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公開番号
2024122751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030469
出願日
2023-02-28
発明の名称
収容装置
出願人
コイト電工株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
B61C
17/12 20060101AFI20240902BHJP(鉄道)
要約
【課題】複数の電気機器の配置自由度を高めることが可能な収容装置を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る収容装置は、底面部と、骨組体と、取付部材とを具備する。底面部は、第1の軸方向および第2の軸方向に平行である。骨組体は、底面部に設けられ、第1の平面に平行である矩形環状のメインフレームと、第1の軸方向に沿って延び、互いに平行に設けられ、メインフレームと連結する複数のサブフレームとを有する。取付部材は、骨組体に固着具によって固定され、電子機器を支持する。取付部材は、第3の軸方向に沿って互いに平行に設けられた複数の柱フレームと、第2の軸方向に沿って延び複数の柱フレームの間に設けられ電気機器を支持する複数の支持フレームと、を有し骨組体に対して固着具によって固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電気機器を収容する収容装置であって、
第1の軸方向および前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に平行な底面部と、
前記第1の軸方向と直交する第1の平面に平行である矩形環状のメインフレームと、前記第1の軸方向に沿って延び互いに平行に設けられ前記メインフレーム部と連結する複数のサブフレームとを有し、前記底面部に設けられた骨組体と、
前記第1の軸方向および前記第2の軸方向に直交する第3の軸方向に沿って延び互いに平行に設けられた複数の柱フレームと、前記第2の軸方向に沿って延び前記複数の柱フレームの間に設けられる複数の支持フレームと、を有する支持部材を有し、前記電気機器は前記複数の支持フレームそれぞれまたは前記複数の支持フレーム間に取り付けられ、前記骨組体に対して固着具によって固定される取付部材と
を具備する収容装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の収容装置であって、
前記固着具は、パネルファスナであり、
前記メインフレームおよび前記支持部材は、前記パネルファスナが取り付けられる第1の孔部を有する
収容装置。
【請求項3】
請求項2に記載の収容装置であって、
前記支持部材は、前記第1の孔部の周囲に第2の孔部を有し、
前記パネルファスナの一部が、前記第2の孔部から視認可能である
収容装置。
【請求項4】
請求項1に記載の収容装置であって、
前記支持部材は、アルミニウムフレームである
収容装置。
【請求項5】
請求項1に記載の収容装置であって、
前記収容装置は、鉄道車両の床下に設置される
収容装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば鉄道車両の床下に設置されて各種電気機器を収容する収容装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両の床下に設置されて各種電気機器を収容する床下装置として、箱状の筐体を備えたものが利用されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、内部に空間を有する箱体と、箱体内部における所定方向に沿って設けられる骨組体と、複数の電気機器を支持する長方形状の台板を、骨組体に対して固着具によって固定させる複数の取付部材と、を備え、骨組体と箱体とは溶接により固定されることについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-152343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、複数の電気機器を長方形状の台板に取り付けていたため、複数の電気機器が平面的にしか配置できず、複数の電気機器の配置できる数や配置パターンに限りがあるという問題があった。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、複数の電気機器の配置自由度を高めることが可能な収容装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る収容装置は、電気機器を収容する収容装置であって、底面部と、骨組体と、取付部材とを具備する。
上記底面部は、第1の軸方向および上記前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に平行である。
上記骨組体は、上記底面部に設けられ、上記第1の軸方向と直交する第1の平面に平行である矩形環状のメインフレームと、上記第1の軸方向に沿って延び、互いに平行に設けられ、上記メインフレームと連結する複数のサブフレームとを有する。
上記取付部材は、上記第1の軸方向および上記第2の軸方向に直交する第3の軸方向に沿って互いに平行に設けられた複数の柱フレームと、上記第2の軸方向に沿って延び上記複数の柱フレームの間に設けられる複数の支持フレームと、を有する支持部材を有し、上記電気機器は上記複数の支持フレームそれぞれまたは上記複数の支持フレーム間に取り付けられ、上記骨組体に対して固着具によって固定される。
【0008】
上記収容装置において、取付部材が複数の柱フレームと、複数の柱フレームの間に設けられ電気機器を支持する複数の支持フレームと、を有している。これにより、電気機器がそれぞれ異なる大きさのものであっても、自由に取り付ける(配置自由度を高める)ことができる。
【0009】
上記固着具は、パネルファスナであってもよい。
その場合、上記メインフレームおよび上記支持部材は、上記パネルファスナが取り付けられる第1の孔部を有する。
【0010】
上記支持部材は、上記第1の孔部の周囲に第2の孔部を有し、
上記パネルファスナの一部が、上記第2の孔部から視認可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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