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公開番号2024136955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048269
出願日2023-03-24
発明の名称電子機器
出願人富士通クライアントコンピューティング株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G11B 19/00 20060101AFI20240927BHJP(情報記憶)
要約【課題】ホスト側の状態に依らず光学ドライブの電動イジェクト機能を有効化すること。
【解決手段】本実施形態に係る電子機器は、光学ディスクドライブ(ODD)及びODDが接続されるホストを備える。ODDは、イジェクトボタンの押下に伴い発生するイジェクト信号に応じて光学ディスクを排出する電動イジェクトを実行可能に構成されている。ホストは、電源ライン、第1スイッチ及びコントローラを有する。電源ラインは、非稼働状態及び稼働状態において電力が供給される第1電源ラインと、稼働状態において電力が供給される第2電源ラインと、を含み、ホストに接続されたODDに電力を供給する。第1スイッチは、第1電源ラインの疎通及び分断を切り替える。コントローラは、ホストに接続されたODDのイジェクトボタン及び第1スイッチに接続され、非稼働状態においてイジェクト信号を検知した場合に、第1スイッチをオンするように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
イジェクトボタンの押下に伴い発生するイジェクト信号に応じて光学ディスクを排出する電動イジェクトを実行可能に構成された光学ディスクドライブと、
前記光学ディスクドライブが接続されるホストと、を備え、
前記ホストは、
非稼働状態及び稼働状態において電力が供給される第1電源ラインと、前記稼働状態において電力が供給される第2電源ラインと、を含み、前記ホストに接続された前記光学ディスクドライブに電力を供給する電源ラインと、
前記第1電源ラインの疎通及び分断を切り替える第1スイッチと、
前記ホストに接続された前記光学ディスクドライブの前記イジェクトボタン及び前記第1スイッチに接続され、前記非稼働状態において前記イジェクト信号を検知した場合に、前記第1スイッチをオンするように構成されたコントローラと、を有する、
電子機器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記第1スイッチをオンした後に前記イジェクト信号に応じた電位の信号を前記イジェクトボタンに接続された信号線に出力するように構成される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
一端が前記第1スイッチの制御端に接続された第1信号線と、
前記光学ディスクドライブが前記ホストに接続された場合に一端が前記イジェクトボタンに接続される第2信号線と、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記第1信号線の他の一端に接続された第1出力端と、
前記第2信号線の他の一端に接続された第1入力端と、を有し、
前記非稼働状態において前記第1入力端に前記イジェクト信号が入力された場合に、前記第1スイッチをオンするための第1出力信号を前記第1出力端から出力するように構成される、
請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記ホストにおいて前記第2信号線から分岐する第3信号線をさらに備え、
前記コントローラは、前記第3信号線の前記第2信号線とは反対側の一端に接続された第2出力端をさらに有し、前記第1出力信号を前記第1出力端から出力した後に前記イジェクト信号に応じた電位の第2出力信号を前記第2出力端から出力するように構成される、
請求項3に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの光ディスクに対するデータアクセスを行うための光学式のドライブ装置(ODD:Optical Disc Drive)を搭載する、クラムシェルPC(Personal Computer)やコンバーチブルPC、デスクトップPCなどの電子機器がある。
【0003】
これらの電子機器においては、多くの場合、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)の電力状態(ステート)に応じた電力制御が行われている。例えばシステム(ホスト)側が休止状態(S4)やシャットダウン状態(HS、S5、G3)の場合には、ODDに電力を供給する電力ラインが遮断され、ODDの電源はオフされている。また、省電力化を図るために、ODDが使用されない状況では電源をオフする技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-272162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ODDの電源がオフされている状態では、イジェクトボタンが押下されても光ディスクを格納するトレイ又は光ディスクの掃き出し/収納を行う電動イジェクト機能が利用できないという問題があった。
【0006】
本発明の課題の一つは、上記に鑑みてなされたものであって、ホスト側の状態に依らず光学ドライブの電動イジェクト機能を有効化することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る電子機器は、光学ディスクドライブと、ホストと、を備える。前記光学ディスクドライブは、イジェクトボタンの押下に伴い発生するイジェクト信号に応じて光学ディスクを排出する電動イジェクトを実行可能に構成されている。前記ホストは、前記光学ディスクドライブが接続される。前記ホストは、電源ラインと、第1スイッチと、コントローラと、を有する。前記電源ラインは、非稼働状態及び稼働状態において電力が供給される第1電源ラインと、前記稼働状態において電力が供給される第2電源ラインと、を含み、前記ホストに接続された前記光学ディスクドライブに電力を供給する。前記第1スイッチは、前記第1電源ラインの疎通及び分断を切り替える。前記コントローラは、前記ホストに接続された前記光学ディスクドライブの前記イジェクトボタン及び前記第1スイッチに接続され、前記非稼働状態において前記イジェクト信号を検知した場合に、前記第1スイッチをオンするように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記態様によれば、ホスト側の状態に依らず光学ドライブの電動イジェクト機能を有効化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る電子機器のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2は、図1の電子機器において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
図3は、図2の処理における電子機器の動作の一例を示すタイミングチャートである。
図4は、実施形態に係る電子機器のハードウェア構成の別の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本開示に係る電子機器、制御方法、プログラム及び記憶媒体の実施形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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