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公開番号2024130707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040570
出願日2023-03-15
発明の名称芝管理機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A01D 34/47 20060101AFI20240920BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】液体がハウジングの内部に流入することを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】芝管理機は、地面上で回転する一対の車輪と、芝管理機の移動時にユーザに把持されるハンドルユニットと、地面で作業する作業ユニットと、作業ユニットを駆動させる電動モータと、電動モータの駆動により回転するファンと、作業ユニットを支持しており、電動モータとファンを収容するハウジングと、ハウジングの外部に配置されており、ハウジングに取り付けられている壁体と、を備えている。ハウジングは、ハウジングの内部と外部を連通しており、ファンの回転に伴い空気が通過する連通開口を有している。壁体は、連通開口と対向して配置されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
地面上を前方向に移動しながら前記地面上の芝生のメンテナンスを行う芝管理機であって、
前記地面上で回転する一対の車輪と、
前記芝管理機の移動時にユーザに把持されるハンドルユニットと、
前記地面で作業する作業ユニットと、
前記作業ユニットを駆動させる電動モータと、
前記電動モータの駆動により回転するファンと、
前記作業ユニットを支持しており、前記電動モータと前記ファンを収容するハウジングと、
前記ハウジングの外部に配置されており、前記ハウジングに取り付けられている壁体と、を備えており、
前記ハウジングは、前記ハウジングの内部と外部を連通しており、前記ファンの回転に伴い空気が通過する連通開口を有しており、
前記壁体は、前記連通開口と対向して配置されている、芝管理機。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記壁体は、前記連通開口と前記車輪との間に配置されている、請求項1に記載の芝管理機。
【請求項3】
前記壁体は、前記ハンドルユニットと前記ハウジングとを接続するハンドルブラケットである、請求項1または2に記載の芝管理機。
【請求項4】
前記一対の車輪の回転軸に沿って前記芝管理機を見たとき、前記電動モータは、前記車輪と少なくとも部分的に重なり合う、請求項1から3のいずれか一項に記載の芝管理機。
【請求項5】
前記ハウジングに収容されており、前記電動モータを制御する制御ユニットをさらに備えており、
前記芝管理機を後側から見たとき、前記制御ユニットは、前記電動モータと少なくとも部分的に重なり合う、請求項4に記載の芝管理機。
【請求項6】
前記制御ユニットは、前記電動モータよりも前側に配置されている、請求項5に記載の芝管理機。
【請求項7】
前記電動モータに電力を供給するバッテリをさらに備えており、
前記一対の車輪の前記回転軸に沿って前記芝管理機を見たとき、前記バッテリは、前記電動モータと少なくとも部分的に重なり合う、請求項4から6のいずれか一項に記載の芝管理機。
【請求項8】
前記ハウジングは、前記連通開口よりも前記地面側に配置されており、前記ハウジングの内部と外部を連通する水抜き孔を有しており、
前記水抜き孔は、前記車輪と対向する位置に配置されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の芝管理機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、芝管理機に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、芝刈機が開示されている。芝刈機は、地面上で回転する一対の車輪と、芝刈機の移動時にユーザに把持されるハンドルユニットと、地面で作業する作業ユニットと、作業ユニットを駆動させる電動モータと、作業ユニットを支持しており、電動モータを収容するハウジングと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-256554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような作業機では、モータを冷却するために、ハウジングは、ハウジングの内部と外部を連通しており、空気が通過可能な連通開口を有することがある。このような作業機では、例えば、作業機を液体で洗浄しているときに、液体が連通開口を通過してハウジングの内部に流入することがある。本明細書では、液体がハウジングの内部に流入することを抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、芝管理機を開示する。芝管理機は、地面上を前方向に移動しながら地面上の芝生のメンテナンスを行う。芝管理機は、地面上で回転する一対の車輪と、芝管理機の移動時にユーザに把持されるハンドルユニットと、地面で作業する作業ユニットと、作業ユニットを駆動させる電動モータと、電動モータの駆動により回転するファンと、作業ユニットを支持しており、電動モータとファンを収容するハウジングと、ハウジングの外部に配置されており、ハウジングに取り付けられている壁体と、を備えている。ハウジングは、ハウジングの内部と外部を連通しており、ファンの回転に伴い空気が通過する連通開口を有している。壁体は、連通開口と対向して配置されている。
【0006】
上記の構成によれば、芝管理機を液体で洗浄しているとき、液体が壁体に当たることにより、液体が連通開口に到達することを抑制することができる。これにより、液体が連通開口を通過してハウジングの内部に流入することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例の芝管理機2の斜視図である。
実施例の上側ハウジング26と下側ハウジング28との接続箇所の断面図である。
実施例の芝管理機2において、右前輪60が取り外された状態の右側ハンドルブラケット110近傍の分解斜視図である。
実施例の芝管理機2において、第2連通ポート44近傍の斜視図である。
実施例の芝管理機2において、バッテリカバー14が開かれた状態の斜視図である。
実施例の芝管理機2のカッタユニット130近傍の断面図である。
実施例の前輪ユニット22と高さ調整ユニット24の斜視図である。
実施例の前輪ユニット22と高さ調整ユニット24において、高さ調整ユニット24近傍の斜視図である。
実施例の高さ調整ユニット24の断面図である。
実施例の芝管理機2において、右前輪60近傍の断面図である。
実施例の芝管理機2において、電動モータ122近傍の断面図である。
実施例の芝管理機2において、第2連通ポート44近傍の断面図である。
実施例の電動モータ122と、ファン126と、伝達ユニット128と、カッタユニット130の斜視図である。
実施例の芝管理機2において、カッタユニット130近傍の断面図である。
実施例の取付ユニット178の斜視図である。
実施例の取付ユニット178の斜視図である。
実施例の取付ユニット178において、右側シャフト挿入開口198近傍の分解斜視図である。
実施例の取付ユニット178において、左側シャフト挿入開口216近傍の分解斜視図である。
実施例のバッテリ取付ユニット16と、バッテリパックBPと、前輪ユニット22と、制御ユニット120と、電動モータ122と、ファン126と、カッタユニット130の左側面図である。
実施例のバッテリ取付ユニット16と、バッテリパックBPと、前輪ユニット22と、制御ユニット120と、電動モータ122と、ファン126と、カッタユニット130の後面図である。
実施例のバッテリ取付ユニット16と、バッテリパックBPと、前輪ユニット22と、制御ユニット120と、電動モータ122と、ファン126と、カッタユニット130の上面図である。
実施例のカッタユニット130の斜視図である。
実施例のシャフト232の斜視図である。
実施例のカッタユニット130の分解斜視図である。
実施例のカッタユニット130の前面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された芝管理機、その製造方法及び使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
【0009】
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
【0010】
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
(【0011】以降は省略されています)

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