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公開番号
2024171619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088725
出願日
2023-05-30
発明の名称
蓄電システム及び電池管理システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約
【課題】リユース電池を採用した蓄電システムの導入に必要な費用を低減すること。
【解決手段】蓄電池として採用したリユース電池と、リユース電池の診断結果を出力する電池診断ユニットと、を備える蓄電システムであって、診断結果に基づき、運用中のリユース電池の電池寿命を推定する電池寿命推定手段と、推定した電池寿命に基づき、運用中のリユース電池の交換要否を判定する電池交換要否判断手段と、運用中のリユース電池の交換要と判定された場合、蓄電池として採用が可能なリユース電池の情報を管理する電池交換管理システムに電池交換要求を出力する電池交換要求出力手段と、を有することで上記課題を解決する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電池として採用したリユース電池と、前記リユース電池の診断結果を出力する電池診断ユニットと、を備える蓄電システムであって、
前記診断結果に基づき、運用中の前記リユース電池の電池寿命を推定する電池寿命推定手段と、
推定した前記電池寿命に基づき、運用中の前記リユース電池の交換要否を判定する電池交換要否判断手段と、
運用中の前記リユース電池の交換要と判定された場合、前記蓄電池として採用が可能なリユース電池の情報を管理する電池交換管理システムに電池交換要求を出力する電池交換要求出力手段と、
を有する蓄電システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記電池診断ユニットは、運用中の前記リユース電池の電圧、電流、及び温度の少なくとも一つを前記リユース電池のデータとして取得し、取得した前記リユース電池のデータに基づいて前記リユース電池の劣化診断を行い、前記劣化診断の結果を出力する
請求項1記載の蓄電システム。
【請求項3】
前記リユース電池の撮影画像を解析した結果に基づいて前記リユース電池の異常診断を行い、前記異常診断の結果を出力する異常判定部、
を更に備える請求項1又は2記載の蓄電システム。
【請求項4】
前記電池寿命推定手段は、前記診断結果、前記異常診断の結果、前記蓄電システムが設置された現場の使用環境計測データ、及び前記蓄電システムの電力運用データの少なくとも一つに基づいて、運用中の前記リユース電池の電池寿命をシミュレーションにより推定する
請求項3記載の蓄電システム。
【請求項5】
発電装置と、前記発電装置が発電した電力を蓄電する蓄電システムと、を備える電池管理システムであって、
前記蓄電システムは、
蓄電池として採用したリユース電池と、前記リユース電池の診断結果を出力する電池診断ユニットと、を備え、
前記診断結果に基づき、運用中の前記リユース電池の電池寿命を推定する電池寿命推定手段と、
推定した前記電池寿命に基づき、運用中の前記リユース電池の交換要否を判定する電池交換要否判断手段と、
運用中の前記リユース電池の交換要と判定された場合、前記蓄電池として採用が可能なリユース電池の情報を管理する電池交換管理システムに電池交換要求を出力する電池交換要求出力手段と、
を有する電池管理システム。
【請求項6】
前記電池診断ユニットは、運用中の前記リユース電池の電圧、電流、及び温度の少なくとも一つを前記リユース電池のデータとして取得し、取得した前記リユース電池のデータに基づいて前記リユース電池の劣化診断を行い、前記劣化診断の結果を前記電池寿命推定手段に出力する
請求項5記載の電池管理システム。
【請求項7】
前記リユース電池及び前記発電装置の少なくとも一方の撮影画像を解析した結果に基づいて前記リユース電池及び前記発電装置の少なくとも一方の異常診断を行い、前記異常診断の結果を出力する異常判定部、
を更に備える請求項5又は6記載の電池管理システム。
【請求項8】
前記電池寿命推定手段は、前記診断結果、前記異常診断の結果、前記蓄電システムが設置された現場の使用環境計測データ、及び前記蓄電システムの電力運用データの少なくとも一つに基づいて、運用中の前記リユース電池の電池寿命をシミュレーションにより推定する
請求項7記載の電池管理システム。
【請求項9】
前記電池交換管理システムを更に備え、
前記電池交換管理システムは、
回収した前記リユース電池の品質に関する電池品質情報を管理する電池品質情報管理手段と、
回収した前記リユース電池の在庫に関する電池在庫情報を管理する電池在庫情報管理手段と、
