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公開番号2024127869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024035298
出願日2024-03-07
発明の名称スマートダッシュボードとモバイル装置を介して二輪車を制御する方法
出願人光陽工業股分有限公司
代理人個人,個人
主分類B62J 45/00 20200101AFI20240912BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】スマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して二輪車を制御する方法を提供する。
【解決手段】モバイル装置は、クラウドサーバーおよびスマートダッシュボードと通信する。二輪車は、有線接続ネットワークバスと、有線接続ネットワークバスに電気的に接続する第1のI/Oモジュールを含むスマートダッシュボードと、有線接続ネットワークバスに電気的に接続する複数の制御ユニットとを含む。該方法は、スマートダッシュボードが第1のI/Oモジュールと有線接続ネットワークバスとを介して、制御ユニットから制御ユニット情報を得て記憶するステップと、スマートダッシュボードが記憶された制御ユニット情報をモバイル装置に送信するステップと、モバイル装置が受信した制御ユニット情報をクラウドサーバーに送信するステップと、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
そのスマートダッシュボードとモバイル装置とを介して二輪車を制御する方法であって、
前記モバイル装置は、無線接続ユニットと、クラウドサーバーと通信するネットワーク通信ユニットと、を含み、
前記二輪車は、前記スマートダッシュボードと、有線接続ネットワークバスと、前記有線接続ネットワークバスに電気的に接続する複数の制御ユニットとを含み、前記スマートダッシュボードは、無線接続モジュール、前記有線接続ネットワークバスに電気的に接続する第1のI/Oモジュール、記憶モジュール、および前記無線接続モジュールと前記第1のI/Oモジュールと前記記憶モジュールとに電気的に接続する処理モジュールを含み、該方法は、
a)前記スマートダッシュボードが、前記第1のI/Oモジュールと前記有線接続ネットワークバスとを介して、前記制御ユニットから前記制御ユニットに関連する制御ユニット情報を得て、前記制御ユニット情報を前記記憶モジュールに記憶するステップと、
b)前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが、前記記憶モジュールに記憶されている前記制御ユニット情報を前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに送信するステップと、
c)前記モバイル装置が、前記ネットワーク通信ユニットを介して、受信した前記制御ユニット情報を前記クラウドサーバーに送信するステップと、を含む、
方法。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記二輪車の前記有線接続ネットワークバスは、CAN(Controller Area Network)バスである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールはブルートゥース(登録商標)に対応し、かつ、前記モバイル装置の前記無線接続ユニットはブルートゥースに対応する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記制御ユニットは、電子制御ユニットと、キーレス制御ユニットと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記電子制御ユニットは、前記有線接続ネットワークバスに電気的に接続する第2のI/Oモジュールを含む車両制御ユニットと、前記有線接続ネットワークバスに電気的に接続するモータ制御ユニットと、を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記二輪車は、前記スマートダッシュボードの前記第1のI/Oモジュールに電気的に接続する方向指示器をさらに含み、該方法は、
d)前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、前記モバイル装置が、前記無線接続ユニットを介して、ユーザによって入力された前記方向指示器に関連する命令を、前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールに無線的に送信するステップと、
e)前記スマートダッシュボードが、前記第1のI/Oモジュールを介して、前記命令を前記方向指示器に送信して動作させるステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記キーレス制御ユニットは、第3のI/Oモジュールと、非接触解錠モジュールと、電源制御モジュールと、シート開けモジュールと、を含み、前記第3のI/Oモジュールは、前記非接触解錠モジュールと前記電源制御モジュールと前記シート開けモジュールと前記有線接続ネットワークバスとに電気的に接続し、該方法は、
f)前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、前記モバイル装置が、前記無線接続ユニットを介して、ユーザによって入力された前記非接触解錠モジュールと前記電源制御モジュールと前記シート開けモジュールとのうちの1つに関連する命令を、前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールに無線的に送信するステップと、
g)前記スマートダッシュボードの前記処理モジュールが、前記第1のI/Oモジュールと前記有線接続ネットワークバスと前記第3のI/Oモジュールとを介して、前記命令を前記命令に関連する前記非接触解錠モジュールと前記電源制御モジュールと前記シート開けモジュールとのうちの1つに送信して動作させるステップと、をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記二輪車は、前記車両制御ユニットの前記第2のI/Oモジュールに電気的に接続するヘッドライトをさらに含み、該方法は、
h)前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、前記モバイル装置が、前記無線接続ユニットを介して、ユーザによって入力された前記ヘッドライトに関連する命令を、前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールに無線的に送信するステップと、
