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公開番号2024125679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033656
出願日2023-03-06
発明の名称無線通信システム
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類H04W 48/16 20090101AFI20240911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】多重無線接続システムの構築に際して、基地局のソフトウェア更新等の大幅な変更が必要となる。
【解決手段】無線通信システム10は、無線通信装置47を備える自走移動体40と、当該無線通信装置47と通信可能な複数の無線アクセスポイントAPと、を備える。各無線アクセスポイントAPのうちの少なくとも2つの無線アクセスポイントAPは、予め定められた複数の通信チャンネルのうち、無線アクセスポイントAP毎に異なる1つの通信チャンネルで、無線通信装置47と通信可能である。無線通信装置47は、無線アクセスポイントAPとの通信に利用する通信チャンネルを、複数の通信チャンネルの中から順番に切り替えるチャンネル切替処理を実行可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信装置を備える自走移動体と、
前記無線通信装置と通信可能な複数の無線アクセスポイントと、を備え、
前記各無線アクセスポイントのうちの少なくとも2つの前記無線アクセスポイントは、予め定められた複数の通信チャンネルのうち、前記無線アクセスポイント毎に異なる1つの前記通信チャンネルで、前記無線通信装置と通信可能であり、
前記無線通信装置は、前記無線アクセスポイントとの通信に利用する前記通信チャンネルを、複数の前記通信チャンネルの中から順番に切り替えるチャンネル切替処理を実行可能である
無線通信システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記自走移動体は、自身の位置を取得可能な位置取得部をさらに備え、
複数の前記無線アクセスポイントのうち、前記無線通信装置と通信可能である前記通信チャンネルが異なる少なくとも2つの前記無線アクセスポイントは、無線通信範囲の一部が重複しており、
前記無線通信装置は、位置取得部が取得した位置が、無線通信範囲が重複するエリア内であることを条件に、前記チャンネル切替処理を実行する
請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項3】
前記無線アクセスポイントを介して前記無線通信装置と通信するサーバをさらに備え、
前記無線通信装置は、前記サーバと通信する際に、データを複数のパケットに分割して送信し、且つ、前記パケットは、送信順に応じた連続したシーケンス番号を含んでおり、
前記サーバは、前記無線通信装置から新たに受信した前記パケットに含まれる前記シーケンス番号が、前記新たに受信したパケットより前に受信したパケットに含まれる前記シーケンス番号と重複する場合には、前記新たに受信したパケットを破棄する
請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項4】
前記無線アクセスポイントを介して前記無線通信装置と通信するサーバをさらに備え、
前記自走移動体は、バッテリを備え、
前記無線通信装置は、前記バッテリの充電残量に関する情報を前記サーバに送信する
請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項5】
前記無線アクセスポイントを介して前記無線通信装置と通信するサーバをさらに備え、
前記自走移動体は、自身の位置を取得可能な位置取得部をさらに備え、
前記無線通信装置は、前記自走移動体の位置に関する情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記自走移動体の走行経路に関する情報を前記無線通信装置に送信する
請求項1に記載の無線通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている無線通信システムは、複数の無線通信用の基地局を備えている。各基地局は、他の基地局との相対的な位置関係を取得する。また、各基地局は、他の基地局との位置関係に基づいて、自身が他の基地局の無線通信エリアの境界近傍に位置しているか否かを判断する。そして、各基地局は、自身が他の基地局の無線通信エリアの境界近傍に位置しているときには、電波送信電力を低下させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6081539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような無線通信システムを実現しようとする場合、各基地局が、他の基地局との位置関係を取得するための機能、及びそれに応じて電波送信電力を調整できる機能を有している必要がある。そのため、特許文献1に記載されているような無線通信システムを既設の無線通信システムに対して適用する場合、各基地局のソフトウェアを大幅に変更したり、場合によっては基地局そのものを入れ替えたりする必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、無線通信装置を備える自走移動体と、前記無線通信装置と通信可能な複数の無線アクセスポイントと、を備え、前記各無線アクセスポイントのうちの少なくとも2つの前記無線アクセスポイントは、予め定められた複数の通信チャンネルのうち、前記無線アクセスポイント毎に異なる1つの前記通信チャンネルで、前記無線通信装置と通信可能であり、前記無線通信装置は、前記無線アクセスポイントとの通信に利用する前記通信チャンネルを、複数の前記通信チャンネルの中から順番に切り替えるチャンネル切替処理を実行可能である無線通信システムである。
【0006】
上記構成によれば、各無線アクセスポイントの通信チャンネルを予め定めておくという簡便な作業で、上記無線通信システムを実現できる。したがって、無線アクセスポイントに対する大幅なソフトウェアの変更、及び無線アクセスポイントの入れ替えといったことは要しない。
【発明の効果】
【0007】
多重無線接続システムを簡便な作業で構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無線通信システムの構成を示す図である。
無線通信システムの構成を示す図である。
アクセスポイントのパケット受信に係る処理の手順を示す図である。
無線通信装置のチャンネル切替処理の手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<無線通信システムの一実施形態>
以下、無線通信システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、図面は、理解を容易にするために構成要素を概略化して示している場合がある。
【0010】
(全体構成について)
図1に示すように、無線通信システム10は、第1アクセスポイントAP1と、第2アクセスポイントAP2と、中継機20と、サーバ30と、自走移動体40と、を備える。なお、以下では、第1アクセスポイントAP1及び第2アクセスポイントAP2を区別する必要がない場合には、無線アクセスポイントAPと呼称することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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