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公開番号2024135761
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046616
出願日2023-03-23
発明の名称圧縮ばね
出願人中央ばね工業株式会社
代理人個人
主分類F16F 1/02 20060101AFI20240927BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】従来のコイルばねに比べて限られたスペースで優れた耐荷重性能を発揮できる新規な圧縮ばねの提供。
【解決手段】金属製のばね材10を筒状に形成してなる圧縮ばね100であって、前記ばね材10は、平行に位置する上下一対の平行部11a、11bと、当該各平行部の右端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の右斜部12a、12bと、前記各平行部の左端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の左斜部13a、13bとからなる。このような構成によれば、従来のコイルばねに比べて優れた耐荷重性能を発揮できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属製のばね材を筒状に形成してなる圧縮ばねであって、
前記ばね材は、平行に位置する上下一対の平行部と、当該各平行部の右端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の右斜部と、前記各平行部の左端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の左斜部とからなることを特徴とする圧縮ばね。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
略M字状をした金属製のばね材を筒状に形成してなる圧縮ばねであって、
前記ばね材は、平行に位置する上下一対の平行部と、当該各平行部の一端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の斜部とからなることを特徴とする圧縮ばね。
【請求項3】
請求項1または2に記載の圧縮ばねにおいて、
前記金属製のばね材を楕円筒状に形成したことを特徴とする圧縮ばね。
【請求項4】
請求項1または2に記載の圧縮ばねにおいて、
前記金属製のばね材はそれを構成する各部の断面形状が矩形状となっていることを特徴とする圧縮ばね。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高荷重に耐え得る金属製の圧縮ばねに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電化製品や精密機器などに用いられる小型の圧縮ばねの多くは、金属線材をコイル状に加工したコイルばねが用いられるが、以下の特許文献1乃至4などに示すようなより複雑な形態の圧縮ばねも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-35267号公報
特開2022-102886号公報
特開2016-75390号公報
特開平10-73138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来から多用されている金属製のコイルばねの耐荷重は、その線材の太さやサイズなどによって異なるが、例えば線幅0.3~0.5mm、コイル径2.0~5.0mm、高さ5.0mm程度の小サイズのコイルばねの耐荷重は、一般に100~800g程度であり、それ以上例えば同サイズで1000gを超えるような高荷重に耐えることは困難である。
【0005】
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は従来のコイルばねに比べて限られたスペースで優れた耐荷重性能を発揮できる新規な圧縮ばねを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために第1の発明は、金属製のばね材を筒状に形成してなる圧縮ばねであって、前記ばね材は、平行に位置する上下一対の平行部と、当該各平行部の右端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の右斜部と、前記各平行部の左端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の左斜部とからなることを特徴とする圧縮ばねである。このような構成によれば、従来のコイルばねに比べて優れた耐荷重性能を発揮できる。
【0007】
第2の発明は、略M字状をした金属製のばね材を筒状に形成してなる圧縮ばねであって、前記ばね材は、平行に位置する上下一対の平行部と、当該各平行部の一端部からぞれぞれ斜め方向に伸びてその先端同士が結合した一対の斜部とからなることを特徴とする圧縮ばねである。このような構成によっても、従来のコイルばねに比べて限られたスペースで優れた耐荷重性能を発揮できる。
【0008】
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記金属製のばね材を楕円筒状に形成したことを特徴とする圧縮ばねである。このように楕円筒状にすることにより、部品の隙間のような細長い狭いスペースに対しても容易に設置することができる。
【0009】
第4の発明は、第1または第2の発明において、前記金属製のばね材はそれを構成する各部の断面形状が矩形状となっていることを特徴とする圧縮ばねである。このように構成することにより、優れた耐荷重性能を発揮できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の圧縮ばねは、特殊な構造のばね材を筒状に加工したものであることから、従来のコイルばねに比べて限られたスペースで優れた耐荷重性能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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