前記電池交換要求を受け付けた場合、前記リユース電池の前記電池品質情報及び前記電池在庫情報に基づき、前記交換要と判定された前記リユース電池と交換するリユース電池の情報を設備管理者に通知する通知手段と、
を有する請求項5又は6記載の電池管理システム。
【請求項10】
前記通知手段は、前記電池交換要求を受け付けた場合、前記リユース電池の前記電池品質情報及び前記電池在庫情報に基づき、前記交換要と判定された前記リユース電池を交換する交換タイミングの情報を前記設備管理者に通知する
請求項9記載の電池管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電システム及び電池管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、太陽光発電装置及び蓄電システムを用いて、発電余剰電力を有効利用することが可能となった。蓄電システムが備える蓄電池は高価であるため、電気自動車(EV)又はハイブリッド自動車(HEV)で使用済みの蓄電池を回収して、リユース電池としてリマニュファクチャリングすることで蓄電システムの蓄電池が低コスト化することが知られている。例えば特許文献1には、EV又はHEVで使用済みのリチウムイオンバッテリ(LIB)などの二次電池を、定置用蓄電池としてリユースすることが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、EV又はHEVで使用済みの蓄電池は、劣化状態にバラツキがあるという問題が知られている。したがって、EV又はHEVで使用済みの蓄電池を蓄電システムのリユース電池として採用しようとする場合は、リユース電池であるが故の品質懸念があるため、蓄電システムの運用及び保守点検の低コスト化が難しく、蓄電システムの導入に経済的な障壁があった。
【0004】
本開示は、リユース電池を採用した蓄電システムの導入に必要な費用を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態は、蓄電池として採用したリユース電池と、前記リユース電池の診断結果を出力する電池診断ユニットと、を備える蓄電システムであって、前記診断結果に基づき、運用中の前記リユース電池の電池寿命を推定する電池寿命推定手段と、推定した前記電池寿命に基づき、運用中の前記リユース電池の交換要否を判定する電池交換要否判断手段と、運用中の前記リユース電池の交換要と判定された場合、前記蓄電池として採用が可能なリユース電池の情報を管理する電池交換管理システムに電池交換要求を出力する電池交換要求出力手段と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、リユース電池を採用した蓄電システムの導入に必要な費用を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る電池管理システムの一例の構成図である。
本実施形態に係る蓄電システムの一例のハードウェア構成図である。
本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
本実施形態に係る蓄電システムの一例の機能構成図である。
本実施形態に係る電池交換管理システムの一例の機能構成図である。
本実施形態に係る電池管理システムの処理手順の一例を示したフローチャートである。
本実施形態に係る電池交換管理システムの処理の一例の説明図である。
本実施形態に係る電池交換管理システムの処理手順の一例を示したフローチャートである。
本実施形態に係る電池管理システムにより実現するビジネスモデルの一例の説明図である。
本実施形態に係る電池管理システムにより実現するサーキュラー型フローの一例の説明図である。
本実施形態に係る電池管理システムの一例の構成図である。
本実施形態に係る電池管理システムの一例の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
【0009】
<概要>
本実施形態では、車載用リチウムイオン二次電池をリマニュファクチャリングし、太陽光発電した電力の余剰分を貯めておく蓄電システムとして活用する事で、再生可能エネルギーの利用を促進する例を説明する。リマニュファクチャリングとは、廃棄段階となった商品を分解し、再生利用可能な部品に再生処理を施して再利用することを言う。
【0010】
事業化を考えたとき、蓄電システムを含む装置一式を顧客に販売するやり方が一般的ではあるが、リマニュファクチャリングしたリユース電池であるとしても、蓄電システムを含む装置一式は高額であり、導入に経済的な障壁が存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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