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公開番号2024168654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085515
出願日2023-05-24
発明の名称シート積載装置及び印刷装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 29/52 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートの搬送不良を抑制できるシート積載装置を提供する。
【解決手段】シート束が積載される積載部(401)と、積載部の上方へ向けて搬送されるシートの先端部を受けてシート搬送方向において下流側に案内する案内手段(423)と、案内手段による案内経路より上方に配置されシートに向けて空気を吹出す吹出し手段(450)とを備えるシート積載装置(400)において、案内手段による案内経路より上方にシート搬送方向に延在する線状部材(450)を複数配置した。これによれば、上部構造にシート先端エッジが引っかかることによる搬送不良を防止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート束が積載される積載部と、
前記積載部の上方へ向けて搬送されるシートの先端部を受けてシート搬送方向において下流側に案内する案内手段と、
前記案内手段による案内経路より上方に配置され前記シートに向けて空気を吹出す吹出し手段とを備えるシート積載装置において、
前記案内手段による案内経路より上方にシート搬送方向に延在する線状部材を複数配置したことを特徴とするシート積載装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート積載装置において、
前記複数の配置した線状部材は、シート搬送方向に交差する幅方向で間隔を置いて配置され、前記間隔はシート搬送方向に下流側ほど大きいことを特徴とするシート積載装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート積載装置において、
前記複数の配置した線状部材は、シート搬送方向に交差する幅方向で間隔を置いて配置され、前記間隔はシートの幅方向の長さよりも短いことを特徴とするシート積載装置。
【請求項4】
請求項1に記載のシート積載装置において、
前記複数の配置した線状部材は、シート搬送方向に交差する幅方向で間隔を置いて配置され、かつ、幅方向の位置が段階的に変更可能であることを特徴とするシート積載装置。
【請求項5】
請求項1に記載のシート積載装置において、
前記複数の配置した線状部材は、シート搬送方向に交差する幅方向で間隔を置いて配置され、かつ、幅方向の位置を変更する位置変更手段を有することを特徴とするシート積載装置。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一に記載のシート積載装置を備えた印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート積載装置及び印刷装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シート束が積載される積載部と、積載部の上方へ向けて搬送されるシートの先端部を受けてシート搬送方向において下流側に案内する案内手段と、案内手段による案内経路により上方に配置されシートに向けて空気を吹出す吹き出し手段とを備えるシート積載装置が知られている。例えば特許文献1には、係るシート積載装置であって、吹き出し手段は、案内手段がシートの先端部から離れるときに空気の吹き出しを開始するものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、生産性向上のため積載部の上方へ向けてのシートの搬送速度を増大させていった場合に搬送不良が発生してしまうことが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、シート束が積載される積載部と、前記積載部の上方へ向けて搬送されるシートの先端部を受けてシート搬送方向において下流側に案内する案内手段と、前記案内手段による案内経路により上方に配置され前記シートに向けて空気を吹出す吹出し手段とを備えるシート積載装置において、前記案内手段による案内経路により上方にシート搬送方向に延在する線状部材を複数配置したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、シートの搬送不良を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る印刷装置の説明図。
実施形態に係る印刷装置の主要部の説明図。
線状部材ユニットの説明図。
変形例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る印刷装置の一例について図1を参照して説明する。図1(a)は同印刷装置の概略説明図、図1(b)は部分拡大図である。
【0008】
印刷装置1は、搬入部10と、印刷部20と、乾燥部30と、本発明に係るシート積載装置である搬出部40とを備えている。印刷装置1は、搬入部10から搬入されるシートPに対し、印刷部20で液体を付与して所要の印刷を行い、乾燥部30でシートPに付着した液体を乾燥させた後、シートPを搬出部40に排出する。
【0009】
搬入部10は、複数のシートPが積載される搬入トレイ11と、搬入トレイ11からシートPを1枚ずつ分離して送り出す給送装置12と、シートPを印刷部20へ送り込むレジストローラ対13とを備えている。
【0010】
給送装置12には、ローラやコロを用いた装置や、エアー吸引を利用した装置など、あらゆる給送装置を用いることが可能である。給送装置12により搬入トレイ11から送り出されたシートPは、その先端がレジストローラ対13に到達した後、レジストローラ対13が所定のタイミングで駆動することにより、印刷部20へ送り出される。
(【0011】以降は省略されています)

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