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公開番号
2024159349
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075300
出願日
2023-04-28
発明の名称
果実回し具
出願人
株式会社共和
代理人
個人
主分類
A01G
17/00 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 果実を果梗周りに回転させる実回し作業を、安全に、少ない肉体的負担で、更には効率良く行うことを可能にする果実回し具を提供する。
【解決手段】 本発明の果実回し具1は、果梗Kを介して樹木Tに実った果実Fを、果梗Kの周りに回転させる果実回し具1であって、棒状に形成され、作業者が把持する把持部2と、当該把持部2の先端部に設けられ、前記果実Fに回転力を作用させる果実作用部3と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
果梗を介して樹木に実った果実を、前記果梗周りに回転させる果実回し具であって、
棒状に形成され、作業者が把持する把持部と、
前記把持部の先端部に設けられ、前記果実に回転力を作用させる果実作用部と、
を備えることを特徴とする果実回し具。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記果実作用部が、エラストマーからなることを特徴とする請求項1に記載の果実回し具。
【請求項3】
前記エラストマーが、シリコーンゴムであることを特徴とする請求項2に記載の果実回し具。
【請求項4】
前記果実作用部は、デュロメータ硬さ(JIS K6253に規定されるタイプAデュロメータで測定)が29以下であって、且つ、静摩擦係数(JIS K7125に規定される試験方法で測定)が、1.37以上であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の果実回し具。
【請求項5】
前記果実作用部は、前記デュロメータ硬さが29であって、且つ、前記静摩擦係数が、1.37であることを特徴とする請求項4に記載の果実回し具。
【請求項6】
前記果実作用部は、前記デュロメータ硬さが25であって、且つ、前記静摩擦係数が、4.62であることを特徴とする請求項4に記載の果実回し具。
【請求項7】
前記果実作用部が、卵形、円形、円弧形、長円形、楕円形、又はひょうたん形の縦断面形状を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の果実回し具。
【請求項8】
前記果実が、りんごであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の果実回し具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹木に実った果実を果梗周りに回転させる果実回し具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
りんご等の果実は、収穫前の一時期に日光に当たる時間が長いほど、その表面の色付きが良くなることが知られている。そこで、このような果物の栽培においては、果実全体が満遍なく日光に当たってムラなく色付くよう、実回し(玉回し、つる回しとも呼ばれる)と呼ばれる作業を定期的に行う必要がある。この実回しは、果梗(柄の部分)を介して樹木に実った果実を、その果梗周りに回転させることにより行われる。従来、実回しを行う作業者は、脚立に上り、手の届く範囲内の果実を手作業で回転させた後、脚立を移動させて、次の場所において同様の作業を繰り返すことを行っていた。
【0003】
なお、果物の収穫時に使用される装置として、果実を果梗から切り離す器具は従来種々提案されているが(例えば、特許文献1を参照)、果実を果梗周りに回転させる器具は特に提案されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3161176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の実回し作業は、作業者が脚立を上り下りする作業や脚立を移動させる作業を含んでいるため、安全面に問題があり、作業者の肉体的な負担が大きく、更には作業効率も悪いという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、果実を果梗周りに回転させる実回し作業を、安全に、少ない肉体的負担で、更には効率良く行うことを可能にする果実回し具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の態様に係る果実回し具は、果梗を介して樹木に実った果実を、前記果梗周りに回転させる果実回し具であって、棒状に形成され、作業者が把持する把持部と、前記把持部の先端部に設けられ、前記果実に回転力を作用させる果実作用部と、を備える。
【0008】
なお、本発明の一の態様に係る果実回し具においては、前記果実作用部が、エラストマーからなるものでもよい。
【0009】
また、本発明の一の態様に係る果実回し具においては、前記エラストマーが、シリコーンゴムであってもよい。
【0010】
また、本発明の一の態様に係る果実回し具においては、前記果実作用部は、デュロメータ硬さ(JIS K6253に規定されるタイプAデュロメータで測定)が29以下であって、且つ、静摩擦係数(JIS K7125に規定される試験方法で測定)が、1.37以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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