TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024125872
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-19
出願番号
2023033989
出願日
2023-03-06
発明の名称
シート搬送装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
5/36 20060101AFI20240911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートと第1ガイドとの衝突音並びにシートの搬送抵抗を低減可能なシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート搬送装置は、第1のニップ部を形成し、第1のニップ部でシートをシート搬送方向に搬送する第1の搬送手段と、第2の搬送手段と、湾曲搬送路を形成するガイドユニットと、を備える。ガイドユニットは、第1ガイドと、第1ガイドの内側に配置される第2ガイドと、シートと第1接触点で接触する第1従動ローラと、シートと第2接触点で接触する第2従動ローラと、を有する。第1ガイドは、シート搬送方向に直交する幅方向に見て、シート搬送方向における第1接触点よりも上流側では第1接触点と第2接触点とを通る直線に交差しないように形成され、第1接触点は、シート搬送方向において第1のニップ部よりも第2接触点に近い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のニップ部を形成し、前記第1のニップ部でシートをシート搬送方向に搬送する第1の搬送手段と、
前記シート搬送方向において前記第1の搬送手段の下流に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、
前記シート搬送方向に対して湾曲する湾曲搬送路を形成すると共に、前記第1の搬送手段によって搬送されるシートを前記第2の搬送手段に案内するガイドユニットと、を備え、
前記ガイドユニットは、
第1ガイドと、
前記湾曲搬送路の湾曲方向において前記第1ガイドの内側に配置され、前記1ガイドと共に前記湾曲搬送路の少なくとも一部を形成する第2ガイドと、
前記第1ガイドに回転可能に支持され、前記第2の搬送手段によって前記湾曲搬送路を搬送されるシートと第1接触点で接触することでシートに対して従動回転する第1従動ローラと、
前記第2ガイドに回転可能に支持されると共に前記シート搬送方向において前記第1従動ローラの下流に配置され、かつ前記第2の搬送手段によって前記湾曲搬送路を搬送されるシートと第2接触点で接触することでシートに対して従動回転する第2従動ローラと、を有し、
前記第1ガイドは、前記シート搬送方向に直交する幅方向に見て、前記シート搬送方向における前記第1接触点よりも上流側では前記第1接触点と前記第2接触点とを通る直線に交差しないように形成され、
前記第1接触点は、前記シート搬送方向において前記第1のニップ部よりも前記第2接触点に近い、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1ガイドは、前記シート搬送方向における下流に向かうにしたがって前記第2ガイドに近づくように延び、前記直線に交差しないように形成される第1ガイド面と、前記第1ガイド面の前記シート搬送方向における下流端である頂点に連続し、該頂点において前記第1ガイド面から屈曲して前記第2ガイドに沿って延びる第2ガイド面と、を有し、
前記第1従動ローラは、前記幅方向に見て、前記頂点に重なるように配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記第1従動ローラの外周面は、前記幅方向に見て、前記頂点よりも前記湾曲搬送路に突出するように配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第1ガイド面は、前記幅方向に見て、前記第1のニップ部のニップ線に交差するように配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記幅方向に見て、前記第2接触点と、前記第1のニップ部の前記シート搬送方向における下流端部と、を通過する直線に対して、前記第1接触点は、前記第1ガイド面の前記シート搬送方向における上流端よりも近い、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1ガイド面及び前記第2ガイド面は、前記第1ガイドに設けられた複数のリブの先端部によって構成される、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記第1従動ローラ及び前記第2従動ローラは、それぞれ前記湾曲搬送路を搬送されるシートを挟持しないように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記第1従動ローラの回転軸及び前記第2従動ローラの回転軸は、前記幅方向に対して平行である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記第1従動ローラの回転軸及び前記第2従動ローラの回転軸は、前記幅方向に対して傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
