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公開番号2024127058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035917
出願日2023-03-08
発明の名称電子制御装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240912BHJP(制御;調整)
要約【課題】複数の入力情報の一つに異常が生じていた場合であっても正しく目標駆動出力を算出可能な電子制御装置を提供すること。
【解決手段】電子制御装置は、複数のセンサとアクチュエータと接続されている。電子制御装置は、複数のセンサのそれぞれから入力情報を取得し、入力情報に異常があるか否かを判定する(S10、S11)。電子制御装置は、入力情報に異常があると判定しなかった場合、複数の入力情報から駆動対象装置への目標駆動出力を算出する(S12)。一方、電子制御装置は、入力情報に異常があると判定した場合、推論モデルを用いて目標駆動出力を算出する(S15)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動対象装置を駆動制御する電子制御装置であって、
複数の入力情報を取得する取得部(S10)と
複数の前記入力情報の少なくとも一つに異常があるか否かを判定する判定部(S11)と、
前記判定部にて異常があると判定されなかった場合、複数の前記入力情報から前記駆動対象装置への目標駆動出力を算出する第1算出部(S12)と、
前記判定部にて異常があると判定された場合、推論モデルを用いて前記目標駆動出力を算出する第2算出部(S15)と、を備えた電子制御装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記判定部にて異常があると判定されなかった場合に前記推論モデルを作成する作成部(S14)をさらに備えた請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記作成部は、前記判定部にて異常があると判定されなかった前記入力情報の少なくとも一つを用いて前記推論モデルを作成する請求項2に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記取得部は、複数の前記入力情報に加えて、前記入力情報とは異なり前記目標駆動出力に相関する相関情報を取得するものであり、
前記作成部は、前記相関情報を用いて前記推論モデルを作成する請求項2に記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記作成部は、機械学習によって前記推論モデルを作成する請求項3または4に記載の電子制御装置。
【請求項6】
前記駆動対象装置として電動ウォータポンプを駆動制御する請求項1または2に記載の電子制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子制御装置の一例として、電動ウォータポンプを制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-197616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子制御装置は、複数の入力情報から目標駆動出力を算出する。しかしながら、電子制御装置は、一つの入力情報に異常が生じていた場合、正しく目標駆動出力を算出することができない。
【0005】
開示される一つの目的は、複数の入力情報の一つに異常が生じていた場合であっても正しく目標駆動出力を算出可能な電子制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された電子制御装置は、
駆動対象装置を駆動制御する電子制御装置であって、
複数の入力情報を取得する取得部(S10)と
複数の入力情報の少なくとも一つに異常があるか否かを判定する判定部(S11)と、
判定部にて異常があると判定されなかった場合、複数の入力情報から駆動対象装置への目標駆動出力を算出する第1算出部(S12)と、
判定部にて異常があると判定された場合、推論モデルを用いて目標駆動出力を算出する第2算出部(S15)と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
このように、電子制御装置は、判定部にて異常があると判定されなかった場合、複数の入力情報から目標駆動出力を算出する。しかしながら、電子制御装置は、判定部にて異常があると判定された場合、推論モデルを用いて目標駆動出力を算出する。このため、電子制御装置は、複数の入力情報の少なくとも一つに異常が生じていても正しく目標駆動出力を算出できる。
【0008】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。
電子制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
電子制御装置の推論モデル作成処理を示すフローチャートである。
入力データの一例を示す図面である。
変形例における電子制御装置の推論モデル作成処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態を説明する。本実施形態では、一例として、車両に搭載された駆動対象装置を駆動制御する電子制御装置100を採用する。また、本実施形態では、駆動対象装置の一例として電動ウォータポンプを採用する。しかしながら、本開示は、上記構成に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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