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公開番号2024124365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2024026974
出願日2024-02-26
発明の名称駆動電圧制御装置、ファンモータの駆動電圧制御装置、および画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02P 7/28 20160101AFI20240905BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の駆動デバイスを動作させる際に、これまでより少ない電圧降下用素子で駆動電圧の任意の切り替えができる、駆動電圧制御装置、ファンモータの駆動電圧制御装置、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第1駆動用電源と、第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第2駆動用電源と、電圧降下用素子と第1スイッチング素子と第1制御素子と、を有する第1スイッチング回路と、第2駆動用電源と電圧降下用素子との間に配置される第2スイッチング素子と、第2制御素子と、を有する第2スイッチング回路と、第1駆動用電源と前記第1駆動デバイスとの間に配置される第3スイッチング素子と、第3制御素子と、を有する第3スイッチング回路と、第1駆動デバイスと前記第2駆動デバイスとの間に配置される第4スイッチング素子と、第4制御素子と、を有する第4スイッチング回路と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
直列接続される第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第1駆動用電源と、
前記第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第2駆動用電源と、
前記第1駆動用電源と前記第2駆動用電源とを接続する駆動電源ラインの間でありかつ前記第1,2駆動デバイスと並列接続される電圧降下用素子と、
前記駆動電源ラインにおいて前記第1駆動用電源と前記電圧降下用素子との間に配置されかつ前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第1スイッチング素子と、当該第1スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第1制御素子と、を有する第1スイッチング回路と、
前記駆動電源ラインにおいて前記第2駆動用電源と前記電圧降下用素子との間に配置されかつ前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第2スイッチング素子と、当該第2スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第2制御素子と、を有する第2スイッチング回路と、
前記第1駆動用電源と前記第1駆動デバイスとの間に配置され、前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第3スイッチング素子と、当該第3スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第3制御素子と、を有する第3スイッチング回路と、
前記第1駆動デバイスと前記第2駆動デバイスとの間に配置され、前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第4スイッチング素子と、当該第4スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第4制御素子と、を有する第4スイッチング回路と、
を備える駆動電圧制御装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記第1~4スイッチング回路は、前記第1~4制御素子が複数のパターンで前記第1~4スイッチング素子のONとOFFとを切り替えることにより、前記第1,2駆動デバイスに複数の駆動電圧を供給する、請求項1に記載の駆動電圧制御装置。
【請求項3】
前記第1~4スイッチング素子は、互いに、ONとOFFとを切り替えるタイミングをずらす、請求項1または2に記載の駆動電圧制御装置。
【請求項4】
前記第1~4スイッチング素子は、電界効果トランジスタと、当該電界効果トランジスタのゲートソース間の抵抗と、を備える、請求項1に記載の駆動電圧制御装置。
【請求項5】
前記第1~4スイッチング回路は、前記抵抗と並列接続されるコンデンサを有する、請求項4に記載の駆動電圧制御装置。
【請求項6】
請求項1に記載の駆動電圧制御装置を有する、ファンモータの駆動電圧制御装置。
【請求項7】
請求項1に記載の駆動電圧制御装置を有する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動電圧制御装置、ファンモータの駆動電圧制御装置、および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
駆動電圧が異なる複数の駆動デバイスを動作させる場合において、電圧可変直流電源回路を用いたり、動作させる駆動デバイスの駆動電圧に応じて電源電圧に対し電圧降下用素子を用いたりして各駆動デバイスに供給する電圧を適切に制御する技術が考えられている。特許文献1には、直流電源の出力電圧と異なる定格電圧を有する駆動デバイスが複数ある場合に、それぞれの駆動デバイスに合わせて電圧降下用素子または電圧変換回路を設けることによる部品点数増加によって、コストが増大すること等を回避することを目的として、動作させる駆動デバイスの定格電圧に応じて電圧を可変できる電圧可変直流電源回路を用いる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、電圧可変直流電源回路を用いる方法では、駆動デバイスに合わせて駆動電圧を調整するため、異なる駆動電圧を有する駆動デバイスを同時に駆動することができず、また電圧降下用素子を用いる方法では、異なる駆動電圧を有する複数の駆動デバイス毎に電圧降下用素子を設ける必要があり駆動デバイスの増加に合わせてそれらの素子が増加するという問題がある。特許文献1記載の技術は、ある駆動電圧印加中にはこれと異なる駆動電圧を必要とする駆動デバイスのうち、全て若しくは一部の動作を禁止する必要があるため、複数の異なる駆動電圧を有する駆動デバイスを同時に駆動することができない。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の駆動デバイスを動作させる際に、これまでより少ない電圧降下用素子で駆動電圧の任意の切り替えができる、駆動電圧制御装置、ファンモータの駆動電圧制御装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、直列接続される第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第1駆動用電源と、前記第1,2駆動デバイスに駆動電圧を供給する第2駆動用電源と、前記第1駆動用電源と前記第2駆動用電源とを接続する駆動電源ラインの間でありかつ前記第1,2駆動デバイスと並列接続される電圧降下用素子と、前記駆動電源ラインにおいて前記第1駆動用電源と前記電圧降下用素子との間に配置されかつ前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第1スイッチング素子と、当該第1スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第1制御素子と、を有する第1スイッチング回路と、前記駆動電源ラインにおいて前記第2駆動用電源と前記電圧降下用素子との間に配置されかつ前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第2スイッチング素子と、当該第2スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第2制御素子と、を有する第2スイッチング回路と、前記第1駆動用電源と前記第1駆動デバイスとの間に配置され、前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第3スイッチング素子と、当該第3スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第3制御素子と、を有する第3スイッチング回路と、前記第1駆動デバイスと前記第2駆動デバイスとの間に配置され、前記第1,2駆動デバイスに供給する駆動電圧を切り替える第4スイッチング素子と、当該第4スイッチング素子のONとOFFとを切り替える第4制御素子と、を有する第4スイッチング回路と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、複数の駆動デバイスを動作させる際に、これまでより少ない電圧降下用素子で駆動電圧の任意の切り替えができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、従来の駆動電圧制御回路の一例を説明するための図である。
図2は、第1の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路の一例を説明するための図である。
図3は、第1の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路のパターン1での駆動電圧の制御処理の一例を説明するための図である。
図4は、第1の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路のパターン2での駆動電圧の制御処理の一例を説明するための図である。
図5は、第1の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路のパターン3での駆動電圧の制御処理の一例を説明するための図である。
図6は、第1の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路のパターン4での駆動電圧の制御処理の一例を説明するための図である。
図7は、第2の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路の構成の一例を説明するための図である。
図8は、第3の実施の形態にかかる駆動電圧制御回路の構成の一例を説明するための図である。
図9は、第1の実施の形態ないし第3の実施の形態に係る電子機器の一例である、画像形成装置の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、駆動電圧制御装置、ファンモータの駆動電圧制御装置、および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
図1は、従来の駆動電圧制御回路の一例を説明するための図である。これまで、駆動デバイス13への印加電圧の制御方法の一つとして、駆動電源Vccと駆動デバイス13間に電圧降下用素子20を配置し、最大の駆動電圧(フルパワー)より低い駆動電圧(ローパワー)の印加を可能にする駆動電圧制御回路がある。
【0010】
この駆動電圧制御回路では、電圧降下用素子20を有し、スイッチング回路12,22内のそれぞれが有する制御素子11,21によってスイッチング素子1,2のONとOFFをそれぞれ切り替えることによって、駆動デバイス13に印加する駆動電圧を制御することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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