前記第1の搬送手段、前記第2の搬送手段及び前記ガイドユニットを内蔵し、開口を有する筐体と、
前記筐体に支持され、前記開口を開閉可能なドアと、を更に備え、
前記ドアが開くことで、前記開口を介して、前記第1ガイドと前記第2ガイドとの間の隙間が外部に露出し、
前記第1ガイド及び前記第2ガイドは、前記隙間を介してユーザが前記第1の搬送手段にアクセスできないように構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プリンタや複写機などの画像形成装置では、装置の小型化の観点から、湾曲したシート搬送路を設け、かつ該シート搬送路の曲率半径をますます小さくすることが求められている。
【0003】
特許文献1によると、湾曲したシート搬送路を第1ガイド板及び第2ガイド板によって形成した画像形成装置が提案されている。シート搬送路の湾曲方向外側に配置された第1ガイド板には、シートに従動回転する複数の従動回転体が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-350202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、湾曲したシート搬送路の曲率半径が小さくなると、該シート搬送路を通過する際の搬送抵抗が増加する。特に、厚紙等の坪量が大きいシートにおいては、搬送抵抗が増大することで、搬送不良が発生する虞がある。
【0006】
また、特許文献1の画像形成装置では、複数の従動回転体を設けることで、湾曲したシート搬送路を通過するシートの搬送抵抗を低減させていた。しかしながら、シート搬送方向においてシート搬送路の上流に設けられた搬送ローラ対をシートの後端が抜けた際に、シートの後端が第1ガイド板に衝突し、大きな衝突音が発生する場合がある。
【0007】
そこで、本発明は、シートと第1ガイドとの衝突音並びにシートの搬送抵抗を低減可能なシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、シート搬送装置において、第1のニップ部を形成し、前記第1のニップ部でシートをシート搬送方向に搬送する第1の搬送手段と、前記シート搬送方向において前記第1の搬送手段の下流に配置され、シートを搬送する第2の搬送手段と、前記シート搬送方向に対して湾曲する湾曲搬送路を形成すると共に、前記第1の搬送手段によって搬送されるシートを前記第2の搬送手段に案内するガイドユニットと、を備え、前記ガイドユニットは、第1ガイドと、前記湾曲搬送路の湾曲方向において前記第1ガイドの内側に配置され、前記1ガイドと共に前記湾曲搬送路の少なくとも一部を形成する第2ガイドと、前記第1ガイドに回転可能に支持され、前記第2の搬送手段によって前記湾曲搬送路を搬送されるシートと第1接触点で接触することでシートに対して従動回転する第1従動ローラと、前記第2ガイドに回転可能に支持されると共に前記シート搬送方向において前記第1従動ローラの下流に配置され、かつ前記第2の搬送手段によって前記湾曲搬送路を搬送されるシートと第2接触点で接触することでシートに対して従動回転する第2従動ローラと、を有し、前記第1ガイドは、前記シート搬送方向に直交する幅方向に見て、前記シート搬送方向における前記第1接触点よりも上流側では前記第1接触点と前記第2接触点とを通る直線に交差しないように形成され、前記第1接触点は、前記シート搬送方向において前記第1のニップ部よりも前記第2接触点に近い、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、シートと第1ガイドとの衝突音並びにシートの搬送抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。
定着装置を示す断面図。
ガイドユニットを示す断面図。
(a)は比較例としてのガイドユニットを示す断面図、(b)は第1の実施の形態に係るガイドユニットを示す断面図。
第1従動ローラ及び第1ガイドを示す斜視図。
(a)は第2の実施の形態に係る第2従動ローラ及び第2ガイドを示す正面図、(b)は第2の実施の形態に係る第1従動ローラ及び第1ガイドを示す正面図。
(a)は第3の実施の形態に係るドアが閉位置に位置する際のプリンタを示す断面図、(b)は第3の実施の形態に係るドアが開位置に位置する際のプリンタを示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
キヤノン株式会社
定着装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
制御装置
12日前
キヤノン株式会社
操作装置
6日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
定着装置
12日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
12日前
キヤノン株式会社
トナー容器
12日前
キヤノン株式会社
トナー容器
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る