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公開番号
2024135808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046681
出願日
2023-03-23
発明の名称
床用化粧材
出願人
大日本印刷株式会社
,
丸玉木材株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
B27M
3/00 20060101AFI20240927BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】節の映出、板目の映出、及び、反りを抑制することができ、かつ、耐傷性、耐衝撃性に優れる床用化粧材を提供する。
【解決手段】合板と、化粧シートとを有し、上記合板は、広葉樹単板と針葉樹単板とを含む2枚以上の木単板が積層されてなり、上記合板の表層は、広葉樹単板が積層されており、上記化粧シートは、上記合板の表層上に積層され、かつ、厚みが0.20mm以上0.60mm以下である床用化粧材。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
合板と、化粧シートとを有し、
前記合板は、広葉樹単板と針葉樹単板とを含む2枚以上の木単板が積層されてなり、
前記合板の表層は、広葉樹単板が積層されており、
前記化粧シートは、前記合板の表層上に積層され、かつ、厚みが0.20mm以上0.60mm以下である床用化粧材。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記合板の表層の広葉樹単板は、2枚以上の広葉樹小板が接合されている請求項1に記載の床用化粧材。
【請求項3】
前記合板の表層の広葉樹単板に存在する節は、長径が50mm以下である請求項1又は2に記載の床用化粧材。
【請求項4】
前記広葉樹単板は、カバノキ科、カツラ科、バラ科、アオイ科、ウコギ科、モクセイ科、ニレ科、及び、モクレン科からなる群より選択される少なくとも1種の広葉樹からなる請求項1又は2に記載の床用化粧材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、床用化粧材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、住宅内装用途で広く普及している化粧材は、被着材としてホワイトラワンやレッドラワン等のような南洋材からなる合板が用いられていた。
【0003】
例えば、特許文献1には、合板からなる基材上に、合成樹脂層、化粧層を順に積層した床材用化粧材において、前記合成樹脂層が特定のパラメータを充足することを特徴とする床材用化粧材が開示されている。
上記床材用化粧材では、合板からなる基材(被着材)としてラワンが用いられている。
【0004】
しかしながら、熱帯雨林の違法伐採が環境問題を生み、東南アジアによる南洋材の輸出規制に伴い価格が高騰してきている。
加えて、covid-19に端を発したウッドショック等が木材の供給量不足に拍車をかけ、南洋材の安定的調達は以前に増して困難になってきている。
【0005】
そこで海外情勢の直接的影響を避けることができ、優先的に調達可能であり、かつ、日本の森林活用にも貢献できる国産材活用が注目を浴びている。
【0006】
日本国内における植林木の大半を占めるトド松やヒノキ、スギ等の針葉樹は、国内からの調達であるため、針葉樹からなる合板が南洋材に代わる材料として注目されているが、以下の理由により実現に至っていない。
【0007】
針葉樹は、南洋材を含めた広葉樹の節と比較して節はサイズが大きく、単位面積当たりの数も多いため、節の映出(節と節以外の含水率変化当たりの寸法変化率により生じる凹凸現象)が生じた場合に化粧シートで抑制しきれず外観品質が低下してしまう。
針葉樹は、夏と冬とで成長速度に差があることよりできる密度差を伴う木目(夏目と冬目)の影響が南洋材を含めた広葉樹の木目と比較して大きく、化粧シートで抑制しきれず板目の映出(表面の密度差に起因する凹凸が化粧材の表面に浮き出たように見える現象)によって外観品質が低下してしまう。
また、針葉樹は、南洋材を含めた広葉樹と比較して比重が小さいため、耐傷性(鉛筆硬度傷)や、耐動荷重性が低下(キャスター傷が発生しやすい)し、特に密度が低い夏目部分で凹み量が大きくなる。
【0008】
近年では上記針葉樹の課題を解決するために、針葉樹からなる合板の表層にMDFを備える複合基材を被着材として用いる提案がされているが、表層のMDFは含水率変化により生じる寸法変化率が異なる材料により構成されているので反り等が発生しやすく施工作業性が低下するとともに、施工用接着剤を多く使わなければならないといった課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2003-239517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上述した課題を全て解決するものであり、節の映出、板目の映出、及び、反りを抑制することができ、かつ、耐傷性、耐衝撃性に優れる床用化粧材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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