i)前記スマートダッシュボードの前記処理モジュールが、前記第1のI/Oモジュールと前記有線接続ネットワークバスと前記第2のI/Oモジュールとを介して、前記命令を前記ヘッドライトに送信して動作させるステップと、をさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記二輪車は、前記車両制御ユニットの前記第2のI/Oモジュールに電気的に接続するスピーカーをさらに含み、該方法は、
j)前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、前記モバイル装置が、前記無線接続ユニットを介して、ユーザによって入力された前記スピーカーに関連する命令を、前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールに無線的に送信するステップと、
k)前記スマートダッシュボードの前記処理モジュールが、前記第1のI/Oモジュールと前記有線接続ネットワークバスと前記第2のI/Oモジュールとを介して、前記命令を前記スピーカーに送信して動作させるステップと、さらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記スマートダッシュボードの前記無線接続モジュールが前記記憶モジュールに記憶されている前記制御ユニット情報を前記モバイル装置の前記無線接続ユニットに送信すると同時に、前記スマートダッシュボードは、前記第1のI/Oモジュールと前記有線接続ネットワークバスとを介して、前記制御ユニットから新たな制御ユニット情報を得て前記記憶モジュールに記憶する、請求項1に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二輪車を制御する方法に関し、具体的には、スマートダッシュボードとモバイル装置を介して二輪車を制御する方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたように、従来の電動二輪車の指示システムは、プロセスモジュールと、車両情報を表示するディスプレイを含む。従来の電動二輪車において、車両情報をクラウドサーバーにアップロードして分析に供するためには、モバイル通信モジュールと処理モジュールとを含む通信制御ユニット(CCU)を電動二輪車にさらに設けなければならない。しかしながら、通信制御ユニットを設けると、コストが高くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6483777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的は、スマートダッシュボードとモバイル装置を介して二輪車を制御する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
モバイル装置は、無線接続ユニットと、クラウドサーバーと通信するネットワーク通信ユニットと、を含む。二輪車は、スマートダッシュボードと、有線接続ネットワークバスと、有線接続ネットワークバスに電気的に接続する複数の制御ユニットとを含む。スマートダッシュボードは、無線接続モジュール、有線接続ネットワークバスに電気的に接続する第1のI/Oモジュール、記憶モジュール、および無線接続モジュールと第1のI/Oモジュールと記憶モジュールとに電気的に接続する処理モジュールを含む。
【0006】
該方法は、a)スマートダッシュボードが、第1のI/Oモジュールと有線接続ネットワークバスとを介して、制御ユニットから制御ユニットに関連する制御ユニット情報を得て、制御ユニット情報を記憶モジュールに記憶するステップと、b)スマートダッシュボードの無線接続モジュールがモバイル装置の無線接続ユニットに無線的に接続している場合において、スマートダッシュボードの無線接続モジュールが、記憶モジュールに記憶されている制御ユニット情報をモバイル装置の無線接続ユニットに送信するステップと、c)モバイル装置が、ネットワーク通信ユニットを介して、受信した制御ユニット情報をクラウドサーバーに送信するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0007】
スマートダッシュボードおよびモバイル装置は無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)通信などの短距離通信)を確立することができ、スマートダッシュボードの記憶モジュールに記憶されている制御ユニット情報は、クラウトサーバーに送信されてデータ分析または故障点検に用いられる。通信制御ユニット(CCU)を電動二輪車にさらに設ける必要がなく、スマートダッシュボード21の製造コストを低減することができる。
【0008】
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
二輪車、モバイル装置、およびクラウドサーバーに含まれる部品が示されるブロック図である。
図1に示されるスマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して本発明の一実施形態に係る二輪車を制御する方法のステップが示されるフローチャートである。
図1に示されるスマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して本発明の一実施形態に係る二輪車を制御する方法のステップが示されるフローチャートである。
図1に示されるスマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して本発明の一実施形態に係る二輪車を制御する方法のステップが示されるフローチャートである。
図1に示されるスマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して本発明の一実施形態に係る二輪車を制御する方法のステップが示されるフローチャートである。
図1に示されるスマートダッシュボードおよびモバイル装置を介して本発明の一実施形態に係る二輪車を制御する方法のステップが示されるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において、「結合」又は「接続」という用語は、複数の電気機器/装置/設備の間が導電材料(例えば、電線)により直接的に接続されること、あるいは、2つの電気機器/装置/設備の間が他の一つ以上の機器/装置/設備または無線通信により間接的に接続されることを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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