できるシート処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、複数のシート材からなるシート束に中折りを施す中折り手段と、前記中折りが施された前記シート束に背部を形成し、当該背部に圧着綴じを施す背部圧着綴じ手段と、を備え、前記背部圧着綴じ手段は、前記中折りが施された前記シート束に背部を形成する背部形成部と、前記中折りが施された前記シート束に圧着綴じを実行する圧着綴じ部と、を有し、前記圧着綴じ部では、当該背部において形成される折り目と略平行の筋状の圧着痕を形成する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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